マレアハウスデザインの評判は?口コミ83件を調査して分かったこと

Uncategorized

マレアハウスデザインは、栃木県小山市の会社が手がける完全自由設計の注文住宅ブランドです。屋上のある家や、リゾートを思わせるモデルハウスで名前を知った方も多いと思います。マレアハウスデザインを検索すると、検索候補に「デメリット」が表示されることがあります。検索候補は同じ言葉で調べた人がいたという記録であって、その中身が事実だと決まったわけではありません。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに公開されている口コミを独自に調査しています。価格や性能、保証、会社の登録内容については、公式サイトと国の検索システムで一つずつ照らし合わせました。

今回読んだ口コミは83件で、内訳はどちらとも言えない内容が51件、良い評価が19件、気になる評価が13件でした。無作為に選んだ83件ではないので、世の中の割合を表す数字ではありません。公的な記録の側では、建設業の許可も宅地建物取引業の免許も有効期間の中にあり、登記の記録が閉じられた形跡もありませんでした。

栃木県と近隣で、間取りも仕様も一から決める家を建てたい方には候補になる会社です。ただし価格と断熱の数値は公式サイトで見つけられず、標準仕様とオプションの境目を示すページも見つけられませんでした。総額と性能は、見積もりと書面で確かめる手順を省けません。

この記事でわかること

  • 公開されていた口コミ83件を話題別に分けると、何が多かったのか
  • その83件がどこから集まり、いつ書かれたものなのか
  • 契約する相手はどの会社で、どんな許可と免許を持っているのか
  • 価格と坪単価は、どこまで公開されているのか
  • 耐震と断熱で、公式に確認できる数値と確認できない数値
  • 標準仕様とオプションの境目をどう確かめるか
  • 保証と点検の中身、そして条件が読み取れなかった部分
  • 契約前に書面でもらっておきたいもの
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

資料を先に集めておくメリット

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。

複数社を並べて見られる
1社だけで決めずに済む
数百万円の差に気づける
工務店もメーカーも見られる

カタログ請求なら、この4つを一度にまとめて用意できます。

目的で選ぶ3サービス

予算を抑えて探したい

LIFULL HOME'S

LIFULL HOME'S ローコスト住宅カタログ一括請求無料で住宅カタログを取り寄せる

地域の工務店も見たい

SUUMO

SUUMO 注文住宅の工務店資料請求無料で工務店・メーカーの資料を見る

相談しながら決めたい

HOME4U 家づくりのとびら

HOME4U 家づくりのとびら 無料家づくりプラン無料で家づくりプランを相談する

どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。売買と住宅ローンの相談を受けてきた立場から、許可や免許の登録内容と、価格や保証にかかわる記載を公開資料で確認しています。(監修日:2026年9月5日)

マレアハウスデザインの基本情報の表。屋号はマレアハウスデザイン、運営法人は潮田建設株式会社、法人番号は5060001014055、本社は栃木県小山市、資本金2,000万円、従業員数56名、対応エリアは栃木・茨城・群馬・埼玉、建設業許可は国土交通大臣許可第027917号の特定建設業、宅地建物取引業免許は栃木県知事免許第004639号。表の下に公開されていた口コミ83件を調査と記載
マレアハウスデザインの基本情報。運営する法人と、許可や免許の名義は潮田建設株式会社です。
  1. 公開されていた口コミ83件を12の話題に分けた
    1. 担当者への評価は、良い側に寄りながら分かれている
    2. 引き渡し前後の指摘と、同じ時期に出ている満足の声
    3. デザインと屋上まわりの受け止め方
  2. 口コミがほぼ1つの掲示板に集まり、しかも古い
  3. 契約するのは潮田建設株式会社
  4. 価格と坪単価は、公式サイトで見つけられなかった
  5. 耐震等級3と制震装置について公表されていること
  6. 断熱の中身と、公式サイトで見つけられなかった数値
  7. 標準仕様とオプションの境目が見えにくい
  8. 保証とアフターサービスで確認できたこと
    1. 最長60年という表示の読み方
    2. 瑕疵保証は、法律が定める10年とは別に読む
  9. 契約手続きと見積書の示し方に指摘が出ている
  10. マレアハウスデザインを選ぶ理由になりやすいところ
  11. 契約前に引っかかりやすいところ
  12. マレアハウスデザインが向いている人と、慎重に進めたい人
    1. 向いている人
    2. 慎重に進めたい人
  13. 契約前に書面で確かめたい4つのこと
  14. マレアハウスデザインについてよくある質問
    1. マレアハウスデザインの坪単価はいくらですか
    2. マレアハウスデザインと契約するのはどの会社ですか
    3. 断熱性能のUA値やC値は公開されていますか
    4. マレアハウスデザインの耐震性能はどの程度ですか
    5. 保証は最長60年と書かれていますが、60年間ずっと無償ですか
    6. マレアハウスデザインの対応エリアはどこまでですか
    7. マレアハウスデザインの口コミが少ないのはなぜですか
  15. まとめ

公開されていた口コミ83件を12の話題に分けた

公開されていた口コミを話題ごとに分けると、多かったのはデザインと空間演出で12件でした。次いで施工品質と引き渡し時の不具合が11件、価格と坪単価やオプション費用が10件と続きます。

件数の見方には、前提がいくつかあります。数えているのは投稿の件数であって、人数ではありません。この83件は、建てた施主本人へのアンケートではなく、インターネット上に公開されていた書き込みを読んで分けたものです。無作為に選んだわけでも、公開されているものをすべて集めたわけでもないので、割合や多数派の根拠には使えません。

媒体の名前は伏せ、住宅系の掲示板、口コミの投稿サイトという総称で書いています。価格や性能、保証の数値は口コミからではなく、公式サイトと公的な登録情報から取りました。

口コミは個人の体験と感想です。強く印象に残った出来事ほど書き込まれやすく、満足している人ほど黙っている場合もあります。投稿だけでは、そのあと会社がどう対応したのかまで分かりません。話題ごとの件数は、その話題がどれだけ話されたかを示すもので、会社の点数ではありません。この記事で扱うのは、良い評価と気になる評価の両方です。

調査手順を3段階で示した図。第1段階は公開されていた口コミ・体験談83件を1件ずつ読むこと、第2段階は12の話題へ分類すること、第3段階は公式サイトの記載と公的な登録情報に照らして確かめること
今回の調査手順。読み分け、話題ごとの分類、公式情報との照合の順で進めています。

対象にしたのは、2026年9月の時点でインターネット上に公開されていた、マレアハウスデザインについての口コミと体験談です。1件につき主な話題を1つに決めて数えました。良いか気になるかがはっきり読み取れた投稿は32件で、残る51件は、良いとも気になるとも決めきれない内容です。質問や相づちが多くを占めますが、仕様や価格に触れた書き込みも含まれています。

口コミ83件の内訳図。媒体別は掲示板やQ&Aサイトが82件、口コミ総合サイトが1件。受け止め方別はどちらとも言えないが51件、良いが19件、気になるが13件。どちらの軸でも合計は83件
媒体別と受け止め方別の内訳。どちらの軸でも合計は83件になります。

話題ごとの件数と、投稿に書かれていた主な内容は次のとおりです。件数の多い少ないは、掲示板でどの話が続いたかによる部分が大きく、実際に起きた出来事の多さではありません。

話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
デザイン・空間演出 12件 屋上やルーフバルコニー、モデルハウスの雰囲気、外観への感想
施工品質と引き渡し時の不具合 11件 打ち合わせと違う仕上がり、引き渡し前の確認、現場の進み方
価格・坪単価・オプション費用 10件 価格の水準、造作家具やオプションの金額、値引きの有無
契約手続き(申込金・見積書の示し方) 9件 概算見積もりの示し方、申込金、支払いの区分
標準仕様と設備の内容 9件 どこまでが標準か、性能を上げる部分の扱い、設備の質
営業・打ち合わせの対応 8件 担当者の説明、間取りの描き直し、来場時の応対
設計・間取りの提案力 6件 自由度の高さ、生活動線、設計担当者との相性
断熱・気密と冷暖房の住み心地 6件 吹き抜けの寒さ、外張り断熱を足した結果、冷暖房の効き方
公開されている口コミ・情報の少なさ 4件 建てた人の声を探す書き込み
耐震・構造 3件 制震装置が標準かどうか、構造の説明の分かりにくさ
会社の沿革と信頼性 3件 創業からの年数、会社概要の書き方
アフター・保証・点検 2件 点検やアフターの実際を尋ねる質問
話題別に見た口コミの件数の横棒グラフ。デザイン・空間演出12件、施工品質と引き渡し時の不具合11件、価格・坪単価・オプション費用10件、契約手続き9件、標準仕様と設備の内容9件、営業・打ち合わせの対応8件、設計・間取りの提案力6件、断熱・気密と冷暖房の住み心地6件、公開されている口コミ・情報の少なさ4件、耐震・構造3件、会社の沿革と信頼性3件、アフター・保証・点検2件。合計は83件
話題別の件数。順位を付けるためのものではなく、どの話がよく続いたかを示す図です。

担当者への評価は、良い側に寄りながら分かれている

営業と打ち合わせについての投稿は8件で、うち7件が良い評価、1件が気になる評価でした。有資格の設計担当と専属のコーディネーターが打ち合わせに入るので安心できた、という投稿があります。申し込みのあとに間取りを何度も描き直してもらい、夜遅くまで付き合ってもらったという投稿もありました。他社と迷った末に、最後は営業担当者で決めたという書き込みもあります。

気になる評価のほうは、見学に行ったらできないことばかり言われて提案が通らず、応対も良くなかったという内容でした。同じ会社で正反対の受け止め方が並んでいますが、担当者の違いによるものか、時期や状況の違いによるものかは、投稿からは分かりません。会社の側には、誰が担当しても同じ説明ができる体制を整える責任があります。検討する側は、最初の面談で設計担当とコーディネーターの体制を聞き、合わないと感じたら早い段階で相談してみてください。

引き渡し前後の指摘と、同じ時期に出ている満足の声

施工品質と引き渡し時の不具合は、デザインに次いで投稿が多い話題でした。内訳は気になる評価が3件、どちらとも言えない内容が8件です。2020年には、打ち合わせと違う箇所が複数見つかったという投稿がありました。建具や設備の位置、配管にかかわるものが挙がっています。2019年にも、洗面所の床材の色と棚の高さが打ち合わせどおりではなかった、という書き込みが残っていました。

ただし、同じ2020年のスレッドには、他社を見ずに決めたけれど住み心地も性能もデザインも満足しているという投稿や、間取りを何度も描き直してもらえたという投稿も並んでいます。外壁の仕上げが安く見えたと書いた人が、豪華すぎない点は好感が持てるとも書いていました。現場の担当者と時期によって結果が分かれていて、会社全体がそうだと読める材料ではありません。

2019年には、展示場を増やしてから仕上がりが以前より雑になったと感じる、という投稿もありました。これは投稿した人の印象であって、時期による品質の変化を裏づける記録ではありません。書き込みが2018年から2021年に集中している点と合わせて読む必要があります。

設計についても受け止め方が分かれています。生活動線が考えられておらず暮らしにくいという投稿がある一方、設計担当とのやりとりでは不満が残ったものの、間取りと造作は気に入って住み心地は良いという投稿もありました。決める項目が多い自由設計では、打ち合わせで決めた内容が図面と仕様書に反映されているかどうかで結果が変わります。

建てる側でできるのは、引き渡し前の確認を先に決めておくことです。施主検査をいつ行うのか、直してほしい箇所をどの書式で伝えるのか、直ったかどうかを誰がどう確認するのか。この3点を契約前に聞いておくと、当日になって慌てずに済みます。是正の期限を決めて記録に残す進め方は、会社側にとっても手戻りを減らします。

デザインと屋上まわりの受け止め方

デザインと空間演出は、いちばん投稿が多かった話題です。10社以上を見学したうえで決めて後悔はない、想像以上の仕上がりで毎日が快適だという投稿があります。来客に外観を褒められ、たまに使う屋上も楽しいという投稿もありました。

その一方で、モデルハウスが豪華すぎて自分の生活を想像しにくいという声や、屋上は子どもが大きくなると使い道が減るのではという疑問も出ています。実際に、屋上は結局使わなくなったという投稿もありました。屋上をつくらず大きなルーフバルコニーにしたという書き込みもあり、同じ会社でも選び方で結論が変わります。

屋上やルーフバルコニーは、広さによって工事費が変わりますし、防水の手入れも必要になります。どんな場面で使うのかを具体的に思い描いたうえで、必要な広さと、将来の手入れにかかる費用の目安を設計の段階で聞いておいてください。

口コミがほぼ1つの掲示板に集まり、しかも古い

この記事で扱う83件には、はっきりした偏りがあります。82件が住宅系の掲示板の同じスレッド1本に書き込まれたもので、残る1件が口コミの投稿サイトに寄せられた体験談です。83件がそれぞれ別の書き手による声だという意味ではありません。

集める先として想定していた媒体は5種類でしたが、実際に集まったのは2種類だけです。SNS、個人のブログ、動画のコメント欄からは、投稿1件ごとのURLが取れる口コミを1件も採用できませんでした。取れなかったものは件数に入れていません。

書かれた年も、古い側に寄っています。2018年から2021年までで72件を占め、2022年以降は11件です。この間に展示場も社内の体制も変わっている可能性があるので、古い投稿を今の状態の評価として読むのは無理があります。とくに施工と打ち合わせの話は、いつの時点の話なのかを確かめながら読んでください。

このスレッドは2018年に立ち、2026年まで続いています。途中で削除されて中身が残っていない投稿が4件ありました。運営が消したものと、投稿した本人の依頼で消えたものが混じっていて、書かれていた内容は分からないので推測はしません。このほかに、御礼だけの書き込みと、会社の評価を含まない一般論が1件ずつあり、こちらも件数に入れていません。

URLは83件すべてを実際に開いて確認し、表示できないものはありませんでした。なお、名前の一部が同じ別の会社の製品に触れた投稿が1件あり、これは対象から外しています。

つまりこの83件は、マレアハウスデザインについて公開されている書き込みの全体像ではありません。1つの掲示板に集まった、やや古い時期の書き込みです。件数の多い少ないを会社の評価と読み替えないでください。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

契約するのは潮田建設株式会社

マレアハウスデザインは屋号で、契約の相手になる法人は潮田建設株式会社です。建設業の許可も宅地建物取引業の免許も潮田建設株式会社の名義で、マレアハウスデザイン名義の許可や免許はありません。契約書や重要事項説明書に載るのは屋号ではなく法人名なので、最初に押さえておきたい点です。

この関係は、公式サイト自身が明かしています。トップページにはサイトの情報を機械が読み取るための記述が埋め込まれ、名称としてMAREA HOUSE DESIGN、別名として潮田建設株式会社と書かれていました。潮田建設株式会社は建築部、土木部、住宅事業部の3部門をもつ総合建設業で、マレアハウスデザインはそのうち住宅事業のブランドにあたります。

国税庁の法人番号公表サイトによると、商号は潮田建設株式会社、法人番号は5060001014055、本店は栃木県小山市駅東通り2丁目39番11号です。変更履歴に載っているのは平成27年10月5日の新規指定という1行だけで、商号の変更も本店の移転も、登記記録が閉じられた記載もありませんでした。

許可と免許は、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで次のとおり確認できます。

種別 番号 区分 有効期間
建設業許可 国土交通大臣許可 第027917号 特定建設業。土木一式、建築一式、大工、とび土工コンクリート、屋根、管、鉄筋、舗装、防水、内装仕上、造園、水道施設、解体の13業種 令和7年9月29日から令和12年9月28日まで
宅地建物取引業免許 栃木県知事免許(04)第004639号 最初の免許年月日は平成19年9月18日 令和4年9月19日から令和9年9月18日まで

特定建設業は、元請として受けた工事で下請に出す金額が一定の額を超えるときに必要になる区分です。13業種すべてが特定の区分で、しかも都道府県をまたぐ国土交通大臣の許可になっています。埼玉県加須市に支店があることが、複数の県にまたがる許可と対応しています。住宅だけでなく土木や建築も手がける法人の姿が、この登録内容にも表れているわけです。

番号に付く括弧の中の数字を、営業してきた年数と読まないでください。公式サイトが載せている建設業許可の表記は「国土交通大臣 許可(特-2)第27917号」で、この括弧の数字は許可を受けた年度を表します。宅地建物取引業の(04)のほうは、最初の免許を1として、更新のたびに1つずつ増える数字です。

宅地建物取引業の届出上の総従事者数は3人で、うち専任の宅地建物取引士が1人です。この3人は不動産の売買や仲介にかかわる届出上の人数で、公式サイトが載せている従業員数56名とは数え方が違います。土地探しから頼むつもりなら、担当が宅地建物取引士かどうかを最初に確かめてください。

創業の時期は、公式サイトの中で2通りに書かれています。会社概要は大正9年9月、法人サイトの沿革は大正8年4月に栃木県下野市小金井で材木店として創業したと記載しています。法人としての設立は昭和28年7月で、当時の商号は株式会社潮田材木店でした。どちらの表記でも創業から100年を超えますが、年を1つに決められないので両方を並べておきます。

2023年には、会社概要に本社の所在地が載っていないという指摘の投稿もありました。法人としての本店所在地は、先に挙げた法人番号公表サイトと国土交通省の登録情報の両方で確認できます。所在地や許可の有効期間は、公式サイトの記載を待たなくても公的な検索システムで調べられます。

なお、商号が同じ「潮田建設」は、建設業の登録名簿に他にも載っています。茨城県に3社、東京都に1社あり、いずれも別の法人です。4社とも名簿に載ったままで、営業をやめた記録はありません。社名が同じというだけで、この記事の会社と結び付けて読まないでください。

価格と坪単価は、公式サイトで見つけられなかった

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。トップページ、会社概要、コンセプト、デザイン、性能と構造、展示場の一覧まで見ましたが、坪単価も本体価格も、金額そのものの記載を見つけられませんでした。会社概要に「安心価格システム」という言葉はありますが、金額の説明は付いていません。

掲示板には金額の話が10件あります。建築中の立場から、見た目ほど高くはないという投稿がありました。値引きは吹き抜けの分だけで、造作家具だけで数百万円かかったという投稿もあります。標準仕様は他社とあまり変わらないが値引きはない、という書き込みも残っていました。

ただし、これらは投稿した人が自分の契約や見学から受け取った印象です。比べた相手も、建てた年も、選んだ仕様も人によって違います。ある会社より安い、高いといった比較を、この記事の判断として書ける材料ではありません。2026年になって「今の坪単価はどのくらいか」と尋ねる書き込みも出ていて、掲示板の中でも最新の水準は共有されていない状態です。

第三者のまとめサイトが坪単価の目安を載せていることがありますが、それぞれのサイトの推計であって、会社が公表した数字ではありません。公式の数値として扱わないでください。

坪単価そのものは、延床面積の取り方や、どこまでの工事を含めるかで簡単に動きます。比べる目安としては当てにしにくいので、公式サイトで坪単価が見当たらないこと自体を不誠実だと決めつける必要はありません。ただ、検討する側は何かの数字で並べないと判断できません。

比べるなら、総額の内訳をそろえるほうが早く済みます。本体工事、付帯工事、地盤改良、屋外の給排水、外構、照明とカーテン、火災保険、登記や住宅ローンにかかる費用、それに土地代。この費目でそろえた見積書を、同じ延床面積と同じ設備条件で他社からももらえば、坪単価がなくても並べられます。見積書に「一式」とまとめられた項目があれば、中身を分けて出してもらってください。何にいくらかかるのかを説明するのは、会社側の仕事です。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

耐震等級3と制震装置について公表されていること

地震への備えは、公式サイトが数字を出している数少ない部分です。性能と構造のページに耐震等級3と掲げられ、制震装置としてプレミアムKダンパーが紹介されています。この装置は国土交通大臣の認定を受けた耐力壁で、壁倍率は3.3倍と記載されています。

試験の結果も、公式サイトに載っていました。震度7の揺れを5回ずつ、合わせて10回続けて加えた試験で、筋交いだけの試験体と比べて揺れ幅が最大76%軽減したという内容です。ここで比べているのは試験体どうしであって、実際に建った家で測った値ではありません。試験を行った機関と実施した年は、今回確認した公開資料では分かりませんでした。

仕組みとしては、フェノール樹脂とステンレス鋼の摩擦で揺れを熱に変えると説明されています。掲示板には、制震部材が標準なのかオプションなのかを尋ねる投稿や、構造の説明が一括りで分かりにくいという投稿がありました。2024年には、公式サイトに耐震等級や断熱等級の明記がなく判断できないという書き込みも出ています。ただし耐震等級については、先に挙げたとおり性能と構造のページに記載があります。断熱等性能等級のほうは、今回確認した範囲でも記載を見つけられませんでした。

耐震等級3という表記が、設計上そう計算しているという意味なのか、住宅性能評価書を取得しているという意味なのかは、公開資料からは読み取れませんでした。標準なのかオプションなのかの区分も同じです。等級を根拠に選ぶなら、自分のプランで住宅性能評価書を取るのかどうか、取る場合の費用はいくらかを、設計の段階で確かめておいてください。

断熱の中身と、公式サイトで見つけられなかった数値

断熱は、材料の名前まで出ている一方で、住まい全体の性能を表す数値を見つけられませんでした。床には押出法ポリスチレンフォームのミラフォームΛが使われ、熱伝導率は23℃で0.022W/m・Kと記載されています。屋根と壁は現場で吹き付ける硬質ウレタンフォームで、グラスウール10kのおよそ1.5倍の断熱効果があるという説明が添えられていました。換気は熱交換型で、微粒子用フィルターの捕集効率は約95%とされています。

この捕集効率には条件が付いています。対象の粒子径が2.0マイクロメートル以上、風量50立方メートルという条件で、フィルターを1回通した場合の値です。0.5マイクロメートル未満の微粒子については除去を確認できていないと、公式サイト自身が注記しています。

いっぽうで、UA値とC値は見つけられませんでした。性能と構造のページ、コンセプト、デザイン、トップページを探しましたが、数値の記載にたどり着けません。公表していないと断定はできませんが、少なくとも公式サイトを読むだけでは他社と数値で比べられない状態です。ZEHの実績や目標についても、記載を確認できませんでした。

掲示板には、来場したときにUA値0.60、C値0.5前後という平均値を聞いた、という2024年の投稿があります。これは来場した人が口頭で聞いた内容の報告で、会社が公表した数値ではありません。同じ投稿には、性能を上げる部分はオプションだと聞いたとも書かれています。数値として持ち歩くのではなく、自分のプランで計算してもらうときの手がかりとして読んでください。

住み心地についての投稿は6件ありました。オプションの外張り断熱にしたら夏は涼しく冬は暖かく、前の住まいとは比べものにならないという投稿があります。吹き抜けがあるので寒さを感じることはあるけれど、工夫すれば真冬も暖かいという投稿もありました。反対に、生活動線への不満を書いた投稿の中に、断熱についても寒かったと記した2023年の書き込みがありました。断熱の仕様をどこまで足したかで、結果が分かれているように読めます。

性能と構造のページには「長期優良住宅仕様」という言葉もあります。認定を実際に取った件数や、標準で対応するのかどうかまでは確認できませんでした。

項目 公式サイトの記載 読み取れなかったこと
耐震 耐震等級3 標準かオプションか。設計上の計算か、住宅性能評価書の取得か
制震 国土交通大臣認定の耐力壁を採用 試験を行った機関と実施年
床の断熱 押出法ポリスチレンフォーム 標準かオプションかの区分
屋根と壁の断熱 現場で吹き付ける硬質ウレタンフォーム 外張り断熱と吹き付けのどちらが標準か
換気 熱交換型。微粒子用のフィルターを備える 0.5マイクロメートル未満の微粒子の除去
断熱の数値 記載を見つけられなかった UA値、C値、断熱等性能等級
長期優良住宅 「長期優良住宅仕様」と記載 認定を取得した件数、標準で対応するかどうか

断熱を比べたいなら、自分の間取りでのUA値の計算書、断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様、気密測定を行うかどうかの4点を、見積もりのときに書面で頼んでください。この4点がそろえば、公表された数値がなくても比較の材料になります。

標準仕様とオプションの境目が見えにくい

掲示板でくり返し出てくるのが、どこまでが標準でどこからがオプションか、という話です。標準仕様と設備についての投稿は9件ありました。性能のページに基本の仕様のように書かれていたものが、聞いてみるとほとんどオプションだった、という2019年の投稿があります。標準装備の記載がなくて分かりにくい、という書き込みも同じ時期に出ていました。

反対の受け止め方もあります。標準仕様は他社とあまり変わらない、ただし値引きはないという投稿があり、標準仕様の設備も良いものだったという投稿もありました。「7・5・3」というシリーズ区分が何を指すのか分からないという質問も残っていますが、この区分は公式サイトでは確認できませんでした。

公式サイトには、標準仕様を一覧にしたページを見つけられませんでした。一棟ごとに仕様を選ぶ完全自由設計では、標準の範囲を文章だけで示しにくい面はあります。それでも、契約前に何が含まれているのかを示すのは会社側の役目です。

依頼する側でできることは、はっきりしています。標準仕様書を書面でもらい、キッチン、浴室、洗面、トイレ、給湯器、サッシ、断熱材、床材、外壁材の型番と等級まで書かれているかを見てください。そのうえで、見積書に入っているオプションを別紙に並べてもらえば、総額のどこが標準でどこが追加なのかがはっきりします。断熱の仕様も、同じ紙の上で確かめられます。

保証とアフターサービスで確認できたこと

公式サイトが掲げている保証は、住宅設備の対象機器の10年間の無償修理、24時間365日の緊急対応、地盤保証、シロアリ保証、そして建物の最長60年保証です。ただし、条件まで読み取れたものと、読み取れなかったものが混じっています。まとめて手厚いと読むと、判断を誤ります。

対象 公式サイトの記載 条件
建物の長期保証 建物最長60年保証 確認できず。延長の条件、初期の保証年数、対象となる部位のいずれも読み取れなかった
瑕疵保証 引渡しから20年間で不具合が発生したときに、第三者機関が補修費用を一定割合で保険金として支払う 保険法人への加入は公表されている。法律が定める新築住宅の瑕疵担保責任は10年で、公式の記載とは別の話
住宅設備の無償修理 対象の機器の故障や不具合を10年間無償で修理または新品交換 対象は給湯器の本体と操作パネル、システムキッチンのコンロ・レンジフード・ビルトイン浄水器・水栓、システムバスの本体・浴室換気暖房乾燥機・水栓
緊急対応 24時間365日受付。30分以内の一次対応が無料 公式サイトに年2回までと明記
地盤保証 不同沈下による建物の損害の補修費用を保証 地盤調査のうえ、必要なら補強工事を行うことが条件。年数と上限額は確認できず
シロアリ保証 建物の損傷の修復費用を最大500万円まで保証し、駆除工事を無償で実施 保証年数と、再施工が有償か無償かは確認できず
定期点検 引き渡し後に計5回 1年目までは建物がなじむ間の調整、2年目から10年目は軽微なメンテナンスの期間と説明

最長60年という表示の読み方

60年という数字は掲示されていますが、そこに至る条件は分かりませんでした。該当の箇所が画像でつくられていて、有償の点検や工事が必要なのか、最初の保証が何年で、どこをどう延ばせるのかまで読み取れません。住宅の長期保証は、決められた点検や工事を受けることを条件に延長する形をとっている場合があります。

60年という表示だけを見て他社と比べるのではなく、保証書の現物を見せてもらってください。無償になる期間、延長の条件、そのときの費用と間隔。この4つが分かれば、60年という表示が自分にとって何を意味するのかが判断できます。

瑕疵保証は、法律が定める10年とは別に読む

公式サイトには、引渡しから20年間で不具合が発生したときに、第三者機関が補修費用を一定割合で保険金として支払うと書かれています。いっぽう、新築住宅の構造耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防ぐ部分については、住宅の品質確保の促進等に関する法律で、引き渡しから10年間の瑕疵担保責任が定められています。

この2つは同じものではありません。どちらが正しいという話でもなく、公式サイトにこう書かれている、法律ではこう決まっている、という2つの事実が並んでいます。契約前に、加入している保険の名称、対象になる部位、支払われる割合、そして10年を超えた部分がどういう仕組みなのかを、書面で確かめておいてください。

アフターの実際についての投稿は2件だけで、どちらも点検や対応はどうかと尋ねる質問でした。答えが付いていないので、掲示板から実態は確かめられません。引き渡し後の窓口が営業担当なのか専用の部署なのか、連絡してから訪問までにどれくらいかかるのかは、契約前に聞いておくと安心できます。

契約手続きと見積書の示し方に指摘が出ている

気になる評価が集まりやすかったのは、契約に入る前後の進め方でした。この話題の投稿は9件あります。概算の見積もりが画面に表示されるだけで書面をもらえず、他社と比べられなかったという投稿がありました。申し込みのお金を先に払う進め方に納得できなかった、という内容も同じ投稿に書かれています。

建てた立場からの投稿もあります。自分が払う分と会社が払う分の区分について説明がなく、請求書にも説明が付かなかったため、引き渡しのあとに追加で借り入れることになったという内容です。資金計画は1つずつ確かめたほうがいい、という助言も同じスレッドに残っています。申し込み金は20万円ほどだったという回答もありますが、こちらは記憶にもとづく2018年の書き込みで、今の金額とは限りません。

反対に、資金計画を営業担当が細かく説明してくれた、建築中に起きた問題にも間に入って解決してくれた、という投稿もありました。営業の進め方が明快で不安がなかったという2022年の書き込みもあります。同じ会社でも、投稿した人や時期によって受け止め方が分かれている部分です。

ここには、会社側が説明する責任と、依頼する側が備えられることの両方があります。概算でも書面で出すこと、申し込み金の性格と返還の条件を書面で示すこと、支払いの区分を工程ごとに説明すること。これらは会社側の仕事です。依頼する側で備えられることも3つあります。まず、書面が出ないまま申し込み金を払わないこと。次に、着工から引き渡しまでの支払い時期と金額を一覧にしてもらうこと。そして、住宅ローンが実行される時期と自己資金が必要な時期を並べて確かめることです。この3つがそろえば、引き渡しのあとに資金が足りなくなる事態は避けやすくなります。

マレアハウスデザインを選ぶ理由になりやすいところ

公式情報と口コミから、選ぶ理由になりそうな点は5つあります。

  • 間取りも仕様も一から決められる完全自由設計で、屋上やルーフバルコニーのような要望にも対応している
  • 耐震等級3に制震装置を組み合わせ、試験の条件と結果まで公表している
  • 建設業許可が国土交通大臣の特定建設業で、13業種すべてが特定の区分にある
  • 定期点検、住宅設備の無償修理、緊急対応、地盤とシロアリの保証まで、アフターの項目がそろっている
  • 打ち合わせでの対応を評価する投稿が、公開されている書き込みの中で目立つ

とくに打ち合わせの評価は、複数の年にまたがって出ています。有資格の設計担当とコーディネーターが入る体制、間取りの描き直しへの対応、資金計画の説明。どれも家づくりの満足度を左右する場面です。ISO9001を2002年に、ISO14001を2014年に認証取得していること、一級建築士や施工管理技士が複数在籍していることも、会社概要から確認できます。

ただし、認証は取得した年しか確認できず、今も維持されているかどうかまでは分かりませんでした。有資格者の人数も、いつ時点の数字なのかは書かれていません。展示場で聞けば分かる範囲の内容なので、気になる項目は来場したときに確かめてください。

契約前に引っかかりやすいところ

気をつけたい点も5つあります。どれも良くない会社だという話ではなく、確かめないまま進むと後で困る種類の話です。

  • 契約の相手は屋号ではなく潮田建設株式会社で、書類の名義も許可の名義もこの法人になる
  • 価格と坪単価が公式サイトで見つからないため、最初の絞り込みを数字でできない
  • UA値とC値の記載が見つからず、断熱を数値で他社と比べられない
  • 標準仕様の一覧を公式サイトで見つけられず、どこからがオプションかを聞かないと分からない
  • 最長60年保証の条件が読み取れず、瑕疵保証も、公式が案内する保険と法律が定める10年の責任は別の制度なので分けて確かめる必要がある

ここに、口コミの母集団の偏りが重なります。公開されている書き込みのほとんどが同じスレッドに集まり、しかも古い時期に寄っていました。今の担当者や今の現場について、公開されている書き込みから読み取れることは多くありません。書き込みの数が少ないこと自体は、地域を絞って営業する会社では珍しくない状態です。

逆に言えば、この5つはすべて、書面と面談で埋められます。会社側が出せる資料ばかりなので、遠慮せずに求めてください。求めた資料が出てくるかどうか、出てくるまでにどれくらいかかるかも、その会社の進め方を知る手がかりになります。

マレアハウスデザインが向いている人と、慎重に進めたい人

向いている人

  • 栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県で建てる予定がある
  • 間取りも設備も一から決めたい。決めることが多くても苦にならない
  • 屋上やルーフバルコニー、吹き抜けなど、空間の見せ方にこだわりたい
  • 担当者と何度も打ち合わせながら進めたい
  • 耐震等級3と制震装置を組み合わせた構造に関心がある

慎重に進めたい人

  • 坪単価の目安を見てから候補を絞り込みたい
  • UA値や断熱等性能等級の数字で会社を比べたい
  • 標準仕様の一覧を見てから相談を始めたい
  • 口コミの数と新しさを判断材料にしたい
  • 打ち合わせの回数を減らし、決められたプランから選びたい

慎重に進めたい人に当てはまるからといって、候補から外す必要はありません。必要な数字は、展示場での面談と見積もりの段階で出してもらえます。最初の1回か2回の打ち合わせで、見積書や標準仕様書が出てくるかどうかを見てから決めても遅くはありません。

契約前に書面で確かめたい4つのこと

公開資料で確かめられなかった部分は、書面をもらえば埋まります。優先したいのは次の4つです。

  1. 総額でそろえた見積書。本体工事だけでなく、付帯工事、地盤改良、屋外の給排水、外構、照明とカーテン、火災保険、登記や住宅ローンにかかる費用、土地代まで含めた形でもらいます。「一式」とまとめられた項目があれば、中身を分けて出してもらってください。
  2. 標準仕様書とオプション一覧。設備と建材の型番、等級まで書かれたものを求めます。見積書に入っているオプションを別紙にしてもらうと、標準との境目がはっきりします。
  3. 自分のプランでの断熱の計算書。UA値の計算書、断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様、気密測定を行うかどうか。この4点がそろえば、他社と同じ条件で並べられます。
  4. 保証書と点検の予定表。無償になる期間と対象、最長60年に至る条件と費用、住宅設備の無償修理で対象になる機器、緊急対応の回数の上限、地盤とシロアリの保証年数。点検の時期と、有償になる工事の内容も確かめておきます。
公式に確認できたことをまとめた表。契約する会社は潮田建設株式会社でマレアハウスデザインは屋号、建設業許可は国土交通大臣許可第027917号の特定建設業で13業種、耐震は耐震等級3で制震装置は壁倍率3.3倍の大臣認定耐力壁、住宅設備の保証は対象機器の故障を10年間無償で修理または交換、定期点検は引き渡し後に計5回、緊急対応は24時間365日で30分以内の一次対応が年2回まで無料
公式サイトと公的な登録情報で確認できた項目。価格と断熱の数値は、ここに入っていません。

この4つがそろえば、公開されている情報の少なさは判断の妨げになりません。逆に、書面が出てこないまま契約日を先に決める進め方は避けてください。掲示板に残っていた行き違いのいくつかは、書面が先に出ていれば防げた種類のものです。書面を出すのは会社側の仕事で、求めるのは依頼する側の権利です。

マレアハウスデザインについてよくある質問

マレアハウスデザインの坪単価はいくらですか

A. 公式サイトでは見つけられませんでした。トップページから会社概要、性能と構造、展示場の一覧まで探しましたが、坪単価も本体価格も金額の記載にたどり着けません。掲示板には、見た目ほど高くはない、造作家具だけで数百万円かかったといった書き込みがあります。ただし、これは投稿した人が自分の契約から受け取った印象で、そのまま比べられる数字ではありません。総額でそろえた見積書をもらい、同じ条件で他社と並べてください。

マレアハウスデザインと契約するのはどの会社ですか

A. 潮田建設株式会社です。マレアハウスデザインは屋号で、建設業の許可も宅地建物取引業の免許も、この法人の名義になっています。法人番号は5060001014055、本店は栃木県小山市です。公式サイトのトップページにも、別名として潮田建設株式会社と記載されています。契約書と重要事項説明書に載る名義もこの法人なので、書類を受け取ったときに社名が違うと驚かないでください。

断熱性能のUA値やC値は公開されていますか

A. 今回確認した範囲では見つけられませんでした。性能と構造のページには断熱材の種類と熱伝導率まで書かれていますが、住まい全体のUA値やC値は見当たりません。掲示板には来場時の説明として数値を書いた投稿がありますが、会社が公表した値ではないので、比較の材料にはできません。自分の間取りでの計算書と、気密測定を行うかどうかを、見積もりのときに確かめてください。

マレアハウスデザインの耐震性能はどの程度ですか

A. 公式サイトには耐震等級3と記載されています。あわせて制震装置を採用していて、国土交通大臣の認定を受けた耐力壁で壁倍率は3.3倍とされています。震度7を10回続けて加えた試験で、筋交いだけの試験体と比べ揺れ幅が最大76%軽減したという結果も公表されていました。ただし、等級が標準なのかオプションなのか、住宅性能評価書を取得するのかまでは読み取れませんでした。

保証は最長60年と書かれていますが、60年間ずっと無償ですか

A. 無償かどうかは確認できませんでした。公式サイトに最長60年という表示はありますが、その箇所が画像でつくられていて、延長の条件も、初期の保証年数も、対象の部位も読み取れません。住宅設備については、対象の機器の故障を10年間無償で修理または交換すると明記されています。長期の保証は条件が付くこともあるので、保証書の現物で無償の期間と延長の費用を確かめてください。

マレアハウスデザインの対応エリアはどこまでですか

A. 公式サイトには栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県と記載されています。本社は小山市で、ほかに大平支店と埼玉支店、資材センターがあります。常設の展示場は宇都宮インターパーク店、宇都宮西店、小山店の3か所です。完全予約制の街かど展示場も、小山市や宇都宮市、茨城県古河市、真岡市に掲載されていました。市町村ごとに対応できるかどうかまでは書かれていないので、建てる土地が決まっているなら、その住所を伝えて対応できるかを最初に確かめておくと無駄がありません。

マレアハウスデザインの口コミが少ないのはなぜですか

A. 理由までは分かりませんが、状況ははっきりしています。今回集まった83件のうち82件は、住宅系の掲示板の同じスレッド1本に書き込まれたものでした。SNSや個人のブログ、動画のコメントからは、1件ごとのURLが取れる投稿を採用できていません。地域を絞って営業する会社では、書き込みの数が全国規模の会社ほど増えないこともあります。件数の少なさを、そのまま評価と結び付けずに読んでください。

まとめ

確かめられたのは、次の6点です。

  • 契約の相手は潮田建設株式会社で、建設業許可も宅地建物取引業免許もこの法人の名義。許可は国土交通大臣の特定建設業で、13業種すべてが特定の区分にある
  • 公開されていた口コミ83件のうち82件が同じ掲示板のスレッド1本に由来し、2018年から2021年までで72件を占める
  • 受け止め方の内訳は、どちらとも言えないが51件、良いが19件、気になるが13件。無作為に選んだ数ではないので、割合としては読めない
  • 耐震等級3と制震装置、床と屋根・壁の断熱材、熱交換型の換気は、公式サイトで確認できた
  • 定期点検は引き渡し後に計5回、住宅設備の対象機器の無償修理は10年間、緊急対応は年2回まで無料という条件まで確認できた
  • 打ち合わせの対応を評価する投稿が複数の年に出ている一方、見積書の示し方と支払いの区分については指摘が残っている

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格、UA値とC値、断熱等性能等級、ZEHの実績。最長60年保証の条件、シロアリ保証と地盤保証の年数、標準仕様の一覧。創業の年も、公式サイトの中で2通りに書かれたままでした。

これらは、書面でもらえば比べられます。総額でそろえた見積書、標準仕様書とオプション一覧、自分のプランでのUA値の計算書、保証書と点検の予定表。この4つがそろえば、他社と同じ条件で並べられます。展示場へ行く前に、この4つを頼むと決めておくと、そのあとの話が早く進みます。

コメント