マイホームを建てたいと思ったとき、多くの方が最初にぶつかる壁が「どのハウスメーカーを選ぶか」という問題です。
今この記事に辿り着いたあなたは、数あるメーカーの中で、無垢材にこだわる「夢ハウス」が気になっているけれど、本当に自分たちに合っているのか不安を感じていませんか?
「坪単価は予算内に収まるのか」
「無垢材の家は実際に住みやすいのか」
「アフターサービスは充実しているのか」
そんな疑問を抱えたまま決断するのは怖いですよね。
この記事では、宅建士として数多くの住宅を見てきた経験をもとに、夢ハウスの実態を客観的に分析します。メリットだけでなくデメリットもしっかりお伝えしますので、納得のいく選択をするための参考にしてください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
後悔するは嘘!夢ハウス68人の良い評判と悪い口コミ

夢ハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここでは夢ハウスの口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

モデルハウスで感じた木の香りが忘れられず、夢ハウスさんに決めました。無垢材の床は裸足で歩くと心地よく、ほんのり暖かい。寝室に採用した桐の床のおかげで以前より眠りの質が大幅に改善した気がして、毎日癒されています。


念願の薪ストーブのある冬は、体も家も芯からぬくもりに包まれるような暖かさで、冬が来るのが楽しみになりました。朝起きても寒くなく、夜中のトイレも怖くなくなったのが嬉しい変化です。夏も余程の猛暑日以外はエアコンなしで快適に過ごせる省エネ性に感動しています。


人をもてなすのが大好きで、大勢が集まれる家をリクエストしました。玄関を開けるとすぐに広がる38帖の大空間リビングと大きな吹き抜けは、思い描いた理想そのものです。間仕切りがなく開放感があるため、家族の絆も深まったと感じています。
夢ハウスの注文住宅は、特許技術で乾燥させた天然無垢材の温もりと清々しい木の香りに包まれ、健康や快適性(シックハウス改善など)を実現している点が特に高く評価されています。自社一貫生産による優れたコストパフォーマンスに加え、家族の成長や生活動線に配慮した設計と、「サポートは一生一緒」という長期的な安心感が、施主に深い満足をもたらしていることがわかります。
同じく無垢材と自然素材を活かした健康住宅に力を入れているビルダーとしては、八溝杉の無垢材にこだわる棟匠も比較検討されることが多いです。素材へのアプローチや工法の違いを把握しておくと、より納得のいく選択ができるでしょう。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

天然無垢材の家に憧れて検討しましたが、やはり価格が高いと感じました。規格住宅である「郷の家」でも坪単価が60万円を超え、予算オーバーで泣く泣く諦めました。品質は魅力的ですが、性能面で張り合えるローコスト住宅を選んだ方が、費用対効果は良かったのかなと、今でも少し惜しい気持ちがあります。
天然無垢材という高品質な素材を使用する以上、価格が高くなるのは避けられない現実です。この口コミからは、品質への魅力と予算との板挟みで苦しまれた様子が伝わってきます。
夢ハウスを検討される際は、事前に総額の見積もりをしっかり取り、ローコスト住宅との性能比較を数値で確認することが重要です。無垢材の調湿性や経年変化の美しさといった数値化しにくい価値をどこまで重視するかが、判断の分かれ目になるでしょう。


家の性能を示すC値やUA値といった具体的な数値が、公式サイトで公開されていない点に不安を感じました。営業担当者に質問しても明確な回答が得られず、「無垢材が良いから大丈夫」という説明だけでは高額な買い物をする上で信用しきれませんでした。
住宅性能を示す数値の公開は、施主にとって客観的な判断材料となる重要な情報です。この口コミのように数値が明示されない場合、不安を感じるのは当然のことです。夢ハウスを検討する際は、契約前に必ずC値やUA値などの性能数値を書面で提示してもらうよう依頼しましょう。
また、第三者機関による性能評価や保証の有無も確認することで、より客観的な判断ができます。営業担当者の説明だけに頼らず、具体的なデータを求める姿勢が大切です。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!夢ハウスで家を建てる方法
夢ハウスで家づくりを検討している方へ、宅建士の視点から”失敗しない進め方”を解説します。
夢ハウスは、新潟発の天然無垢材専門メーカーで、自社一貫生産と「郷の家」「tsumiki」などの規格住宅によって、無垢材の健康住宅を比較的手の届きやすい価格帯で提供しているハウスメーカーです。
そのため「素材へのこだわり」「家族の健康・快適性」に強みがある一方、性能数値の見える化や加盟店ごとの対応品質は”事前確認”がカギ。まずは全体像と評価を押さえましょう。
宅建士の筆者による夢ハウスの全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | A-ランク
|
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
天然無垢材の心地よさと健康配慮に定評のある、夢ハウス。
新潟本社と全国の加盟店ネットワークを背景に、「無垢材×健康住宅」に特化した注文住宅ブランドです。
そのため、「素材と健康」「価格と品質のバランス」に強みがあり、無垢材の家に憧れつつも予算との兼ね合いが気になるご家庭にとって、有力な選択肢と言えるでしょう。
そんな夢ハウスでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。夢ハウスの特徴を5つにまとめました。

「自社一貫生産×規格住宅」で実現する無垢材の高コスパ
山林買付〜製材・乾燥〜プレカットまでを自社一貫で行い、中間マージンを圧縮。さらに「郷の家」「tsumiki」などの規格住宅を活用することで、坪単価60〜80万円前後というレンジで本格無垢材住宅を実現しやすいのが特徴です(自由設計は仕様次第で上ぶれ)。
「フルオーダーの無垢の家は手が届きにくい…」という層でも、プランの工夫次第で現実的な総額に収めやすいのが強みです。
なお、木造住宅で高いブランド力と全国規模の実績を持つ大手ハウスメーカーとしては住友林業があります。坪単価は住友林業の方が高めですが、全国統一の施工品質やアフターサービス網など、大手ならではの安心感もあるため、比較検討の材料にしてみてください。
特許乾燥無垢材+パネル工法で「長寿命&耐震性」を両立
含水率15%以下まで落とした特許技術の乾燥無垢材を構造材に採用し、反り・割れを抑えた長寿命仕様に。構造は「面」で支えるパネル工法+剛床構造で、実際の大地震でも被害が軽微だった実績があります。
数値としての「耐震等級3」の明示まではないものの、構造設計と実績から見て、木造としては十分に地震に強い部類と評価できます。
同じく無垢材の家づくりに特化したビルダーとしては、国産材を厳選し木の特性を最大限に引き出す設計で知られるもりぞうも検討候補に挙がりやすい会社です。素材選びや乾燥技術の違いを比較してみるのもおすすめです。
自然素材×低ホルムアルデヒドの「健康住宅」志向
構造材から内装、建具まで本物の無垢材を基本とし、珪藻土入りクロスなど自然素材を積極採用。シックハウスの原因となるホルムアルデヒド濃度を低く抑える設計で、「子どものアトピーや喘息が落ち着いた」といった体験談も多いメーカーです。
「最新スペックより、家族の健康と木のぬくもりを優先したい」という価値観と相性が良いブランドと言えるでしょう。
規格住宅+自由設計のラインナップで”ちょうどいい自由度”
「郷の家」「tsumiki」といった規格住宅は、25プラン前後のベースから間仕切り追加・水回り位置変更などのアレンジが可能。一方で、自由設計プランでは敷地条件やこだわりに合わせたフルオーダーにも対応します。
「完全自由設計は決めごとが多すぎて不安」「でも建売レベルの画一プランは物足りない」という方でも、規格+適度なカスタマイズで”ちょうどいい自由度”を取りやすい構成です。
全国加盟店ネットワークの強みと”施工店選び”の重要性
夢ハウスは直営だけでなくボランタリーチェーン方式で全国約400社が加盟。無垢材と工法は共通ですが、提案力・現場管理・アフター対応は各加盟店の力量に左右されます。
そのため、施工実績や口コミ、担当者の知識量・レスポンスをしっかりチェックし、「どの加盟店に頼むか」まで含めて比較することが、満足度を大きく左右します。
予算内で「無垢材の心地よさ」と「家族の健康」を重視したい方にとって、夢ハウスは有力候補のひとつです。
契約前は、断熱・気密の目標値(C値・UA値など)や坪単価ベースではない総額見積もり、加盟店ごとの施工実績・アフター体制をきちんと書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、後悔の少ない家づくりにつながります。
夢ハウスは後悔する?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、夢ハウスには、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際夢ハウスの実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな評判のポイント
夢ハウスに対する肯定的な評判は、主に「素材へのこだわり」と「健康面でのメリット」に集中しています。
最も高く評価されているのが、天然無垢材の品質です。構造材から内装材まで無垢材を使用し、特許取得の乾燥技術によって含水率15%以下を実現することで、無垢材の弱点とされる反りやすきまを抑えています。特に土台に使用される樹齢1,000年のヒバ材は、天然の防虫成分を含んでおり、シロアリ対策として高い効果を発揮します。
健康面での評価も見逃せません。石油化学製品を排除し、珪藻土入りクロスなどの自然素材を採用することで、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド濃度を大幅に抑制しています。実際に「喘息が改善された」「アトピーの症状が軽くなった」という体験談が複数報告されており、健康住宅としての実績が裏付けられています。
価格面でも評価されています。山林買付から施工までの自社一貫生産システムにより中間マージンをカットし、規格住宅「郷の家」では坪単価60万円台から天然無垢材の家を実現しています。高品質な無垢材住宅としては、競争力のある価格帯といえるでしょう。なお、木造住宅の取得費用の動向は住宅金融支援機構 フラット35利用者調査でも把握できます。
耐震性についても、パネル工法と剛床工法を組み合わせた構造により、新潟中越沖地震で被害が少なかったという実績があります。また、「サポートは一生一緒」という理念のもと、引き渡し後の定期点検やオーナー向けイベントを実施するなど、長期的な関係構築にも力を入れています。
ネガティブな評判のポイント
一方で、いくつかの懸念点も指摘されています。
最も目立つのが、性能数値の公開不足です。気密性を示すC値や断熱性を示すUA値といった、現代の住宅選びで重要視される具体的な数値が公式に公開されていません。このため、他メーカーとの客観的な比較が難しく、性能重視の方にとっては判断材料が不足していると感じられることがあります。
また、「夏は涼しいが冬は寒い」「廊下やトイレが特に寒い」といった声も一部見られます。無垢材の調湿効果と住宅全体の断熱性能は別物ですから、検討段階では温熱環境について詳しく確認する必要があるでしょう。
価格については、坪単価60万円〜80万円という設定が、無垢材住宅としては妥当でもローコスト住宅と比較すると高く感じられる場合があります。また、無垢材特有の特性として、傷や凹みがつきやすい点を気にされる方もいらっしゃいます。
フランチャイズ展開に伴う課題として、加盟店によって営業スタッフの知識レベルにばらつきがあるという指摘も一部で見られました。特に専門的な質問に対して適切な回答が得られないケースや、担当者の退職による引継ぎの問題が報告されています。
評判から見る夢ハウスの総合評価
夢ハウスを総合的に評価すると、「天然無垢材による健康的な住まい」という明確なコンセプトを持つ専門メーカーとして、高く評価できます。
最大の強みは、素材の品質と健康価値です。特許技術による乾燥材と自社一貫生産システムは、他社では真似のできない独自性を持っています。木の香りや素足で歩ける心地よさ、アレルギー症状の改善といった体感的な価値は、数値では測れない大きなメリットです。
ただし、性能数値の透明性については改善の余地があります。現代の住宅市場では、C値やUA値といった客観的な指標が重視されていますから、これらの情報を事前に確認することをおすすめします。断熱性能の基準や省エネ住宅に関する情報は資源エネルギー庁 省エネ住宅の概要でも整理されています。契約前に加盟店の担当者に具体的な数値を書面で提示してもらうことが重要です。
夢ハウスは、最新の省エネスペックを追求するよりも、耐久性、健康、木の温もりといった住まいの根源的な価値を重視する方に適したメーカーといえます。無垢材の経年変化を楽しみ、自然素材に囲まれた暮らしを最優先する方にとっては、他では得難い選択肢となるでしょう。
一方で、数値による性能比較を重視する方や、詳細な保証内容を求める方は、契約前に十分な情報収集と確認作業が必要です。フランチャイズ展開のため、加盟店によって対応に差が出る可能性もありますから、複数の加盟店を比較検討することも一つの方法です。
夢ハウスの本社がある新潟県内で比較検討したい方には、自然素材と高いデザイン性を両立させた家づくりで評価の高いオーガニックスタジオ新潟も選択肢のひとつです。同じ新潟エリアで異なるアプローチの会社を見比べることで、自分に合った方向性が見えてくるでしょう。
夢ハウスを選ぶということは、「数字上のスペックよりも、天然素材がもたらす体感的な価値」を選択することを意味します。ご自身の住まいに対する優先順位を明確にした上で、判断されることをおすすめします。夢ハウスの商品ラインナップや施工事例の詳細は夢ハウス 公式サイトでも確認できます。
失敗しない夢ハウスで家を建てる5つのポイント

夢ハウスで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 規格住宅の活用でコストを最適化する
- モデルハウスでの体感を重視する
- 住宅性能の数値を明確に確認する
- 無垢材の特性を理解し受け入れる
- 加盟店の体制とアフターサービスを確認する
それぞれ見ていきましょう。
1.規格住宅の活用でコストを最適化する
夢ハウスは山林買付から施工までを自社で一貫生産することで中間マージンをカットし、本物の無垢材住宅をより手の届きやすい価格で提供しています。特に規格住宅の「郷の家」と「tsumiki」は、天然無垢材をふんだんに使いながらも、坪単価60万円台からの家づくりを可能にしています。
「郷の家」は25種類の基本プランから選べる規格住宅でありながら、間仕切りの追加や水回りの位置変更など、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。「tsumiki」は子育て世代向けに設計され、2階部分がフリースペースとなっており、家族構成やライフスタイルに応じたレイアウトが可能です。予算を抑えつつ無垢材の良さを実感したい方は、まずこれらの規格プランを検討することで、コストと品質のバランスを最適化できます。
2.モデルハウスでの体感を重視する
初めてモデルハウスを訪れた方の多くが「木の香り」や「暖かさ」を実感し、居心地の良さを感じています。夢ハウスの最大の魅力は、実際に体感してこそ伝わるものです。
可能であれば、異なる季節に複数回訪問することをおすすめします。夏の涼しさや冬の温かさを実際に体感することで、無垢材の調湿効果や温熱環境を確認できます。また、廊下やトイレなど、居室以外の空間の温度も確認しておくと、より実生活に近い判断ができるでしょう。モデルハウスでの宿泊体験が可能な場合は、ぜひ活用してみてください。
3.住宅性能の数値を明確に確認する
夢ハウスは断熱等性能等級を取得しているわけでもなく、具体的な気密性・断熱性の数値についても公式ホームページでアナウンスしていません。そのため、契約前に加盟店の担当者に対して、C値やUA値などの性能数値を書面で提示してもらうことが重要です。
夢ハウスでは断熱材に吹き付けウレタンフォームやビーズ法ポリスチレンフォームを採用し、屋根裏や壁にアルミ遮熱シートを施工しています。これらの仕様について、具体的な断熱等性能等級や耐震等級を確認し、他社との比較材料としましょう。性能を数値で把握することで、より納得のいく判断ができます。
4.無垢材の特性を理解し受け入れる
夢ハウスの無垢材は特許取得の乾燥技術により含水率15%以下に抑えられており、反りやすきまがほとんど生じません。しかし、無垢材である以上、集成材や合板とは異なる特性があることを理解しておく必要があります。
傷や凹みがつきやすいという特性は、見方を変えれば「生活の痕跡が刻まれていく」ということでもあります。この経年変化を「味わい」として楽しめるかどうかが、無垢材の家を選ぶ上での重要なポイントです。完璧な美しさを保ちたい方よりも、自然素材ならではの変化を愛せる方に向いているといえるでしょう。
5.加盟店の体制とアフターサービスを確認する
夢ハウスは北海道から沖縄まで約400社の加盟店を持つボランタリーチェーンとして展開しています。フランチャイズではなくボランタリーチェーンという形態のため、加盟店ごとに対応やサービスに差が出る可能性があります。
契約前には、担当者の知識レベルや対応の丁寧さを見極めることが大切です。また、構造躯体の重要な部分と雨漏りを防止する部分の初期保証は10年間となっていますが、その後の定期点検のスケジュールや長期保証の詳細については、加盟店に直接確認しましょう。担当者が退職した場合の引継ぎ体制についても、事前に確認しておくと安心です。
可能であれば、複数の加盟店を訪問して比較検討することもおすすめします。同じ夢ハウスブランドでも、加盟店によって提案力や対応に違いがあるため、ご自身に合った加盟店を見つけることが、満足のいく家づくりにつながります。
夢ハウスの実際の坪単価を宅建士社長が解説!

夢ハウスで家を建てる際、最も気になるのが坪単価ではないでしょうか。天然無垢材をふんだんに使った家というと高額なイメージがありますが、夢ハウスは独自の生産システムにより、比較的手の届きやすい価格帯を実現しています。
ここでは、商品別の坪単価と、その価格を可能にしている仕組みについて詳しく解説します。
夢ハウスの坪単価相場
夢ハウスの価格帯は坪単価60万円から80万円程度となっています。この価格帯は、ローコストハウスメーカーと比較するとやや高めですが、天然無垢材を構造材から内装まで全面的に使用する住宅としては、非常にコストパフォーマンスに優れた設定といえます。
一般的に、無垢材を使用した注文住宅は坪単価100万円を超えることも珍しくありません。夢ハウスは山林買付から施工までを自社で一貫生産することで中間マージンをカットし、高品質な無垢材住宅を手の届きやすい価格で提供しています。
同じ坪単価60万円台の価格帯で、高断熱性能と充実した保証が魅力のハウスメーカーとしてはアイフルホームや、高気密高断熱と制震装置を標準搭載するヤマト住建などがあります。標準仕様の内容が異なるため、同じ坪単価でも「何が含まれているか」を比較することが重要です。
商品別の坪単価と特徴
夢ハウスには複数の商品ラインナップがあり、それぞれに特徴と価格帯があります。以下、主要な商品の坪単価の目安をご紹介します。
郷の家
「郷の家」は天然無垢材を使用した規格住宅で、25種類の基本プランが用意されており、間仕切りの追加や水回りの位置変更など、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。規格住宅でありながら、施主の要望に応じた変更が可能なため、「自分流の暮らし」を実現できます。
坪単価は60万円から70万円程度が目安となります。例えば、35坪の住宅であれば、本体価格は2,100万円から2,450万円程度となります。ただし、これは本体価格であり、別途、外構工事や地盤改良費などがかかることを念頭に置いておきましょう。
tsumiki(つみき)
「tsumiki」は子育て世代向けに設計された規格住宅で、無垢材をふんだんに使いながらも施工コストを合理化して実現した商品です。2階部分がフリースペースとなっており、家族構成やライフスタイルに応じたレイアウトが可能で、まさに積み木のように自由な発想で空間を作れます。
エアコン、カーテン、照明など、暮らしに必要な設備も本体価格に含まれています。坪単価は60万円前後が目安で、「郷の家」と比べてもコストを抑えられています。30坪の住宅であれば、本体価格は1,800万円程度からとなり、若い世代でも無垢材の家を実現しやすい価格設定です。
自由設計(千年時代の家)
完全自由設計の注文住宅である「自由設計」は、夢ハウスの技術と素材を最大限に活かし、施主の理想を形にするプランです。間取りや仕様の自由度が高い分、坪単価は60万円から80万円程度と幅があります。
こだわりの強い方や、特殊な敷地条件に対応したい方に適しており、35坪の住宅であれば、本体価格は2,100万円から2,800万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
木のひらや
平屋建てのプラン「木のひらや」は、子育て世代からセカンドライフ層まで幅広い世代に対応した商品です。坪単価は60万円から80万円程度が目安となります。
平屋は階段がないためバリアフリーで暮らしやすく、家族の気配を感じやすい間取りが魅力です。ただし、2階建てと比べて基礎や屋根の面積が広くなるため、坪単価がやや高めになる傾向があります。
坪単価に含まれる費用と含まれない費用
坪単価を比較する際に注意したいのが、どこまでの費用が含まれているかという点です。一般的に坪単価には本体工事費が含まれますが、以下の費用は別途必要になることが多いです。
- 外構工事費(駐車場、門扉、フェンスなど)
- 地盤改良費
- 屋外給排水工事
- 照明器具・カーテン(商品によっては含まれる場合もあります)
- 諸経費(登記費用、火災保険など)
夢ハウスでは予算に応じてグレードを変えることはせず、建材・構造・住宅設備はほとんど同じで、施主の考えや要望を反映した結果によって価格が変わります。つまり、どの商品を選んでも基本的な品質は保たれており、間取りやカスタマイズの内容によって価格が変動する仕組みです。
総予算の考え方
坪単価はあくまでも目安であり、実際の総予算を把握するためには、本体価格に加えて付帯工事費や諸経費を含めた総額で考える必要があります。一般的に、本体価格に対して付帯工事費や諸経費は20%から30%程度を見込んでおくとよいでしょう。
例えば、本体価格が2,000万円の場合、総額では2,400万円から2,600万円程度になることを想定しておきましょう。土地をお持ちでない方は、さらに土地代も加わります。
コストパフォーマンスの秘密
夢ハウスは特許を取得した天然無垢材の乾燥技術により、JAS規格の含水率18%から20%よりも低い15%以下を実現しており、無垢材の弱点である反りやくるい、すきまをほとんど生じさせません。
この高品質な無垢材を、自社一貫生産システムによって効率的に供給することで、坪単価60万円台からという価格設定を可能にしています。通常であれば坪単価100万円以上になる無垢材住宅を、この価格帯で提供できるのは、夢ハウスの大きな強みといえるでしょう。
ただし、夢ハウスの建物は工業製品で組み立てられたパッケージ商品ではなく、スタッフや職人が一生懸命作った、ひとつだけの作品です。そのため、坪単価だけで判断するのではなく、実際に建てられた住宅を見学し、その価値を体感してから判断することをおすすめします。
モデルハウスや完成見学会に足を運び、無垢材の質感や空間の心地よさを実際に感じてみてください。数字だけでは伝わらない、夢ハウスならではの価値を発見できるはずです。
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夢ハウスの商品ラインナップ
夢ハウスでは、施主のライフスタイルや予算に応じて選べる複数の商品ラインナップを用意しています。いずれの商品も天然無垢材を使用し、健康・省エネ・耐震・耐久という4つの基本性能を高水準で保っている点が共通していますが、それぞれに異なる特徴と魅力があります。
ここでは、夢ハウスの主要な商品について詳しくご紹介します。
自由設計:理想を形にする完全注文住宅
自由設計は、夢ハウスの技術力と素材を最大限に活かし、施主の発想力とこだわりを追求できる完全自由設計の注文住宅です。
夢ハウスでは構造材はもちろん、壁、天井、床、建具、家具に至るまで全てが本物の天然無垢材で造られています。自由設計では、この無垢材の魅力を最大限に引き出しながら、間取りや仕様を自由に決められるため、唯一無二の住まいを実現できます。
最新技術と伝統工法を組み合わせた高品質な住宅であり、省エネ性や耐震性、耐久性にも優れています。家族構成やライフスタイル、敷地条件など、あらゆる要望に柔軟に対応できるため、こだわりの強い方や特殊な条件をお持ちの方に最適なプランです。
郷の家:高品質と手頃さを両立した規格住宅
「郷の家」は高品質でありながらコストを抑え、無駄を排除した無垢材の木造規格住宅です。天然無垢材を使った自由設計の家は理想だけれど費用面が心配という方のために開発されました。
25種類の間取りプランが用意されており、間仕切りを自由に設定できるため、理想の住まいを実現できます。規格住宅でありながら、水回りの位置変更や間仕切りの追加など、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。十の家族があれば十通りの住まい方があるという考えのもと、施主一人ひとりが求める住まいにカスタマイズしてお届けしています。
光と風を自由に操る設計や、日本古来の伝統工法「真壁造り」と壁パネルを組み合わせた耐震構造など、プロが設計した高品質プランをベースに、生活の「あたりまえ」を見直した機能的な住まいを実現しています。
tsumiki:子育て世代を応援する新しいスタンダード
「tsumiki」は「無垢材の家は高い」という先入観を覆す新ブランドとして誕生しました。自然素材で包まれた家に住みたい、自分流に間取りも考えたい、でもできるだけ費用は抑えたい。そんな家族の夢を叶える住まいが「tsumiki」です。
2階の基本仕様はフリースペースとなっており、家族構成やライフスタイル、将来を見越した自由なレイアウトが可能です。まるで積み木のパーツを組み立てるように、あなた流の暮らしのカタチを作れる、夢が広がる家づくりを楽しめます。
子育て世代の暮らしを考えた空間設計で、生活動線や家事スペースの配置は忙しいママ目線で考えられています。アトピーや喘息のお子様にも安心の無垢材のぬくもりと調湿性能、超低ホルムアルデヒド数値でシックハウス症候群とも無縁です。エアコン、カーテン、照明など、暮らしに必要な設備も本体価格に含まれているため、予算管理もしやすく、若い世代でも手の届く無垢材住宅となっています。
木のひらや:大空間で優しくつながる平屋の暮らし
「木のひらや」は、平屋をベースとした商品で、子育て世代からセカンドライフ層まで幅広い世代に対応しています。大空間で優しくつながる家族の幸せをテーマにしており、階段のないバリアフリーな住まいが特徴です。
平屋は家族の気配を感じやすく、コミュニケーションが取りやすい間取りが魅力です。また、将来的にロフトや1.5階などのプラスアルファの空間を設けることもでき、家族の成長に合わせて柔軟に対応できます。天然無垢材に包まれた心地よい空間で、落ち着いた暮らしを実現したい方におすすめです。
リセット住宅:愛着ある家を新築以上の快適空間へ
「リセット住宅」は愛着ある旧家の面影を残し、新築以上の快適空間を造る無垢材リフォームプランです。「リセット」という言葉には、単に「元の状態に戻す」だけでなく、2つの大きな意味が込められています。
ひとつは、床強度の低下や壁内のカビなど、目に見えないところも含めて傷んだ箇所を丁寧に修復し、住まいの状態をリセットすること。もうひとつは、長年の暮らしで積み重なった生活の不便さや不満をリセットし、快適な暮らしを長期間維持できる家に再生することです。
愛着のある家の骨組みを活用することで、新築よりもコストを抑えながら、無垢材を使った快適な住空間を手に入れることができます。住み慣れた場所で、より良い暮らしを始めたい方に適したプランです。
AURORA:オリジナル薪ストーブで豊かな暮らし
夢ハウスオリジナルの薪ストーブ「AURORA」は、省スペースながら本格的な薪ストーブ生活を楽しめるよう設計されています。特に「郷の家」では標準採用されており、冬でも体の芯から温まる心地よさを提供します。
管理や使用方法が簡単で、ライフスタイルに合わせて7つの種類から選べます。薪ストーブのある暮らしは、家族が自然と集まる温かな空間を作り出し、四季の移り変わりをより豊かに感じられる暮らしを実現してくれます。
どの商品を選ぶべきか
夢ハウスでは予算に応じてグレードを変えることはせず、建材・構造・住宅設備はほとんど同じで、施主の考えや要望を反映した結果によって価格が変わります。つまり、どの商品を選んでも基本的な品質は保証されているため、ご自身のライフスタイルや優先順位に合わせて選択することが重要です。
自由度の高い家づくりを求めるなら「自由設計」、コストパフォーマンスを重視するなら「郷の家」や「tsumiki」、平屋の暮らしに憧れるなら「木のひらや」、既存の家を活かすなら「リセット住宅」と、それぞれに明確な特徴があります。
まずはモデルハウスや完成見学会に足を運び、実際の空間を体感してみることをおすすめします。無垢材の心地よさや香り、空間の居心地の良さは、実際に体験してこそ伝わるものです。カタログや数字だけでは分からない夢ハウスの魅力を、ぜひご自身の五感で確かめてください。
夢ハウスで家を建てるメリットとデメリット

家づくりを検討する際、メーカーの強みと弱みを正確に把握することは非常に重要です。ここでは、宅建士の視点から夢ハウスのメリットとデメリットを客観的に分析し、どのような方に適しているのか、また慎重に検討すべき方はどのような方なのかを詳しく解説していきます。
夢ハウスで家を建てるメリット5つ
夢ハウスには、天然無垢材のスペシャリストとして長年培ってきた独自の強みがあります。以下、具体的なメリットをご紹介します。
1.健康住宅としての圧倒的な優位性
夢ハウスは構造材から内装材まで無垢材を使用し、珪藻土入りクロスなどの自然素材を採用することで、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド濃度を大幅に抑制しています。一般的な次世代省エネ基準住宅のホルムアルデヒド気中濃度基準が0.08ppm以下であるのに対し、夢ハウスの住宅は0.015ppm程度まで抑制している実績があります。
実際に、入居後にお子様のアトピー性皮膚炎や喘息が改善したという体験談も複数報告されています。化学物質過敏症やアレルギーに悩むご家族にとって、この健康への配慮は何よりも大きな価値となるでしょう。
2.特許技術による高い耐久性
夢ハウスは天然無垢材の乾燥技術に関する特許を取得しており、JAS規格の含水率18%から20%を大きく下回る含水率15%以下に乾燥させた無垢材を構造材に使用しています。この技術により、無垢材の弱点とされる反りやくるいをほとんど生じさせず、腐敗にも強い構造材を実現しています。
さらに、土台には樹齢1,000年のヒバ材を使用しています。ヒバ材に含まれるヒノキチオールという成分には殺虫作用があり、天然のシロアリ対策として機能します。法隆寺のように長く住み継げる家を目指すという理念が、こうした素材選びに表れています。
3.確かな耐震性能
夢ハウスでは面で家を支えるパネル工法を採用しており、在来工法の筋交いと比べて強度が3.3倍とされています。さらに剛床工法を組み合わせることで、地震に強い構造を実現しています。
実際に、新潟中越沖地震において震度6強を経験した地域でも、夢ハウスの建物は被害が少なかったという実績があります。地震大国日本において、この耐震性の高さは安心材料となるでしょう。
4.無垢材住宅としては驚きのコストパフォーマンス
高品質な無垢材を使用する住宅は通常、坪単価100万円以上となることが多い中、夢ハウスは山林買付から施工までを自社一貫生産システムで対応することで中間マージンをカットし、規格住宅「郷の家」や「tsumiki」では坪単価60万円台を実現しています。
特に「tsumiki」は子育て世代向けに開発された商品で、エアコン、カーテン、照明など、暮らしに必要な設備45項目が本体価格に含まれています。価格の透明性が高く、予算管理がしやすい点も大きなメリットです。
5.優れた断熱・遮熱性能
夢ハウスでは床や壁に南極の昭和基地にも採用された断熱材を使用し、屋根裏や壁には宇宙服の技術を応用した遮熱シートを施工しています。これにより、夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境を実現しています。
また、「郷の家」では薪ストーブ「AURORA」が標準装備されることもあり、冬の寒さ対策としても優れています。無垢材の調湿効果と相まって、一年を通じて快適に過ごせる住まいとなっています。
夢ハウスで家を建てるデメリット5つ
優れた特徴を持つ夢ハウスですが、検討する上で留意すべき点もあります。公平な判断のために、デメリットについても正直にお伝えします。
1.性能数値の公開不足
夢ハウスでは具体的な気密性・断熱性の数値を公開しておらず、断熱等性能等級を取得しているわけでもありません。現代の住宅選びでは、C値やUA値といった客観的な指標が重視されていますが、これらの数値が公式に明示されていないため、他メーカーとの比較が難しいという課題があります。
性能重視で家を選びたい方や、数値による客観的な比較を重視する方にとっては、判断材料が不足していると感じられる可能性があります。契約前に、加盟店の担当者に具体的な数値を書面で提示してもらうことをおすすめします。
2.温熱環境に関する体感的なギャップ
高い断熱性能をアピールしているものの、一部の口コミでは「冬は普通に寒い」という意見や、モデルハウスで説明された「全室温度均一」とは異なり、廊下やトイレ、洗面室などが寒く感じるという指摘も見られました。
無垢材の調湿効果と住宅全体の温熱環境は別物です。最高水準の高気密高断熱住宅のような完全な温度均一性を期待すると、ギャップを感じる可能性があることを理解しておく必要があります。
3.ローコスト住宅と比較した価格の高さ
坪単価60万円から80万円という価格帯は、天然無垢材を使用している点では優れたコストパフォーマンスですが、坪単価30万円から40万円台のローコストハウスメーカーと比較すると高価です。
予算を最優先する方や、無垢材へのこだわりが特にない方にとっては、他のメーカーの方がコスト面で有利になる可能性があります。
4.無垢材特有の手入れと経年変化
無垢材は加工された集成材と異なり、床に傷や凹みがつきやすいという特性があります。家具を動かしたり、物を落としたりした際に、床に跡が残る可能性があることを理解しておく必要があります。
この経年変化を「味わい」として楽しめる方には魅力となりますが、常に新品同様の状態を保ちたい方には不向きといえるでしょう。
5.アフターサービスの詳細不足
夢ハウスは「サポートは一生一緒」という理念を掲げ、物件引渡し後に毎年無料点検を実施していますが、最長60年の長期保証や24時間365日受付のコールセンターなど、他社が提供するような詳細なサービス内容が公式サイトに明記されていません。
全国に約400社の加盟店を持つボランタリーチェーンとして展開しているため、加盟店によって対応やサービスに差が出る可能性もあります。長期保証の詳細や、担当者が変わった際の引継ぎ体制については、契約前に十分確認することが重要です。
夢ハウスが向いている人
ここまでの分析を踏まえ、どのような方に夢ハウスが適しているのかを具体的にご紹介します。
家族の健康を最優先する方
アレルギーや喘息、アトピーなどの健康問題を抱えるご家族がいる場合、化学物質を徹底的に排除した夢ハウスの家づくりは理想的な選択となります。超低ホルムアルデヒド数値と自然素材による調湿効果は、他のハウスメーカーでは得難い大きな価値です。
なお、同じく「健康」をコンセプトの中心に据えた家づくりを行うハウスメーカーとしては、福岡県を拠点とする健康住宅も注目されています。エリアは異なりますが、健康志向の家づくりという観点で参考になるでしょう。
本物の木の温もりを求める方
床や壁、建具、家具に至るまで天然無垢材に囲まれた空間で暮らしたい方、木の香りや肌触りを日々感じながら生活したい方には、夢ハウスは最適です。帰宅するたびに木の良い香りに癒される暮らしは、何物にも代えがたい豊かさをもたらしてくれます。
長く住み継げる家を求める方
樹齢1,000年のヒバ材や特許乾燥技術による構造材など、高い耐久性を持つ家づくりに価値を見出す方に適しています。「千年時代の家」というコンセプトに共感できる方、子や孫の世代まで住み継げる財産となる家を建てたい方におすすめです。
薪ストーブのある暮らしに憧れる方
「郷の家」では薪ストーブ「AURORA」が標準装備されることもあり、薪ストーブを中心とした温かい暮らしを求めている方に最適です。家族が自然と集まる温かな空間で、四季の移り変わりを感じながら暮らしたい方におすすめします。
コストを抑えて無垢材住宅を実現したい若い世代
「郷の家」や「tsumiki」を選ぶことで、坪単価60万円台という価格帯で天然無垢材の家を実現できます。特に「tsumiki」は子育て世代向けに設計されており、必要な設備が標準装備されているため、若い世代でも無垢材住宅の夢を叶えやすい商品です。
夢ハウスをおすすめできない人
一方で、以下のような方には夢ハウスは必ずしも最適な選択とはならない可能性があります。
数値データで厳密に比較検討したい方
C値やUA値などの具体的な性能数値が公開されていないため、ZEH基準や超高気密高断熱住宅を数値に基づいて詳細に比較したい方には、判断材料が不足しています。データドリブンな意思決定を重視する方は、他のメーカーも検討することをおすすめします。
性能数値を全棟で公開し、業界トップクラスの気密・断熱性能で知られるハウスメーカーとしては一条工務店などがあります。数値での比較を重視される方は、あわせて検討してみてください。
完璧な美観を維持したい方
無垢材の床は傷がつきやすく、湿気による若干の変化も起こり得ます。新建材のような均一性や硬さ、常に新品同様の状態を求める方には向いていません。完璧な美しさを保ち続けたい方は、表面加工された床材を使用するメーカーの方が適しているでしょう。
予算を最優先で考えている方
坪単価60万円から80万円という価格帯は、ローコストメーカーと比較すると高額です。とにかく建築費用を抑えたい、予算が限られているという方は、坪単価30万円から40万円台のメーカーを検討する方が現実的です。
新潟エリアで予算を重視される方には、同じく新潟発のローコスト住宅ブランドであるパパまるハウスなども選択肢に入るでしょう。価格帯は大きく異なりますが、標準仕様や住み心地を比較してみることで、無垢材にかけるコストの価値を改めて判断できます。
詳細な保証制度を重視する方
「サポートは一生一緒」という理念はあるものの、長期保証やメンテナンスの詳細スケジュールが公式に明文化されていないため、保証の透明性を強く求める方には不安が残る可能性があります。60年保証など、長期的な保証制度が明確なメーカーを希望する方は、他社も比較検討することをおすすめします。
夢ハウスは、最新のスペック競争とは一線を画し、天然素材による健康と安らぎという根源的な価値に特化したハウスメーカーです。ご自身の住まいに対する優先順位を明確にし、夢ハウスの特徴が自分たちの理想と合致するかどうかを、モデルハウスでの体感を通じて確かめることをおすすめします。
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夢ハウスのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからは夢ハウスに関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q. 夢ハウスは全国展開?加盟店制度とは?
A. 直営店+加盟店(ビジネスパートナー方式)で全国に広がっています。
施工品質は加盟店によって差が出るため、施工実績の確認は重要です。
Q. 夢ハウスのモデルハウスや展示場はどこにありますか?
A. 夢ハウスは北海道から沖縄まで全国に約400社の加盟店を持っており、各地にモデルハウスや展示場があります。新潟県には本社があり、新発田、長岡、県央、上越などに展示場が設置されています。その他、東京、静岡、岐阜、広島、福岡、沖縄など全国各地に展開しています。お住まいの地域の展示場については、公式ホームページから検索できますので、まずは最寄りのモデルハウスを確認してみてください。
Q. 夢ハウスのモデルハウスは宿泊体験できますか?
A. 一部の展示場では 宿泊体験が可能 です。
無垢材の家の”湿度の安定感”や”冬の暖かさ”を体感できると評判です。
Q. 夢ハウスのリフォーム・リノベーションもありますか?
A. “夢ハウスリフォーム”として展開しており、無垢材を使った内装改修や断熱強化などが人気です。
まとめ
夢ハウスは、天然無垢材へのこだわりと独自の乾燥技術により、健康で長持ちする住まいを提供するハウスメーカーです。坪単価60万円から80万円という価格帯で、通常は100万円以上する無垢材住宅を実現できる点は大きな魅力といえます。「郷の家」や「tsumiki」といった規格住宅から、完全自由設計まで、ライフスタイルに合わせた選択肢が用意されています。
性能数値の公開不足や無垢材特有のメンテナンスといった留意点はありますが、家族の健康を第一に考え、木の温もりに包まれた暮らしを求める方にとって、夢ハウスは理想的な選択肢となるでしょう。まずはモデルハウスで木の香りと心地よさを体感し、数十年先まで愛せる住まいづくりの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
夢ハウス以外にも、無垢材や自然素材に強い会社は複数あります。例えば、棟匠やもりぞう、住友林業なども、あわせて比較検討することで、より自分に合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





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