グリーンスタイル(新潟)の評判と口コミを調査|自由設計とSistaで違う価格と性能の公開範囲

グリーンスタイルの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

グリーンスタイルは、新潟県長岡市のダイエープロビス株式会社が手がける注文住宅のブランドです。設計士と一緒に間取りを決める自由設計を掲げ、佐渡市を含む新潟県内全域を施工エリアにしています。いっぽう、公開の場に残っている書き込みには、定額制の家に設備がどこまで含まれるのか、網戸や雨戸は追加になるのか、といった質問が並びます。高断熱をうたう家の光熱費は実際にいくらなのか、とたずねる投稿もありました。どれも、見学や打ち合わせの段階で気になることばかりです。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに独自の口コミ調査を行っています。価格や性能、保証にかかわる数値は、会社の公式サイトと、国税庁や各省庁が公開している資料で1件ずつ確認しました。

新潟県内で、設計の自由度と性能の数値を両方見ながら進めたい方には、話を聞いてみる価値のある会社です。ただし、金額が公開されているのは定額制のセミオーダー商品だけで、自由設計の坪単価は確認できませんでした。すき間の量を表すC値も、公開資料では見つかりませんでした。総額と性能の数値は、見積もりの段階で確かめる必要があります。

この記事でわかること

  • 公開の場で確認できた投稿が15件にとどまったことと、その内訳とかたより
  • 15件がすべて検討中か見学の段階の書き込みで、住んだあとの評価は確認できなかったこと
  • 自由設計とセミオーダーで、公開されている価格と断熱の数値が違うこと
  • 構造、断熱、耐震など、公式サイトで確認できた自由設計の仕様
  • 構造と防水の20年保証を最長60年まで延ばすための条件
  • 坪単価やC値など、確認した公開資料では確認できなかった項目と、契約前にそろえたい書面
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

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詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月14日)

グリーンスタイルの口コミは、公開の場で15件しか確認できなかった

編集部が2026年8月に調べた範囲で、本文と投稿ごとのURLの両方を確認できた書き込みは15件でした。1973年の創立から半世紀以上がたつ会社ですが、公開の場でたどれる投稿はこの数にとどまりました。しかも15件は、すべて検討中の人か、見学に行った人の書き込みでした。

立場の内訳は、契約前の検討や打ち合わせについてのものが12件、モデルハウスや完成見学会を見に行った人のものが3件です。実際に建てて住んでいる方の投稿は、今回の条件では1件も確認できませんでした。そのため、住み心地やアフターサービスの評価は、口コミからは判断できません。この2つについて言えるのは、公式サイトと公的な資料で確認できた範囲だけです。

15件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ方が同じ場所に何度か書き込んでいても、投稿ごとに1件として数えました。公開されている投稿を無作為に選んだわけでも、すべて集めたわけでもありません。施主本人へのアンケートでもないので、良い・気になるの件数から利用者の評価の割合を読み取ることはできません。どこに書かれていたかは媒体の種類だけを示し、サイト名や投稿者名は伏せています。

公開投稿15件の内訳。媒体別は口コミサイト3件、掲示板Q&A12件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件、媒体不明0件。傾向別は良い5件、気になる3件、中立7件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

媒体の内訳は、掲示板やQ&Aサイトが12件、口コミサイトが3件です。SNSと個人ブログ、動画のコメントでは、投稿者本人の体験と個別のURLを同時に確認できるものが見つかりませんでした。

情報源も偏っています。1本の掲示板スレッドへの書き込みが11件あり、上位2つの情報源で13件を占めます。時期の内訳は、2021年以前が11件、2022年以降が3件、年を特定できなかったものが1件でした。古い書き込みが中心で、いまの体制をそのまま映したものではない点は、読むときに差し引いてください。

公開投稿15件の話題別件数。住宅性能・住み心地5件、設計・間取り0件、デザイン・商品3件、営業・打ち合わせ3件、施工・仕上がり0件、価格・費用4件、アフターサービス0件、その他0件。
話題別の件数です。投稿ごとに主な話題を1つだけ付けています。
話題 件数 良い 気になる 中立
住宅性能・住み心地 5件 2件 2件 1件
価格・費用 4件 0件 0件 4件
デザイン・商品 3件 2件 0件 1件
営業・打ち合わせ 3件 1件 1件 1件
設計・間取り 0件 0件 0件 0件
施工・仕上がり 0件 0件 0件 0件
アフターサービス 0件 0件 0件 0件
その他 0件 0件 0件 0件

話題別では、住宅性能・住み心地が5件で最も多く、価格・費用が4件で続きます。設計・間取り、施工・仕上がり、アフターサービスは0件でした。0件は評価が良いという意味ではありません。公開の場で、本文とURLをたどれる投稿が見つからなかった、ということです。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

良い評価に分類した5件に書かれていたこと

良いと分類した5件は、見学したときに受けた印象と、打ち合わせでの提案についての内容でした。住んでからの評価は含まれていません。

見学会とモデルハウスで受けた印象

完成見学会に行った方の投稿に、木を多く使った家の雰囲気と、間取りの自由度を評価する内容がありました。案内が丁寧だったという記録も残っています。

家具まで含めて統一感があり、室内が暖かく、音が伝わりにくいと感じたという投稿もありました。住宅祭でモデルハウスを見て、回ったなかでは特に印象に残ったという書き込みもあります。ただし、いずれも2012年から2015年ごろのもので、短い時間の見学で受けた印象です。

暖かさや音の伝わり方は、見学した季節や暖房の運転状況で変わります。同じ条件で比べたいなら、公式に示されている断熱の数値と、実際に住んでいる家の光熱費を聞くほうが確かです。

打ち合わせと提案について書かれていたこと

営業の担当者が要望をかなえようと動いてくれた、間取りとデザインの提案も良かった、という投稿が1件ありました。2022年の書き込みで、今回集まったなかでは新しいほうです。

高気密・高断熱の考え方や、エアコン1台で家全体をまかなう仕組みについて、関心を持って質問している書き込みもありました。断熱や冷暖房の仕組みまで調べたうえで検討している人がいることが分かります。

担当者の提案力は、人によって受け取り方が変わる部分です。良い評価が1件あったことを、そのまま会社全体の評価には広げられません。実際の打ち合わせで、自分の要望にどう答えてくれるかを確かめてください。

気になる評価に分類した3件に書かれていたこと

気になると分類したのは3件です。内訳は、断熱の数値と光熱費をたずねるものが2件、担当者の対応に不満を書いたものが1件でした。不具合や施工のトラブルを報告する投稿は、今回の範囲では確認できませんでした。

断熱の数値と光熱費をたずねる書き込み

高断熱をうたう商品の名前を挙げて、実際の快適さと光熱費はどうなのかを質問する投稿がありました。2018年の書き込みです。大きな窓のある分譲住宅について、温熱性能の数値を出してほしいという内容の投稿も2020年にありました。

どちらも不満の報告ではなく、数値が知りたいという質問です。同じ疑問のうち断熱については、いまは公式サイトで一部が確認できます。自由設計は断熱等級5の4地域対応相当でUA値0.6以下、セミオーダーのGREEN STYLE SistaはUA値0.48以下と書かれています。

いっぽうで、すき間の量を表すC値は、今回調べた公開資料では確認できませんでした。気密性能を上げることと、第三者機関による気密検査は、自由設計ではオプションとして案内されています。光熱費の実績も確認できなかったので、電気代の見込みは自分のプランで試算してもらう必要があります。

担当者の対応について書かれた1件

支店での打ち合わせのときに要望を受け入れてもらえず、対応に不満が残ったという投稿が1件ありました。2020年の書き込みです。

同じ時期には、訪問のあとに伝えた苦情へ会社がすぐ対応した、という投稿も残っています。同じ営業・打ち合わせの話題では、要望をかなえようと動いてくれたという良い評価も1件ありました。打ち合わせや担当者について書かれていたのは、この3件だけです。

担当者との相性や、支店ごとの進め方の違いまでは、公開されている投稿からは分かりません。1件の書き込みを会社全体の姿勢として広げることはできません。ただ、打ち合わせの進め方が合うかどうかは、契約前に自分で確かめられる部分です。要望を伝えたときにどう答えるか、できない場合に代案が出てくるかを、最初の打ち合わせで見ておきましょう。

中立に分類した7件は、値段の範囲をたずねる質問が中心

中立に分類した7件のうち、4件は価格と費用についての質問でした。良いとも気になるとも判断できない、事実確認の書き込みです。

定額制の家で標準の設備はどこまでなのか、追加の費用はかかるのか、という質問があります。網戸と雨戸、インターフォンが追加費用になるのかを、具体的にたずねる投稿もありました。動線とデザイン、説明の内容には良い印象を持ちながら、予算の判断のために他社とも比べたいという投稿もあります。

残りの3件は、性能、商品、打ち合わせがそれぞれ1件ずつです。全館空調を入れた場合の消費電力が家族の人数でどう変わるか、個別のエアコンと比べて費用はどうなるか、という質問がありました。高性能の商品と価格を抑えた商品では何が違うのか、とたずねる投稿もあります。打ち合わせの1件は、苦情を伝えたらすぐ動いてもらえたものの、もう一度足を運ぶ気にはならなかった、という書き込みでした。

質問が価格と設備の範囲に集まっている点は、この会社を検討するときの要点をそのまま示しています。金額が公開されているのは定額制の商品だけなので、含まれるものと含まれないものを一覧で出してもらうのが近道です。

契約の相手になる会社と、公的な記録で確認できたこと

グリーンスタイルは、ダイエープロビス株式会社が展開する住宅ブランドです。創立は1973年8月1日、設立は1974年6月27日で、建築工事一式と土木工事一式、宅地建物取引業、一級建築士事務所を事業として掲げています。デザイン住宅のブランドとして「Green Style Nagaoka」を始めたのは2006年3月です。

項目 公式サイトと公的資料で確認できた内容
正式な商号 ダイエープロビス株式会社
法人番号 1110001022741
登記上の本店 新潟県長岡市宝4丁目2番地25
代表者 代表取締役 権瓶 浩司
創立・設立 創立1973年8月1日/設立1974年6月27日
資本金 9,998万円
特定建設業許可 国土交通大臣(特-4)第24914号
宅地建物取引業 新潟県知事(14)第1619号
一級建築士事務所 新潟県知事(リ)第1809号
施工エリア 新潟県内(佐渡市を含む)すべてのエリア

国税庁の法人番号公表サイトでは、正式な商号がダイエープロビス株式会社、法人番号が1110001022741、登記上の本店が新潟県長岡市宝4丁目2番地25と確認できます。2026年9月14日に見た時点で、登記の閉鎖を示す表示はありませんでした。建設業の許可番号は、農林水産省が公開している2026年度の資格者名簿にも、同じ番号と所在地で載っています。

なお、グリーンスタイルという商号や屋号の会社は、新潟県外にも複数あります。この記事で扱うのは、長岡市に本店がある法人番号1110001022741の会社だけです。口コミを検索するときも、所在地と公式サイトのドメインを見て、別の会社の話と混ざらないようにしてください。

長岡市にあったグローバルホーム株式会社は、2023年1月4日にダイエープロビス株式会社へ吸収合併され、登記が閉鎖されています。古い記事や書き込みでこの社名を見かけても、いまは独立した契約の相手ではありません。公式の会社概要に法人として載っているのはダイエープロビス株式会社で、実際の契約主体は請負契約書の商号と法人番号で確かめられます。

自由設計とSistaで、公開されている数値が違う

この会社には性格の違う2つの商品があり、公開されている情報の量も違います。設計士とつくる自由設計のグリーンスタイルと、女性設計士の視点でつくるセミオーダーのGREEN STYLE Sistaです。どちらも公式の会社概要には運営する法人としてダイエープロビス株式会社が載っていて、Sistaは屋号として使われています。

項目 自由設計のグリーンスタイル GREEN STYLE Sista
商品の考え方 設計士とつくる自由設計の注文住宅 女性設計士の視点でつくるセミオーダーの家
価格の公開 坪単価・本体価格とも確認できず 26坪2,120万円から36坪2,710万円(税込)
断熱 ZEH水準仕様、断熱等級5・4地域対応相当、UA値0.6以下 HEAT20 G1相当(断熱等級5地域対応)、UA値0.48以下、BEI0.8以下
樹脂フレームとLow-E複層ガラス(寒冷地や強風の場所はトリプルを提案) 樹脂サッシと複層遮熱Low-Eトリプルガラス
耐震 耐震等級2以上(等級は間取りによる)、許容応力度計算 耐震等級3
換気 全館空調と第1種熱交換換気はオプション 第3種換気
長期優良住宅 長期優良住宅仕様(公的認定は申請費用が別途必要) 長期優良住宅仕様

金額が出ているのはSistaだけで、断熱と耐震の数値もSistaのほうが具体的です。自由設計のほうは、耐震等級について「等級は間取りによる」と書かれています。プランごとに結果が変わる商品なので、標準の数値を一本で示しにくい形になっています。

同じ会社の商品でも、前提が違えば数値も変わります。比べるときは商品名ではなく、自分が建てるプランの数値で比べるのが確実です。なお、Sistaが県内のどの地域まで対応するのか、離島での追加費用がどうなるのかは、公開資料では確認できませんでした。

自由設計の仕様は、構造と断熱まで公式に書かれている

自由設計のグリーンスタイルは、長期優良住宅仕様を基本性能に掲げています。構造は木造軸組金物工法で、柱に使うのは構造用集成材です。床は1階も2階も28ミリ厚の構造用合板を張る剛床工法で、外壁の下地には壁倍率2.7倍の耐力面材と書かれています。

基礎は布基礎に加えて、建物内部の床下一面へ防湿コンクリートを打つ仕様が標準です。地盤調査は全棟で行い、リスクが高い場合は土地に合わせた地盤改良工事を行うと説明されています。

断熱材は高性能グラスウールで、床下はポリスチレンフォームです。参考の熱抵抗値として、天井4.07、壁2.36、床下2.32㎡・K/Wが示されています。窓は樹脂フレームとLow-E複層ガラスが標準で、寒さの厳しい場所や風が強い場所ではトリプルガラスを提案すると書かれています。劣化対策は等級3相当です。

公式に確認できた特徴の図。長期優良住宅=自由設計グリーンスタイルの基本性能は長期優良住宅仕様/耐震等級=基本性能は耐震等級2以上。ただし等級は間取りによる/耐震等級の計算方法=耐震等級は許容応力度計算による/断熱性能=ZEH水準仕様、断熱等級5・4地域対応相当、UA値0.6以下/構造=木造軸組金物工法を採用し、柱に構造用集成材を使用/床構造=1階・2階の床面に28ミリ厚の構造用合板を用いる剛床工法/基礎仕様=布基礎に加え、建物内部の床下一面へ防湿コンクリートを打設する仕様が標準。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

性能を上げるためのオプションも用意されています。制震装置、全館空調と第1種熱交換換気、断熱と気密の性能向上、第三者機関による気密検査、省令準耐火仕様です。裏を返すと、第三者機関による気密検査は標準ではありません。第三者の検査以外に気密を測ることがあるのかは、公開資料では確認できませんでした。C値を重視するなら、測るかどうかと目標値を先に決めておきましょう。

価格は、定額制のSistaだけ金額が公開されている

価格は、公表されている情報が限られる部分です。自由設計のグリーンスタイルは、坪単価も本体価格も価格帯も、公開されている資料では確認できませんでした。金額が出ているのは、定額制のSistaの面積別の価格だけです。

広さ 間取り 価格(税込)
26坪 3LDK 2,120万円
28坪 3LDK 2,232万円
30坪 3LDK 2,350万円
32坪 4LDK 2,470万円
34坪 4LDK 2,590万円
36坪 4LDK 2,710万円

この金額には、カーテンやエアコン、照明、食洗機、浴室乾燥などが含まれると公式に説明されています。含まれないのは、土地と土地の取得にかかる費用、地盤改良費、外構工事、特殊工事、外的な要因による費用です。実際に必要な総額は、この金額に土地と外構、諸費用を足した形になります。

価格の表示には注意が必要です。2026年8月18日の調査時点で、公式の価格ページには2,120万円から2,710万円と書かれていました。いっぽう、別の公式ページと2026年4月13日付の記事には、2,030万円から2,620万円、28坪2,150万円、30坪2,268万円といった表示が残っていました。どちらがいつから適用されるのかは、調べた範囲では確認できませんでした。

掲載されている金額だけで予算を決めないほうが安全です。見積書の日付、契約の日、価格を改定した日、そして税込の総額を、担当者に確認しておきましょう。公式サイトに坪単価の表示がないこと自体は、延床面積の取り方や工事の範囲で数字が動くため、一概に不親切とは言えません。ただ、比べるには何かの数字が要りますから、総額でそろえた見積書を出してもらうのが現実的です。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

保証は20年から。60年まで延ばすには条件がある

保証は、公開されている情報がそろっている部分です。構造と防水は初期20年で、点検と必要なメンテナンスを続ければ最長60年まで延びると書かれています。対象は2022年以降に建てた全棟です。

種類 公式サイトで確認できた内容
構造・防水 初期20年。10年に1回の点検と必要なメンテナンスを条件に最長60年。2022年以降に建設した全棟が対象
地盤 地盤調査と状況に応じた基礎・地盤改良を条件に、不同沈下による損害を完成後20年保証。点検と必要なメンテナンスで最長60年
シロアリ 初期10年、補償の上限は500万円。10年目以降は5年ごとの点検とメンテナンスで最長30年
住宅設備 給湯器・エコキュート、システムキッチン、システムバス、洗面化粧台、温水暖房便座をメーカー保証1年に9年を加えた合計10年。期間中の修理費は回数を問わず無料
建築中の検査 国土交通大臣が指定する住宅瑕疵担保責任法人による検査を計3回
引き渡し後の窓口 24時間365日対応のかけつけサービス、無料の定期点検制度、専用アプリ「おうちノート」

延長の条件は、10年に1回の点検と、必要なメンテナンスの実施です。10年目以降の点検とメンテナンスは有償だと明記されています。施工した会社が廃業するなどして事業を続けられなくなった場合には、第三者機関が最長60年まで保証を引き継ぐとも書かれています。

ただし、点検が何年目に何回あるのか、どこまでが無料なのかは、公開されている資料では確認できませんでした。60年まで延ばすときの工事の項目と金額、保証を引き継ぐ第三者機関の名前、免責の範囲も同じです。保証書と点検の予定表を引き渡し前に見せてもらい、無料と有料の境目を確かめておきましょう。

公開資料では確認できなかったこと

次の項目は、公式サイトと公的な資料を見た範囲では確認できませんでした。項目そのものが無いという意味ではありません。

  • 自由設計のグリーンスタイルの坪単価、本体価格、価格帯
  • 全棟に共通するC値と、保証される気密の数値
  • 定額制の価格が、いつから今の金額になったのか
  • 定期点検のすべての時期と、無料で受けられる範囲
  • 構造と防水の保証を延ばすときの工事内容と費用、保証を引き継ぐ第三者機関の名前
  • いまのZEHビルダーとしての登録状況と、年度ごとの実績
  • 長期優良住宅の認定を全棟で取得しているかどうかと、申請費用の額
  • 許容応力度計算を行う範囲と、計算書を受け取れるかどうか
  • GREEN STYLE Sistaが対応する地域と、離島での追加費用

2018年のブランド公式の記事には、当時ZEHビルダーの認定を受けていたと書かれています。ただし、いまの性能ページの表記はZEH水準仕様で、全棟がZEHの認証を受けるとも、太陽光発電が標準とも書かれていません。補助金を使う予定があるなら、ZEH水準の断熱性能と、ZEHの認証や太陽光発電は分けて確認しておく必要があります。

グリーンスタイルが合いそうな人と、時間をかけて確かめたい人

合いそうなのは、新潟県内で設計士と一緒に間取りを考えたい方です。施工エリアに佐渡市を含む県内全域が入っているので、地域によって選択肢が限られる場合にも候補になります。2020年のKMEW DESIGN AWARDでは、長岡のモデルハウス「ここが、家族の実家」が関東エリア賞を受けています。

予算の上限をはっきりさせたい方には、定額制のSistaのほうが分かりやすい商品です。26坪で2,120万円からという金額が公開されていて、含まれる設備も公式に示されています。耐震等級3とUA値0.48以下という数値も出ているので、他社の定額制商品とそろえて比べられます。

いっぽう、C値や光熱費の実績、坪単価まで並べて比べたい方は、確かめる作業に時間がかかります。今回の調査では、住んだあとの評価が公開の場で見つかりませんでした。完成見学会や、入居済みの住まいを見せてもらえるかどうかを、早い段階で聞いておくと判断しやすくなります。

契約前に書面でそろえておきたいこと

この会社を検討するなら、次の6つを書面でそろえておくと、他社と同じ条件で比べられます。どれも打ち合わせの段階で頼めるものです。

  • 土地と外構、諸費用まで入れた総額の見積書と、一式と書かれた部分の内訳
  • 定額制の価格については、見積書の日付、契約日、価格を改定した日、税込の総額
  • 自分のプランのUA値とC値。気密測定を行うかどうか、測るのは誰で、いつ測るのか
  • 耐震等級と計算の方法、許容応力度計算の計算書を受け取れるかどうか
  • 点検の時期と回数、無料の範囲、10年目以降にかかる費用の目安
  • 請負契約書の契約主体が、ダイエープロビス株式会社(法人番号1110001022741)であること
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事ですから、一式と書かれた部分の内訳は遠慮なく求めて構いません。ここまでそろえば、坪単価が公開されていなくても、他社の見積もりと並べて判断できます。

グリーンスタイルについてよくある質問

グリーンスタイルの坪単価はいくらですか

A. 自由設計のグリーンスタイルについては、坪単価も本体価格も価格帯も、公開されている資料では確認できませんでした。金額が出ているのは定額制のGREEN STYLE Sistaで、26坪3LDKが2,120万円、36坪4LDKが2,710万円と公式の価格ページに書かれています。いずれも消費税込みの表示で、土地や地盤改良、外構の費用は含まれません。予算を決めるときは、土地と諸費用を足した総額の見積書で比べてください。

断熱と気密の数値はどのくらいですか

A. 自由設計は断熱等級5の4地域対応相当で、UA値0.6以下と公式に書かれています。セミオーダーのGREEN STYLE SistaはHEAT20 G1相当で、UA値0.48以下、窓は樹脂サッシと複層遮熱Low-Eトリプルガラスです。すき間の量を表すC値は、全棟に共通する数値を確認できませんでした。気密性能を上げることと、第三者機関による気密検査は、自由設計ではオプションとして案内されています。測定するかどうかと目標値は、契約前に決めておきましょう。

耐震等級3の家になりますか

A. 商品によって表示が違います。自由設計の基本性能は耐震等級2以上で、等級は間取りによると書かれています。計算の方法は許容応力度計算です。GREEN STYLE Sistaのほうは耐震等級3と公式の性能ページに書かれています。ただし、どの範囲まで許容応力度計算を行うのか、計算書を受け取れるのかは、公開資料では確認できませんでした。等級3を希望するなら、プランごとの可否と計算書の引き渡しを先に確認してください。

保証と点検はどうなっていますか

A. 構造と防水は初期20年で、10年に1回の点検と必要なメンテナンスを行えば最長60年まで延びると書かれています。対象は2022年以降に建てた全棟です。地盤は初期20年、シロアリは初期10年で補償の上限が500万円、住宅設備はメーカー保証1年に9年を加えた合計10年です。10年目以降の点検とメンテナンスは有償になります。点検の時期と無料の範囲は公開資料で確認できなかったため、保証書と点検表で確かめてください。

グリーンスタイルの口コミが少ないのはなぜですか

A. 本文と投稿ごとのURLの両方を確認できたものに限ると、15件でした。うち12件は掲示板やQ&Aサイトの書き込みで、11件は同じ1本のスレッドに集まっています。SNSや個人ブログでは、投稿者本人の体験と個別のURLを同時に確認できるものが見つかりませんでした。15件はすべて検討中か見学の段階の内容で、住んだあとの評価は確認できていません。実物は、公式の施工事例と見学会で確かめる必要があります。

まとめ

確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開の場で本文とURLを確認できた投稿は15件で、すべて検討中か見学の段階のものだった
  • 話題は住宅性能・住み心地が5件、価格・費用が4件、デザイン・商品と営業・打ち合わせが各3件
  • 自由設計は断熱等級5の4地域対応相当でUA値0.6以下、耐震等級は許容応力度計算で2以上
  • 定額制のGREEN STYLE Sistaは26坪2,120万円から36坪2,710万円の税込表示で、耐震等級3、UA値0.48以下
  • 構造と防水の保証は初期20年で、10年ごとの点検と必要なメンテナンスを条件に最長60年

いっぽうで、確かめられなかった項目もあります。自由設計の坪単価と本体価格、全棟共通のC値、定額制の価格がいつ改定されたのか。定期点検の全部の時期と無料の範囲、保証を60年まで延ばすときの費用と第三者機関の名前。許容応力度計算の範囲と計算書の交付も、公開資料では確認できませんでした。

確認できなかった数値も、書面でもらえば比べられます。総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値と気密測定の有無、耐震等級の計算書、保証書と点検の予定表。この4つがそろえば、坪単価が分からなくても、他社と同じ条件で並べられます。

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