ウッドライフホームの評判は?口コミ527件と保証・価格を独自調査

ウッドライフホームの評判・口コミを527件調べたことを示すアイキャッチ。富山県・石川県・福井県・滋賀県の住宅会社であることと、調べた話題のアイコンを住宅のイラストと並べている Uncategorized

富山や石川で家づくりを考え始めると、冬の暖房費と、屋根に積もる雪の話が必ず出てきます。ウッドライフホームは、富山、石川、福井と滋賀に店舗を置き、注文住宅を建てている会社です。ただ、インターネット上の口コミには、担当者によって対応の差が大きい、契約したあとに有料の変更が重なって予算を超えた、といった書き込みも並んでいます。投稿があることと、それが会社の実態を表していることは別の話です。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、住宅会社に関する独自の口コミ調査を行いました。価格や断熱の数値、保証の条件は、公式サイトや公的な資料と照らし合わせて確認しています。

編集部は2026年9月、インターネット上に公開されていた投稿を1件ずつ読みました。そのうち、富山県高岡市下牧野に本店を置くウッドライフホーム株式会社に関するものだと確かめられた527件を対象にしています。同じグループに石友ホーム株式会社という別ブランドがあり、代表者が同じで本社も隣り合っているため、法人番号9230001009827との一致で帰属を判定しました。

確かめた範囲では、ウッドライフホームは、断熱と耐震の等級を重く見ながら総額を抑えたい方が候補に入れてよい会社です。上位商品のAFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3を取得できる商品として案内され、建設地やプランによっては対応できない場合があるとも書かれています。制震ダンパーは全棟標準で、AFFECTの保証図では、構造躯体の保証が初期20年、定期メンテナンスを続ければ30年まで延びると示されています。いっぽうで、価格と坪単価、そして点検を何年目に行うかについては、今回確認した公開資料では記載を見つけられませんでした。

編集部が読んだ527件では、気になる内容が249件、中立が193件、良い評価が85件でした。無作為に選んだ527件ではないので、この内訳が世の中の評価の割合を示すわけではありません。それにしても、これだけ強い言葉が並ぶのはなぜなのか。投稿を年ごとに数えると、527件のうち186件が2009年から2011年までの3年間に集まっていて、2021年以降は63件しかありませんでした。

  • 石友ホームとは何が違うのか。保証や商品はそのまま同じなのか
  • 価格と坪単価は、どこまで公式に出ているのか
  • AFFECTとmamoruで、断熱の数値はどう違うのか
  • 保証は何年で、延ばすには何が必要なのか
  • 点検は何年目に来ると書かれているのか
  • 担当者による差が大きいという書き込みは、どのくらいあるのか
  • 2009年から2011年の投稿を、今の会社の話として読んでよいのか
ウッドライフホームの評判・口コミを527件調べた記事の扉。富山県・石川県・福井県・滋賀県の住宅会社であることを示し、口コミを分けた8つの話題を文字のないアイコン8つで表している。水彩の戸建て住宅のイラスト付き
富山県・石川県・福井県・滋賀県に店舗を置くウッドライフホームについて、公開されていた口コミ527件を調べ、8つの話題に分けました。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。監修日は2026年9月3日です。

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  1. 口コミ527件を、8つの話題に分けた
    1. この527件を評価の割合として読めない6つの理由
    2. 価格・費用について書かれていたこと(言及133件)
    3. 施工品質と現場について書かれていたこと(言及130件)
    4. 営業対応について書かれていたこと(言及91件)
    5. 断熱・気密と住み心地について書かれていたこと(言及38件)
    6. 設計と間取りについて書かれていたこと(言及34件)
    7. アフターと保証、工期について書かれていたこと(言及27件)
    8. 会社そのものやグループについて書かれていたこと(言及74件)
  2. 石友ホームとは別の法人。同じグループでも保証も商品も別
    1. 法人としての基本情報と、設立が2006年であること
    2. 石友ホームと同じ会社ではない
    3. フランチャイズではなく、10店舗はすべて自社の拠点
    4. 名前の似た別の会社が、営業エリアの中にある
    5. 事業が続いていることは、公的な記録で確認できた
  3. 商品はAFFECTとmamoruの2つ。どちらの話かで条件が変わる
    1. AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3
    2. mamoruはZEHに対応したスタンダード仕様
    3. 両方の商品に共通する標準仕様
  4. 価格と坪単価は、公開資料の中に見つけられなかった
    1. 坪単価が公式サイトに無いこと自体は、不誠実とは言えない
    2. 投稿にある坪単価は、年によってばらついている
    3. 総額でそろえるために、見積書で確かめる費目
  5. 断熱の数値は、どの商品の値かで意味が変わる
    1. mamoruのUA値0.43は、条件付きの試算
    2. AFFECTのUA値とC値は見つけられなかった
    3. 気密を重く見るなら、測定の有無を先に確認する
  6. 保証は3種類。延長には条件が付く
    1. 基本20年、防水10年、防蟻20年から始まる
    2. 延長するための条件が7項目ある
    3. 白蟻の保証年数は、公式サイトの中で記載が違う
    4. 点検の年次は、公式サイトで見つけられなかった
  7. 営業対応と現場で、契約前にできること
    1. 担当者による差が大きいという記録が繰り返し出てくる
    2. 打ち合わせの内容を記録に残す
    3. 現場と近隣への配慮も確かめておく
  8. ウッドライフホームが向いている人と、慎重に考えたい人
    1. 向いていると考えられる条件
    2. 慎重に考えたほうがよい条件
  9. よくある質問
    1. ウッドライフホームの坪単価はいくらですか。
    2. ウッドライフホームと石友ホームは同じ会社ですか。
    3. ウッドライフホームの保証は何年ですか。
    4. AFFECTとmamoruは何が違いますか。
    5. 断熱のUA値やC値は公表されていますか。
    6. 定期点検は何年目にありますか。
    7. 営業担当によって対応に差がありますか。
  10. まとめ

口コミ527件を、8つの話題に分けた

ここから先に出てくる数字は、投稿の数を数えたものです。単位は「人」ではなく「件」です。同じ方が何度も書き込んでいる場合があるので、527件は527人という意味ではありません。

この527件は、編集部が直接尋ねた施主本人へのアンケートではありません。インターネット上に公開されていた投稿を読んで分類したものです。無作為に選んだわけでも、公開されている投稿を全部集めたわけでもないので、何%の方がこう言っている、多数派はこちら、という書き方はしていません。件数は、割合や多数派を示すものではありません。

掲載元は、住宅系の掲示板、Q&Aサイト、個人ブログ、SNSです。媒体の名前そのものは記事に書きません。会社の商品や性能、保証、実績といった数値は、口コミではなく公式サイトと公的な資料で別に確認しています。

調査の手順3段階。公開されていた投稿を収集、法人番号9230001009827との一致で石友ホーム株式会社と切り分けて帰属を判定、527件を8つの話題に分類
投稿を集め、高岡市のウッドライフホーム株式会社に関するものかどうかを判定し、527件を8つの話題に分けるまでの手順です。会社そのものの数値は公式サイトと公的資料で別に確認しています。

この527件を評価の割合として読めない6つの理由

内訳には、はっきりした偏りが6つあります。件数を読む前に、この6つを頭に入れておくと誤解が減ります。

1つ目は、出どころが1か所に集まりすぎていることです。527件のうち446件が、住宅系の掲示板にある1本のスレッドから採録したものでした。全体の84.6%にあたります。ホストの単位で数えると480件、91.1%が同じサイトからです。複数の媒体を横断して集めた、とは言えません。

2つ目は、時期の偏りです。2009年44件、2010年73件、2011年69件で、この3年だけで186件、全体の35.3%になります。次の山が2018年の62件と2020年の69件で、2021年以降は63件、12.0%しかありません。日付が分からない投稿も25件、4.7%あります。

3つ目は、古い投稿が当時の話であることです。2009年から2011年ごろの書き込みは、当時の仕様、当時の価格、当時の保証についてのものです。現行のAFFECTやmamoru、いまの保証年数とは条件が違います。金額や標準仕様の話は、投稿された年とセットで読んでください。

4つ目は、書き手の偏りです。個人ブログからの30件は5人のブロガーによるもので、1人あたり2件から8件を書いています。とくに施工上の不具合を連載していた1人の8件は、すべて気になる内容でした。5人の体験を、30人分の独立した声として読むことはできません。

5つ目は、SNSの入り口です。SNSからの採用は8件だけで、すべて同じサービスのものでした。投稿ページそのものが表示できず、第三者の記事に引用された形で本文を確認したものが中心です。引用を選んだのは記事の書き手なので、強い良い評価か強い懸念が残りやすくなります。8件のうち2件は同じ方の投稿でした。

6つ目は、取れなかった媒体があることです。住宅の口コミを集めた大手サイトや大手地図サービスは、全店舗を検索したものの、投稿1件ごとのページの住所が取れなかったため件数に入れていません。動画共有サイトのコメントも同じ理由で0件です。これは、そうした場所に評価が無いという意味ではありません。

もう1つ、記録の確かさにも差があります。掲示板とQ&Aサイトから採録した489件は、本文と投稿日を実際に取得して実在を確かめています。ただしサイト側のアクセス制限があり、全件のページを最後まで検査し直すことはできませんでした。投稿の内容そのものも独立して裏付けたわけではありません。施工上の不具合や金額、担当者の対応についての記述は、いずれも投稿した方の申告であって、会社側の説明や是正後の結果は併記されていません。

店舗ごとの比較もできません。富山店、小松店、鯖江店のように店舗名が書かれた投稿はごく少数で、大多数はどの店舗の話か分かりません。ある店舗の評判が悪い、という読み方はしないでください。

口コミ527件の内訳。媒体別は住宅系の掲示板とQ&Aサイト489件、個人ブログ30件、SNS8件。受け止め方別は気になる内容249件、中立193件、良い評価85件
527件を、媒体の種類と受け止め方の二通りに分けた内訳です。どちらの軸でも合計は527件になります。
話題別の言及件数。価格・費用133件、施工品質と現場130件、営業対応91件、そのほか74件、断熱・気密と住み心地38件、設計と間取り34件、アフターと保証17件、工期と引き渡し10件
527件を話題別に並べた図です。8本を足すと527件になります。棒の長さは書かれた回数であって、その話題の良し悪しを表すものではありません。
話題 言及件数 良い評価 中立 気になる内容
価格・費用 133件 19件 58件 56件
施工品質と現場 130件 17件 37件 76件
営業対応 91件 17件 19件 55件
そのほか 74件 13件 36件 25件
断熱・気密と住み心地 38件 12件 19件 7件
設計と間取り 34件 5件 17件 12件
アフターと保証 17件 2件 4件 11件
工期と引き渡し 10件 0件 3件 7件
合計 527件 85件 193件 249件

価格・費用について書かれていたこと(言及133件)

いちばん多かったのがこの話題の133件です。中立58件、気になる内容56件、良い評価19件という内訳で、安く建てられたという評価と、思ったより増えたという記録が同居しています。

良い側では、限られた予算で庭や家具にも費用を回せたという2009年の投稿がありました。2021年には、42坪で総額3,000万円という条件なら妥当だという書き込みもあります。2023年には、上位ブランドで建てたあとで、標準的な仕上がりならこちらでもよかった、と振り返る投稿がありました。

気になる側で繰り返し出てくるのは、標準と有料の境目です。展示場では標準品と有料仕様の区別が分かりにくく、選ぶほど総額が増えたという記録があります。2024年には、契約後に有料の変更が重なり、引き渡し前に当初の予算を650万円超えたという投稿もありました。

坪単価の数字も、年によってばらついています。同じ会社の話でありながら、2011年の40万円台という見積もりから、2025年に伝え聞いたという80万円まで幅がありました。この幅そのものが、坪単価という数字を単独で比べにくいことを表しています。金額の詳しい話は、価格の章でまとめて扱います。

施工品質と現場について書かれていたこと(言及130件)

2番目に多いのがこの話題で、気になる内容76件と、8つの話題の中でもっとも懸念が集まりました。良い評価17件、中立37件です。

良い側では、担当した大工が窓のまわりまで発泡ウレタンを丁寧に充填していたという2019年の投稿がありました。同じ年に、大工を指名したところ仕事が丁寧で満足できたという記録もあります。工場見学で木材ごとの含水率と強度の検査を見て評価した、という2011年の投稿もありました。

気になる側では、入居1年未満で床の見切り材に複数の亀裂が出たという2023年の投稿、築2、3年のモデルハウスの基礎にひび割れを見つけたという2010年の投稿がありました。造作家具の寸法が図面と違い、現場で継ぎ足して補修した跡が残ったという個人ブログの記録も複数あります。ただし、この造作に関する連載は5人のブロガーのうち1人によるもので、8件が同じ家の話です。

この話題では、良い側も気になる側も、担当した大工や現場監督の名前が話の中心に来ています。会社全体というより、現場ごとの差として書かれている投稿が目立ちました。

営業対応について書かれていたこと(言及91件)

3番目に多いのがこの話題で、気になる内容55件、良い評価17件、中立19件でした。良い評価と気になる内容の両方に、同じ趣旨の説明が繰り返し出てきます。担当者による差が大きい、というものです。

良い側では、2010年に展示場を訪ねて担当者の印象がよかったという投稿、2011年に熱心で穏やかな説明を受け、強引な勧誘もなかったという投稿がありました。2023年には、滋賀で4社を比べて防蟻の仕様と担当者の対応を評価した記録もあります。2020年には、各担当者が丁寧で、打ち合わせを重ねた結果満足できる家になったという投稿もありました。

気になる側では、契約の前後で熱意が変わったという2010年の投稿、間取りの修正後に半年間連絡がなく他社へ変えたという2018年の投稿がありました。2021年には、契約後の費用説明と担当者どうしの情報共有が足りず、要望を何度も伝え直したという記録もあります。

問題は会社ではなく担当営業の当たり外れだ、と会社を擁護する投稿も2020年に複数ありました。裏を返せば、担当者が誰になるかで体験が変わるということです。誰が担当になるかは、展示場を訪ねる段階では分かりません。

断熱・気密と住み心地について書かれていたこと(言及38件)

8つの話題のうち、良い評価が気になる内容を上回ったのはこの話題だけです。良い評価12件に対し、気になる内容は7件、中立が19件でした。

入居2年目の冬に結露と湿気が少なく、冷暖房の効率と光熱費に満足しているという2011年の投稿があります。2013年には、1階の暖房1台でも2階まで暖かいという記録がありました。2026年には、AFFECTの断熱等性能等級7で、23畳の居間にあるエアコン1台で家全体が快適だという投稿もあります。

個人ブログには、自宅の気密測定で相当隙間面積0.8という結果が出て、冬の朝も暖房1台で玄関が約18度だったという記録がありました。別のブログは、完成時に生活に近い条件で測って総隙間面積115平方センチメートルという数字を残しています。どちらもその家1棟の結果であって、標準仕様の数値ではありません。

気になる側では、展示場ですべての部屋の暖房が強く動いていたので説明を疑った、という2022年の投稿がありました。第三種換気の仕様で建てたあと、上位の仕様を選べばよかったと感じている、という記録もあります。体感の良し悪しは、商品と仕様、それに暖房の使い方によって変わります。

設計と間取りについて書かれていたこと(言及34件)

良い評価5件、中立17件、気になる内容12件でした。件数は多くありませんが、営業担当がどこまで図面を作るのか、という話が繰り返し出てきます。

良い側では、自由設計で希望の間取りを実現できたという2019年の投稿、バイク2台を収められるガレージを希望どおりに設計してもらったという2023年の投稿がありました。要望を盛り込んだ初回プランで書斎まで実現したという個人ブログの記録もありますが、こちらは中立に分類しています。

気になる側では、変更を頼んだのに図面へ何度も反映されなかったという2020年の投稿、打ち合わせの回数が少なく住み始めてから不便を感じているという投稿がありました。高い天井にできないなど、構造上の社内ルールで自由度に制約があったという個人ブログの記録もあります。

アフターと保証、工期について書かれていたこと(言及27件)

アフターと保証が17件、工期と引き渡しが10件で、合わせて27件です。件数はいちばん少ない一方、気になる内容の比率はこの2つが高くなっています。アフターと保証は17件中11件、工期と引き渡しは10件中7件が気になる内容でした。

良い側では、指摘した箇所にはきちんと対応してもらえたという2018年の投稿がありました。エアコンの配管穴から風音がすると相談したところすぐに訪問して気密処理をしてくれた、という個人ブログの記録もあります。入居1年の点検でクロスの隙間と引き戸を直してもらったという2017年の記録もあります。予定より約1か月早く完成し、記録を残して連絡したのでミスなく入居できたという2022年の記録もありました。どちらも中立に分類しています。

気になる側では、入居時からあった内装の傷や汚れの修繕が1年以上進まなかったという2022年の投稿がありました。定期点検が会社の都合で延期されたあと、長く連絡がなかったという2019年の投稿も見つかりました。2026年には、築4年未満で外壁の剥離と水漏れが起きたものの、保証切れとして有料の対応を案内されたという記録もあります。これは投稿した方の申告で、会社側の説明や、そのあとどうなったかは併記されていません。保証は部位ごとに区分と年数が分かれているため、どの区分に当たるかで扱いが変わります。工期については、上棟後に約1か月動かなかった、引き渡しが3か月遅れた、という投稿がありました。

保証の期間や点検の内容は、口コミではなく公式の資料で確かめる必要があります。投稿の数が少ないぶん、公式にどう書かれているかの重みが増します。

会社そのものやグループについて書かれていたこと(言及74件)

どの話題にも入らない書き込みが74件ありました。良い評価13件、中立36件、気になる内容25件です。このうち石友ホームやグループに触れるものが23件で、両社の違いを尋ねる質問とその回答は5件ほどでした。残りは、グループの経営体制や着工実績、掲示板の評判そのものを論じる書き込みです。

両社の違いをめぐるやり取りは、話題をまたいで2009年から2022年まで続いています。価格が違うだけなのか、木材や工法は同じなのか、担当する大工は共通なのか、といった内容です。回答も投稿者によって食い違っていて、木材は同じで断熱や建材が違うという説明もあれば、断熱材も床も窓も寸法体系も違うという説明もありました。

この食い違いは、口コミを読むだけでは解けません。公式の記載と公的な記録を突き合わせると、両社の関係ははっきりします。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

石友ホームとは別の法人。同じグループでも保証も商品も別

ウッドライフホーム株式会社と石友ホーム株式会社は、同じ石友ホームグループに属する別々の会社です。ブランドも、商品も、建設業許可の番号も別で、公式サイトのドメインも分かれています。石友ホームの保証や点検の内容を、そのままウッドライフホームの条件として読むことはできません。

法人としての基本情報と、設立が2006年であること

国税庁の法人番号公表サイトによると、ウッドライフホーム株式会社の法人番号は9230001009827、本店は富山県高岡市下牧野33番地の1です。公式の会社概要では、設立は2006年10月、資本金は5,000万円、代表取締役は石灰一友と記載されています。事業内容は注文住宅の設計施工、分譲住宅販売、土地分譲販売、総合建設業です。

公式サイトのトップページには「石友ホームグループは、今年で創業77周年」という表記があり、沿革には1948年10月の石灰木材の創業が載っています。これはグループの創業年であって、ウッドライフホーム株式会社そのものの創業年ではありません。同社の設立は2006年10月です。

建設業許可は、公式の会社概要に国土交通大臣許可(般-6)第23394号と記載されています。括弧の中の数字は許可を受けた年度を表すもので、更新した回数ではありません。国土交通省の建設業者検索でも、この番号でウッドライフホーム株式会社の許可が表示され、許可の有効期間は2025年1月12日から2030年1月11日までとなっています。

石友ホームと同じ会社ではない

石友ホーム株式会社は法人番号3230001009683、本店は富山県高岡市下牧野36番地の2です。ウッドライフホームの本店とは同じ下牧野の中で隣り合っていて、代表者も同じ石灰一友です。それでも法人としては別で、商品も違います。石友ホームの商品はila、ウッドライフホームの商品はAFFECTとmamoruです。

保証の内容も違います。石友ホームの公式サイトには最長60年の長期保証と、1年目、3年目、10年目の定期訪問が書かれていますが、これは石友ホームの条件です。ウッドライフホームの保証は自社の商品ページに別の体系で示されていて、点検の年次は書かれていません。混ぜて読むと、公式に示されていない時期の点検を期待することになります。

グループとして共通している部分もあります。木材はグループの会社が輸入し、グループのプレカット工場で加工されます。引き渡し後の相談窓口も、石友ホームグループ サービスセンターという共通の窓口が、ウッドライフホームのオーナー向けとして公式に案内されています。

なお、公式の会社概要が挙げるグループ会社13社と、プライバシーポリシーが共同利用者として挙げる13社は、顔ぶれが一致していません。一方に入っている会社が、もう一方には入っていないという状態です。どちらか片方だけをグループの一覧として読まないほうが安全です。

フランチャイズではなく、10店舗はすべて自社の拠点

公式サイト、会社概要、プライバシーポリシーのいずれにも、フランチャイズ本部や加盟店という記載はありませんでした。本社と10店舗は、すべて同社の拠点として掲載されています。店舗は富山県に3か所、石川県に3か所、福井県に2か所、滋賀県に2か所です。営業時間は10時から19時までで、年末年始をのぞいて年中無休と書かれています。

サイト内に滋賀県のパートナー協力会社募集というページがありますが、これは施工を請け負う協力会社、つまり下請の募集です。加盟店を集めているわけではないので、フランチャイズ展開をしていると読まないでください。

対応できる地域には、資料によって幅があります。店舗があるのは4県ですが、ZEHビルダーの登録上の対応可能エリアは、富山、石川、福井、長野、岐阜、滋賀の6県です。長野県と岐阜県には店舗がないので、建てられるかどうかは直接確かめてください。

名前の似た別の会社が、営業エリアの中にある

商号が「ウッドライフホーム」である法人は、全国の法人リストで検索して1件だけでした。完全に同じ名前の別会社はありません。ただし、名前の似た会社は複数あります。

とくに注意したいのが、福井県福井市に本店を置いていたウッドライフ国見合同会社です。法人番号は7210003000779で、2019年7月5日に清算の結了などで登記記録が閉鎖された、まったく別の法人ですが、ウッドライフホームの営業エリアの中にありました。ほかにも、静岡県のウッドライフ株式会社、広島県の株式会社ウッドライフ、徳島県の有限会社ウッドライフハウジング、北海道の株式会社ウッドライフプランニングがあります。いずれも法人番号と所在地が異なります。ネット上の情報を読むときは、電話番号0766-84-3683と公式ドメインで確かめると取り違えを避けられます。

事業が続いていることは、公的な記録で確認できた

国税庁の法人番号公表サイトに現存していて、変更履歴には新規登録以外の記録がありません。商号変更や本店移転、合併の公的な記録は確認されませんでした。経済産業省のgBizINFOでは、厚生年金保険と健康保険の適用事業所として掲載され、被保険者数は135人、全喪年月日の記載はありません。

環境省と経済産業省のZEH支援事業を実施する団体が公表するZEHビルダーの一覧にも、令和7年度版に登録が残っています。公式サイトには2026年4月付のニュースリリースもありました。決算公告については、官報の掲載情報を扱う公的サイトに同社の決算が載っていませんでしたが、これは公開を許諾した法人だけが対象なので、公告がないことの証明にはなりません。

商品はAFFECTとmamoruの2つ。どちらの話かで条件が変わる

ウッドライフホームの商品ラインナップは、AFFECTとmamoruの2つです。口コミや広告で見かける性能の数字は、たいていどちらか一方の商品の値です。会社全体の値だと思って読むと、実際の見積もりと合わなくなります。

AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3

公式のラインナップページによると、AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3を取得できる商品で、公式はどちらも国内最高評価と表記しています。ただし紹介画像には、建設地やプランによっては対応できない場合がある、という但し書きが付いています。等級が必ず取れると読まないほうがよい部分です。

断熱の作りは、壁の中に充填する断熱材と、外側に張る付加断熱を組み合わせたダブル断熱です。構造用の面材はタイガーEXハイパーで壁倍率2.7倍、通し柱には金物工法を使い、従来の工法の約1.95倍の強度だと説明されています。基礎断熱材は立ち上がり部分が180ミリ、床下の水平部分が60ミリで、防蟻のシートやフォームを併用します。

窓と玄関ドアには、製品を限定した数値が出ています。樹脂サッシとLow-Eのトリプルガラスの組み合わせで、YKK apのAPW430を使った場合の熱貫流率は0.89、玄関ドアはInnoBest D50を使った場合で1.22です。どちらも採用するメーカーによって数値が変わるという注記が付いています。これは窓とドア単体の値で、住宅全体の断熱性能を表す数字ではありません。

mamoruはZEHに対応したスタンダード仕様

mamoruは、公式がスタンダード仕様と位置づけている商品です。現行の省エネ基準を大きく超えたZEH仕様で、太陽光発電などを載せれば光熱費をゼロにすることもできる、と説明されています。ただし太陽光発電はオプションだと明記されているので、標準で付いてくるものではありません。

断熱は現場発泡の吹き付けで、居間や食堂にはトリプルガラスを標準としています。基礎断熱で地中の温度を利用し、ダクト式の熱交換気システムを標準で採用して、換気のときの冷暖房の熱の損失を約38%減らすと書かれています。換気フィルターはPM2.5に対応したものです。

公式サイトには、mamoruの冷暖房費や保温の効果を示すシミュレーションも載っています。富山市の4人家族、電気の単価27円という条件で、年間の冷暖房費が一般住宅の128,178円に対し80,912円という試算です。図の中には、想定した住宅の形や家族構成に基づく計算結果であり保証するものではない、という注記があります。実際の光熱費は間取りや暮らし方で変わります。

両方の商品に共通する標準仕様

商品によらず標準になっている部分もあります。制震ダンパーのMIRAIEは全棟標準で、実大振動台実験では最大95%の揺れを吸収し、促進劣化試験では高減衰ゴムの性能が90年経過してもほとんど変わらなかったと説明されています。木材の防腐防蟻は乾式と湿式の加圧注入で、1階と2階の両方に施すとされています。

構造は木造軸組工法に金物工法を組み合わせたもので、柱はすべて4寸、床は根太を使わず厚い板を直接張る剛床工法、基礎はベタ基礎です。設備では、システムキッチンの幅255センチメートル、食器洗い乾燥機、幅90センチメートルの洗面化粧台、タンクレストイレなどが標準に含まれます。外壁は自浄機能の付いた窯業系サイディング、屋根は三州瓦か板金で、オール電化が前提です。

ここまでの内容は、公式サイトに掲載されている標準仕様です。実際に自分のプランで何が標準に入るのかは、見積書と仕様書で確かめてください。口コミには、広告で標準だと思っていた仕様が有料の扱いだったという2011年の投稿と、自分が契約したときは標準だったという同じ年の投稿の両方があります。年や商品、キャンペーンの条件で違っていた可能性があるので、書面での確認が確実です。

価格と坪単価は、公開資料の中に見つけられなかった

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。公式サイトの全ページを取得して全文を検索しましたが、住宅の本体価格も坪単価も商品別の価格も、今回は掲載を見つけられませんでした。金額が出てくるのは、土地情報のページに載る土地の販売価格と、来場予約フォームの予算の選択肢だけです。

坪単価が公式サイトに無いこと自体は、不誠実とは言えない

坪単価は、延べ床面積の取り方や、含まれる工事の範囲で大きく動きます。比べる指標として当てにしにくい面があるので、公式サイトに載せていないこと自体が不誠実だとは言えません。とはいえ、検討する側は何かの数字で比べる必要があります。参考になるのは、投稿に出てくる金額と、見積書でそろえられる費目です。

投稿にある坪単価は、年によってばらついている

今回読んだ投稿のうち、坪単価に触れているものを年の順に並べると、次のようになります。いずれも投稿した方の申告であって、会社が公表した金額ではありません。

投稿の年 書かれていた金額 どういう文脈か
2009年 本体とオプションで約1,400万円弱 同グループの建売より数百万円安かったという施主の記録
2011年 最終的に坪40万〜45万円程度 県内各社の価格帯を比べた見積もり
2017年 平均すると坪約50万円 低価格帯の中では高めだという評価
2018年 坪約55万円 実際に建てた方の記録と、別の方の私見
2019年 標準仕様35坪で約2,000万円 案内された金額。格安ではないという印象
2021年 42坪で総額3,000万円 この条件なら妥当だという評価
2022年 坪60万円程度 仕様は標準的で、寸法体系の関係で面積が大きくなりやすいという評価
2025年 坪80万円ほど 訪れた方から伝え聞いたという内容

15年以上にわたる投稿を並べているので、この幅をそのまま今の相場として読むことはできません。建築費そのものが上がった時期をまたいでいますし、商品も途中で変わっています。それでも、坪単価という1つの数字で会社を比べにくいことは、この並びからも分かります。

総額でそろえるために、見積書で確かめる費目

坪単価がなくても、費目をそろえれば他社と比べられます。本体工事に加えて、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構工事、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代です。見積書に一式と書かれている部分は、内訳を出してほしいと伝えて構いません。何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事ですから、遠慮なく求めてください。

外構については、契約に含まれないという投稿が2018年に複数ありました。施主が自分で業者を探すことになったという記録と、契約の前にその説明を受けて紹介された業者から見積もりも取ったという記録の両方があります。説明があったかどうかで印象が分かれているので、外構が契約の範囲に入るのかは早い段階で確かめておきましょう。

契約の前に払うお金についても、記録が残っています。2010年には、仮契約のときに預けた10万円が返ってこず明細も届かなかったという投稿、図面と見積もりで各5万円という明細が届いたという投稿がありました。2018年には設計に関する費用が20万円だったという投稿、2021年にはキャンペーンで先に払った分が融資の審査に通らなかったあとも大半が戻らなかったという投稿があります。申込金や設計料を払う場面では、契約に至らなかったときにいくら戻るのかを、書面に残してもらってください。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱の数値は、どの商品の値かで意味が変わる

断熱の話でいちばん間違えやすいのが、数値の出どころです。公式サイトに数値として出ているのはmamoruのUA値だけで、AFFECTのUA値とC値は、今回確認した公開資料では見つけられませんでした。等級と数値を混ぜて読まないようにしてください。

mamoruのUA値0.43は、条件付きの試算

mamoruの商品ページには、外皮平均熱貫流率のUA値として0.43という数字が載っています。同じ表に、現行の省エネ基準0.87とZEH基準0.6が並べて示されていて、数値が小さいほど断熱性能が高いという注記が付いています。

この0.43には条件があります。公式の注記は、IBECモデルの5地域、A3区分、富山県と石川県の仕様でシミュレーションした結果であり、希望するプランや住む地域によって数値は異なる場合がある、という内容です。実際に建てた家を測った値ではありません。また、この表には単位の表記がありません。単位まで書かれた公式の資料も見つけられませんでした。

AFFECTのUA値とC値は見つけられなかった

AFFECTについては、断熱等性能等級7という等級の表示はあるものの、UA値もC値も数値としては掲載を見つけられませんでした。商品ページは本文がほとんど無く、内容が画像に置かれているため、画像を27の区画に分けて全数を目視で確認しています。ラインナップのトップページ、コンセプトの3ページ、標準仕様、品質、新着情報、カタログ、資料請求のページも同じように確認しました。

AFFECTのページに出てくるUA値0.6、0.34、0.23という数字は、ZEH基準とHEAT20のG2、G3という制度の基準値を説明するための注釈です。AFFECTの計算値ではありません。数値が無いという意味ではなく、公開されている範囲では見つけられなかった、ということです。

mamoruのC値も、ページ本文と掲載画像13点のいずれにも数値がありませんでした。気密と断熱を追求したという文言はありますが、数字は出ていません。

気密を重く見るなら、測定の有無を先に確認する

今回読んだ投稿には、施主が自分で測った気密の数字が残っています。相当隙間面積0.8という結果が出た家と、総隙間面積115平方センチメートルという測定結果を記録した家です。いずれもその1棟の結果で、標準仕様の性能を示すものではありません。2023年には、気密の性能がどの程度で完成時に測定を依頼できるのか、という質問も投稿されていました。

気密の数値を判断材料にしたい方は、契約の前に3つを確かめておきましょう。自分のプランでUA値の計算書を出してもらえるか、気密測定を行うか、そして測定するなら結果を書面でもらえるかです。断熱等性能等級だけでは、実際の隙間の量までは分かりません。

保証は3種類。延長には条件が付く

ウッドライフホームの保証は、AFFECTの商品ページにある保証の図が数値の出どころです。構造躯体、防水、防蟻の3つに分かれていて、それぞれ初期の年数と、延長した場合の上限年数が示されています。石友ホームの最長60年保証とは別の体系です。

基本20年、防水10年、防蟻20年から始まる

公式の保証図によると、基本保証にあたる構造躯体は初期20年で、定期メンテナンスを行えば30年まで延長されます。雨水の侵入を防ぐ部分の防水保証は初期10年で、こちらも定期メンテナンスで30年までです。防蟻保証は1階の床下部分が対象で、初期20年、定期メンテナンスで60年まで延長されると書かれています。

最長の年数だけを見ると60年ですが、これは防蟻に限った上限です。構造躯体と防水は30年が上限として示されています。60年という数字を家全体の保証期間として読まないでください。

延長するための条件が7項目ある

保証図には注記が7項目付いています。要点は3つです。この保証は一般の住宅が対象で、自社が指定する設計と施工方法、それに全体防蟻仕様を採用した場合に限られます。点検は、仕上げの露出部や床下などを目視で見る非破壊の検査です。劣化の状況によっては、維持保全の内容が見直される場合もあります。

とくに大切なのは、保証延長を継続しない場合は無償の点検が終了する、という項目です。延長にどのような工事が必要で、その費用がいくらかかるのかは、公開資料では確かめられませんでした。保証の内容は建物保証書で確認するように、とも書かれています。契約の前に保証書の見本を見せてもらい、延長の条件と費用の目安を聞いておきましょう。

白蟻の保証年数は、公式サイトの中で記載が違う

公式サイトの6つのコンセプトを説明するページには、家全体に防腐防蟻処理を施して15年もの白蟻長期保証を実現した、と書かれています。一方、AFFECTの保証図では防蟻保証が初期20年、延長で60年までとなっています。同じ公式サイトの中で、年数がそろっていません。

どちらが現行なのか、商品や条件で違うのか、時期の違いなのかを示す資料は見つけられませんでした。片方だけを信じるのではなく、自分が契約する商品と仕様で白蟻の保証が何年になるのかを、書面で確かめてください。

点検の年次は、公式サイトで見つけられなかった

引き渡し後の点検について、今回確認した公式サイトのページで見つかったのは、定期的に訪問して独自のチェックシートで定期検査を行う、という説明でした。何年目に点検があるのかという年次の記載は、今回確認した範囲では見つけられませんでした。石友ホームの1年目、3年目、10年目という記載は、そちらの会社の内容です。

引き渡し後の相談窓口は、石友ホームグループ サービスセンターとして電話番号0120-963-619が公式のニュースで案内されています。ウッドライフホームで建てた方の困りごとの窓口として明示されているものです。

アフターと保証について書かれた17件のうち、11件が気になる内容でした。修繕や点検の依頼が長く進まなかったという記録が中心で、どれも投稿した方の申告です。会社側の説明や、そのあと是正されたかどうかは併記されていません。点検の時期と保証の範囲を書面で持っておけば、対応を求める場面で話が早くなります。

公式サイトで確認できた保証と性能の一覧。AFFECTの保証図では、構造躯体が初期20年で定期メンテナンスにより30年まで、防水が初期10年で30年まで、1階床下部分の防蟻が初期20年で60年まで。保証は当社指定の設計・施工方法と全体防蟻仕様を採用した場合に限られ、延長を続けない場合は無償点検が終了する。AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3で、建設地やプランによっては対応できない場合がある。mamoruのUA値は0.43で、IBECモデル5地域A3区分・富山県と石川県仕様のシミュレーション値。制震ダンパーMIRAIEは全棟標準。太陽光発電はmamoruのページにオプションと明記
2026年9月3日時点で公式サイトに掲載されていた保証と性能の値です。保証の年数はAFFECTの保証図、UA値はmamoruの商品ページに載っていたもので、対象となる商品と条件もあわせて記しています。

営業対応と現場で、契約前にできること

営業対応は91件、施工品質と現場は130件と、口コミの多い話題です。この2つに共通するのは、良い評価も気になる内容も、担当した人の話として書かれていることでした。会社としての方針より、誰が担当するかで体験が変わっている、という読み方ができます。

担当者による差が大きいという記録が繰り返し出てくる

2010年には、担当者が良ければ悪くない会社だという投稿がありました。2020年には、会社ではなく担当営業の当たり外れの問題だという投稿、担当者による知識や提案の差が大きいので担当者選びが重要だという投稿が続いています。2018年には、営業は入り口にすぎず、職人の作業を見る現場監督も含めて会社全体で選ぶべきだ、という助言もありました。

気になる側で目立つのは、契約の前後で対応が変わったという記録です。2010年、2011年、2018年、2021年と、時期をまたいで同じ趣旨の投稿があります。担当者が交代したり掛け持ちしていたりして、伝えたはずの内容が引き継がれていなかった、という記述もありました。

いっぽうで、良い評価の中には、打ち合わせを重ねて満足できたという2020年の記録、その場で間取りを修正してくれた二級建築士の営業を評価した2019年の記録もあります。同じ会社でこれだけ評価が分かれるのは、担当者ごとの差が大きいことの裏返しです。ただし、担当者の差があるからといって、個々の不満が軽くなるわけではありません。約束した内容が守られなかったという投稿は、その1件ごとが実際に起きたこととして書かれています。

打ち合わせの内容を記録に残す

今回読んだ投稿の中には、記録を残したことで結果が変わったというものもありました。2022年には、予定より早く完成して不安があったものの、記録を残して連絡した結果ミスなく入居できたという記録があります。2014年には、打ち合わせの内容を書面に残しておくべきだという助言も投稿されていました。

やることは難しくありません。打ち合わせのたびに、決めた内容と変更した箇所を1枚の紙にまとめてもらい、日付を入れて双方で持っておきます。これだけで、あとから食い違いが起きたときの話が変わります。図面の変更を頼んだのに反映されなかった、という投稿が2020年にあったことを考えると、変更の依頼こそ書面にしておく価値があります。

現場と近隣への配慮も確かめておく

現場に関する気になる記録もあります。2013年には近隣の現場が早朝や深夜まで作業していたという投稿、2023年にはモデルハウスの工事で挨拶がなく騒音や工事車両が自宅の玄関に及んだという投稿がありました。2021年には、出入りする業者のクレーン車が車線をふさいでいたという目撃の投稿もあります。

着工の前には、作業する曜日と時間帯、近隣への挨拶を誰がいつ行うのかを確認しておきましょう。長く住む場所ですから、工事のあいだの近所づきあいは自分の暮らしに直結します。工事中の連絡窓口が営業担当なのか現場監督なのかも、あわせて聞いておいてください。

ウッドライフホームが向いている人と、慎重に考えたい人

ここまで確かめた内容から、どんな方に合うのかを整理します。会社の良し悪しではなく、条件との相性の話です。

向いていると考えられる条件

  • 富山、石川、福井、滋賀の4県に土地があり、店舗まで足を運んで打ち合わせを重ねられる方
  • 断熱等性能等級や耐震等級といった等級を、比較の軸にしたい方。AFFECTは等級7と耐震等級3が取れる商品として案内されています
  • 制震ダンパーや防腐防蟻の加圧注入、熱交換気システムのように、標準に含まれる仕様を重く見る方
  • 2026年4月に公表された自社の実績で、ZEHシリーズが91.00%。省エネ性能の高い住宅の比率が高い会社を選びたい方
  • 打ち合わせの記録を自分でも残し、標準と有料の境目を1つずつ確かめながら進められる方

慎重に考えたほうがよい条件

  • 契約の前に、公式サイトの価格表で総額の見当を付けておきたい方。価格と坪単価の掲載は見つけられませんでした
  • UA値やC値の数値で断熱性能を比べたい方。数値が出ているのはmamoruのUA値0.43だけで、しかもシミュレーションの値です
  • 点検が何年目にあるのかを、契約の前に公式の記載で確かめたい方。年次の記載は見つけられませんでした
  • 担当者による差を避けたい方。担当者ごとの差が大きいという投稿が、年をまたいで繰り返し出ています
  • 外構まで1社にまとめて任せたい方。外構は契約に含まれないという投稿が複数ありました
  • 石友ホームの最長60年保証や定期訪問を期待している方。その保証は別法人の条件で、AFFECTの保証図に示された体系とは違います

よくある質問

ウッドライフホームの坪単価はいくらですか。

A. 今回確認した公開資料では見つけられませんでした。公式サイトの全ページを取得して全文を検索しましたが、本体価格も坪単価も商品別の価格も掲載がありません。金額が出るのは土地情報のページと来場予約フォームの予算の選択肢だけです。口コミには2011年の坪40万円台から2025年の坪80万円まで幅のある数字が出ていますが、いずれも投稿した方の申告で、年も条件もばらばらです。総額は見積書で費目をそろえて比べてください。

ウッドライフホームと石友ホームは同じ会社ですか。

A. 別の会社です。石友ホームグループという同じグループに属していて、代表者も同じ、本社も隣り合っていますが、法人番号も建設業許可の番号も別です。商品も、石友ホームはila、ウッドライフホームはAFFECTとmamoruと分かれています。保証の内容も別なので、石友ホームの最長60年保証や1年目、3年目、10年目の定期訪問を、こちらの条件として読まないでください。木材の調達とプレカット工場、引き渡し後の相談窓口はグループで共通です。

ウッドライフホームの保証は何年ですか。

A. AFFECTの商品ページにある保証図では、3種類に分かれています。構造躯体が初期20年で定期メンテナンスにより30年まで、雨水の侵入を防ぐ部分が初期10年で30年まで、1階床下の防蟻が初期20年で60年までです。60年は防蟻だけの上限で、家全体の保証期間ではありません。延長には自社指定の設計と施工方法、全体防蟻仕様の採用という条件が付き、延長を続けない場合は無償の点検が終了すると書かれています。延長にかかる費用は公開資料では確かめられませんでした。この保証図はAFFECTのページにあるもので、mamoruの保証を示す資料は見つけられませんでした。

AFFECTとmamoruは何が違いますか。

A. AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3を取得できる上位の商品で、壁の中と外側を組み合わせたダブル断熱、Low-Eトリプルガラスの樹脂サッシが特徴です。mamoruはZEHに対応したスタンダード仕様で、現場発泡の吹き付け断熱と熱交換気システムを標準としています。UA値0.43が示されているのはmamoruだけです。どちらも制震ダンパーMIRAIEと防腐防蟻の加圧注入は標準です。太陽光発電については、mamoruのページにオプションと明記されています。

断熱のUA値やC値は公表されていますか。

A. 数値として確認できたのはmamoruのUA値0.43だけです。これはIBECモデルの5地域、A3区分、富山県と石川県の仕様でシミュレーションした結果で、実際に建てた家を測った値ではありません。AFFECTのUA値とC値、mamoruのC値は、商品ページの本文と掲載画像を全数確認しても見つけられませんでした。AFFECTのページに出てくる0.6や0.34、0.23は制度の基準値の説明です。気密を重く見る方は、測定を行うかどうかと、結果を書面でもらえるかを契約の前に確かめてください。

定期点検は何年目にありますか。

A. 年次の記載は見つけられませんでした。公式サイトにあるのは、定期的に訪問して独自のチェックシートで定期検査を行う、という説明だけです。点検が無いという意味ではなく、何年目に来るのかが公開されている範囲では分からない、ということです。石友ホームの1年目、3年目、10年目という記載は別の会社の条件なので当てはめられません。保証の延長を続けない場合は無償点検が終了するとも書かれているため、点検の時期と費用は契約の前に書面で確かめておきましょう。

営業担当によって対応に差がありますか。

A. そうした投稿が繰り返しありました。担当者の当たり外れの問題だという書き込みが2010年、2018年、2020年と時期をまたいで出ていて、良い評価17件の中にも、担当者を評価する内容が並んでいます。気になる側では、契約の前後で対応が変わった、伝えた内容が引き継がれていなかった、という記録がありました。ただし、店舗名が書かれた投稿はごく少数なので、どの店舗が良い悪いという判断はできません。展示場では、担当になる方と現場監督の役割分担を先に聞いておくと違いが分かります。

まとめ

ここまでで確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開されていた口コミ527件の内訳は、気になる内容249件、中立193件、良い評価85件。ただし446件が1本の掲示板スレッドからで、186件が2009年から2011年の投稿です。この内訳は世の中の評価の割合ではありません
  • 話題別では価格・費用が133件で最多。施工品質と現場が130件、営業対応が91件と続き、良い評価が気になる内容を上回ったのは断熱・気密と住み心地の38件だけでした
  • ウッドライフホーム株式会社は法人番号9230001009827、設立は2006年10月。石友ホーム株式会社とは同じグループの別法人で、商品も保証も別の体系です
  • 商品はAFFECTとmamoruの2つ。AFFECTは断熱等性能等級7と耐震等級3が取れる商品として案内され、建設地やプランによっては対応できない場合があります。mamoruはUA値0.43という試算値が示されています。制震ダンパーは全棟標準で、太陽光発電はmamoruのページにオプションと明記されています
  • AFFECTの商品ページの保証図では、構造躯体が初期20年から30年まで、防水が初期10年から30年まで、防蟻が初期20年から60年まで。延長には条件があり、続けない場合は無償点検が終了します

今回確認した公開資料からは確かめられなかった項目もあります。価格と坪単価、AFFECTのUA値とC値、mamoruのC値、点検の年次、宅地建物取引業の免許番号と建築士事務所の登録番号、保証を延長するときの費用です。白蟻の保証年数は公式サイトの中で15年と20年という2つの記載があり、どちらが現行かを示す資料は見つけられませんでした。着工棟数が北陸で1位という表示も、本文が16年連続、ページの説明文が13年連続と食い違っていて、集計した主体や対象期間の記載がありません。この表示はグループ全体についてのものです。

確認できなかった項目は、書面でもらえば比べられます。自分のプランのUA値の計算書、気密測定を行うかどうかの回答、保証書の見本と延長の条件と費用、点検の案内が届く時期、そして外構と地盤改良まで含めた総額の見積書。この5つがそろえば、ほかの会社と同じ条件で並べられます。展示場を予約する前に、まずは建設地が対応エリアに入っているかを電話で確かめてください。

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