「無垢材の家に憧れているけれど、夢ハウスは後悔するって本当?」「やばいという口コミも見かけて、一歩を踏み出せない」。新潟発の無垢材メーカーである夢ハウスを候補に入れながら、検索結果に並ぶ言葉で手が止まっている方も多いはずです。
たしかに夢ハウスと検索すると、「後悔」「やばい」「高い」といった穏やかでない言葉が候補に並びます。ただ、その中身を一つずつ開けてみると、多くは無垢材という素材や、全国の加盟店で家を建てる仕組みを知らないことによる誤解や、価格と性能の見え方のギャップだというのが、数多くの住宅会社を見てきたFP宅建士としての見立てです。
この記事では、宅地建物取引士でファイナンシャルプランナー、不動産会社を経営する立場から、夢ハウスが「後悔する」「やばい」と言われる理由を忖度なしで検証します。そのうえで、実際の坪単価、住宅性能、保証、評判までを順番に整理し、無垢材の家で後悔しないための判断材料をそろえます。
- なぜ「後悔」「やばい」「高い」と検索されるのか
- 坪単価と総額の目安は
- 無垢材の住み心地と住宅性能は
- 商品ラインナップと間取りの自由度は
- 良い評判と気になる口コミの実態は
を分かりやすくまとめました。読み終えるころには、夢ハウスが自分たち家族に合う一社かどうかを、落ち着いて見極められるはずです。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
夢ハウスが「後悔する」「やばい」と言われる理由をFP宅建士・不動産会社社長が検証
夢ハウスを検索すると、関連ワードに「後悔」「やばい」「高い」といった言葉が表示されます。最初にこれを見ると身構えてしまいますが、まず前提として知っておいてほしいことがあります。
それは、夢ハウスが天然無垢材というこだわりの素材に特化し、全国約400社の加盟店を通じて家を建てる専門メーカーだということです。全国一律のカタログで性能数値を前面に出す大手とは進め方が異なり、世に出ている情報が整理されていません。だからこそ、無垢材や価格への誤解、加盟店ごとの体験の差が、そのまま口コミに残りやすいのです。
さらに、夢ハウスはC値やUA値といった性能数値を前面に出していません。これが「数字が分からないと大丈夫なのか」という不安につながり、「やばい」という言葉で検索される一因になっています。価格も、ローコスト住宅と単純に比べると高く見えるため、「後悔」というワードと結びつきやすいのです。
ただ、結論を先にお伝えします。夢ハウスは、特許技術で乾燥させた本物の天然無垢材を、自社一貫生産によって坪60万円台から実現している、無垢材住宅では希少なコストパフォーマンスを持つメーカーです。2021年からは東証プライム上場の綿半ホールディングスのグループに加わり、経営基盤も安定しています。安心して候補に入れられる一社だと考えています。そのうえで、なぜネガティブな言葉で検索されるのか、理由を一つずつ検証します。検索される理由は、大きく次の7つに整理できます。
- ローコスト住宅と比べると価格が高い
- C値やUA値などの性能数値が公開されていない
- 「無垢材なのに冬は寒い」という声がある
- 無垢材は傷やへこみがつきやすい
- 加盟店によって対応や施工品質に差が出ることがある
- 「欠陥」「クレーム」という言葉が検索に出てくる
- 「倒産する」「潰れる」という不安の声がある
理由1. ローコスト住宅と比べると価格が高い
タイトルの「やばい」には、「高すぎるのではないか」という不安が含まれています。夢ハウスの坪単価はおおむね60万円から80万円。坪30万円台から建てられるローコスト住宅と数字だけを並べると、たしかに高く感じます。
ただ、これは比べる相手が違います。夢ハウスは構造材から床・建具まで本物の天然無垢材を使う住宅です。無垢材をふんだんに使った注文住宅は、本来なら坪100万円を超えることも珍しくありません。夢ハウスは山林の買い付けから製材・乾燥・施工までを自社で一貫して行い、中間マージンを抑えることで、その本格無垢材の家を坪60万円台から実現しています。
FP宅建士の立場から見ると、これは「高い」ではなく「無垢材住宅としては割安」と評価できます。価格に納得して進めるコツは、坪単価ではなく総額で見積もりを取ること。規格住宅の「郷の家」や「tsumiki」を起点にすれば、予算を抑えながら無垢材の家を実現しやすくなります。
理由2. C値やUA値などの性能数値が公開されていない
気密性を示すC値や断熱性を示すUA値が公式に公開されておらず、断熱等性能等級も明示されていません。数値で各社を比較したい人にとっては、判断材料が足りないと感じる部分です。
背景には、夢ハウスが数値スペックよりも、無垢材の調湿性や木の心地よさといった体感的な価値を軸に家づくりをしてきた経緯があります。断熱材には吹き付けウレタンフォームやビーズ法ポリスチレンフォームを使い、屋根や壁に遮熱シートを施工するなど、対策そのものは行われています。数値が前面に出ていないだけで、性能を放棄しているわけではありません。
とはいえ、高い買い物で中身が分からないのは不安です。対策はシンプルで、契約前に加盟店の担当者へC値やUA値、断熱・耐震の仕様を書面で出してもらうこと。数字を押さえれば、体感的な価値と客観的な性能の両方を確認したうえで、納得して判断できます。
理由3. 「無垢材なのに冬は寒い」という声がある
「無垢材の家は夏涼しく冬暖かいと聞いたのに、冬の朝は廊下やトイレが寒い」という口コミがあります。モデルハウスで聞いた印象とのギャップに驚いた、という声です。
ここには、よくある誤解があります。無垢材の調湿効果と、住宅全体の断熱性能は別のものです。木の心地よさと、家全体の温度の均一さは、イコールではありません。最高水準の高気密高断熱住宅のような全室ほぼ同じ温度を期待すると、差を感じることがあります。
プロの視点でのおすすめは、断熱材の種類や厚み、窓の性能、換気の方式まで具体的に確認すること。可能なら冬に複数回モデルハウスを訪れ、居室だけでなく廊下や水回りの体感も確かめておくと安心です。仕様を理解して選べば、木のぬくもりのある快適な住まいにつながります。
理由4. 無垢材は傷やへこみがつきやすい
「無垢の床は柔らかく、物を落とすと傷やへこみが残る」という声もあります。新建材のように硬く均一な表面を想像していると、戸惑うかもしれません。
これは欠点というより、自然素材ならではの特性です。夢ハウスの無垢材は特許技術で含水率15%以下まで乾燥させてあり、反りやすきまは抑えられています。それでも、踏んだときの柔らかさや、年月とともに色や風合いが変わっていくのは無垢材の本質的な味わいです。
宅建士の目線では、ここは割り切れるかどうかの相性の問題です。傷や経年変化を暮らしの記録として楽しめる人には、これ以上ない素材になります。常に新品同様を保ちたい人は、表面加工された床材のメーカーと比べたうえで選ぶとよいでしょう。
理由5. 加盟店によって対応や施工品質に差が出ることがある
「加盟店によって対応がまったく違う」「見積もりに大きな開きがあった」という声もあります。担当者の知識や提案力に差を感じた、という口コミです。
これは、夢ハウスがボランタリーチェーンという仕組みで全国展開していることに由来します。無垢材と工法は共通でも、実際に設計・施工・アフターを担うのは各地の加盟店です。長年の実績を持つ工務店もあれば、新築の経験が浅い会社もあるため、力量に差が出やすいのです。全国に拠点を広げる住宅ブランドに共通する、いわゆる担当者ガチャと呼ばれる課題でもあります。
対策は十分に可能です。気になる加盟店の施工実績や口コミ、担当者のレスポンスを見極め、できれば複数の加盟店を回って比較すること。信頼できないと感じたら、遠慮なく担当変更や別の加盟店を検討してよいのです。FP宅建士の立場からは、どの加盟店に頼むかまで含めて選ぶことを強くおすすめします。
理由6. 「欠陥」「クレーム」という言葉が検索に出てくる
検索候補に「夢ハウス 欠陥」「クレーム」と並ぶのを見て、不安になった方もいるでしょう。ここは誠実にお伝えします。
調べた限り、夢ハウス全体に対する行政処分や、会社ぐるみの欠陥を認定した判決などは確認できませんでした。検索に出てくるのは、無垢材の初期の体感差や、前述した加盟店ごとの施工のばらつきから生じた、個別の不具合の声が中心です。一定の数の家を建てれば、こうした声が検索に残るのは、無垢材専門メーカーに限った話ではありません。
不安をなくす方法ははっきりしています。契約前に加盟店の施工実績と完成見学会を確認し、第三者の住宅検査、いわゆるインスペクションを併用すること。性能や仕様を書面で残しておけば、万一のときの拠り所にもなります。会社の体質ではなく施工の質を見極める姿勢を持てば、過度に心配する必要はありません。
理由7. 「倒産する」「潰れる」という不安の声がある
「夢ハウスは倒産するのでは」という噂も見かけますが、そのような事実は確認されていません。むしろ経営基盤は、以前より安定しています。
夢ハウスは1996年に新潟県聖籠町で設立され、山林買い付けから施工までの一貫体制と全国約400社の加盟店ネットワークを築いてきました。そして2021年、東証プライム上場の綿半ホールディングスが約27億円で夢ハウスを子会社化し、現在は上場企業グループの一員として運営されています。倒産どころか、上場グループの後ろ盾を得て体制を強化したというのが実態です。
では、なぜ噂が立つのか。住宅業界では実際に倒産する会社もあり、検索エンジンが不安をあおる言葉を候補に出しやすいことが一因です。さらに無垢材専門という独自路線が、経営は大丈夫かという連想を生む面もあります。数字と資本関係を見れば、夢ハウスは心配のいらない会社です。
【プロの総評】ネットの評判に振り回されず、総合的に判断を
ここまで、夢ハウスが「後悔する」「やばい」と言われる7つの理由を検証してきました。あらためて整理すると、その内訳は次のように分けられます。
- 事前の準備・対策で避けられるもの……価格(総額での比較・規格住宅の活用)、性能数値(書面での確認)、冬の寒さ(断熱仕様の確認)、加盟店の差(施工実績と複数比較)、欠陥の声(第三者検査と実績確認)
- 素材・仕組みの特性として理解しておくもの……無垢材の傷や経年変化、性能数値を前面に出さない方針、加盟店による全国展開という体制
- 根拠の薄い思い込み・誤解……「倒産する」という噂、「無垢材だからただ高いだけ」というイメージ
つまり、「後悔」「やばい」という言葉の中身を一つずつ開けてみると、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりません。多くは、無垢材という素材の特性と、加盟店で建てるという仕組みを理解しておけば、事前に避けたり納得したりできるものです。
FP宅建士・不動産会社を経営する立場から総合的に評価すると、夢ハウスは、本物の無垢材がもたらす健康と心地よさを、無垢材住宅としては手の届きやすい価格で提供している、明確な強みを持つ専門メーカーです。数字スペックを最優先する人より、木の質感や住み心地という体感的な価値を大切にしたい人に向いています。ネット上の断片的な声だけで判断せず、この後で解説する坪単価・住宅性能・実際の評判までを総合的に見て、ご自身の希望に合うかを見極めていきましょう。
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後悔するは嘘!夢ハウス68人の良い評判と悪い口コミ

夢ハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね。ここでは、ネット上の口コミや評判を幅広く調査し、良い評判と気になる口コミの両方をまとめました。建てる前に知っておきたいリアルな声として、目を通してみてください。
良い評判
それではまず、良い口コミから見てみましょう。

モデルハウスで感じた木の香りが忘れられず、夢ハウスさんに決めました。無垢材の床は裸足で歩くと心地よく、ほんのり暖かい。寝室に採用した桐の床のおかげで以前より眠りの質が大幅に改善した気がして、毎日癒されています。


念願の薪ストーブのある冬は、体も家も芯からぬくもりに包まれるような暖かさで、冬が来るのが楽しみになりました。朝起きても寒くなく、夜中のトイレも怖くなくなったのが嬉しい変化です。夏も余程の猛暑日以外はエアコンなしで快適に過ごせる省エネ性に感動しています。


人をもてなすのが大好きで、大勢が集まれる家をリクエストしました。玄関を開けるとすぐに広がる38帖の大空間リビングと大きな吹き抜けは、思い描いた理想そのものです。間仕切りがなく開放感があるため、家族の絆も深まったと感じています。
無垢材の木の香りと足ざわりの心地よさ、シックハウスが気にならない健康面、そして「サポートは一生一緒」という引き渡し後の安心感を評価する声が目立ちます。価格を抑えながら本物の木の家を建てられたという満足の声も多く見られました。
同じく無垢材と自然素材を軸にした健康住宅では、八溝杉の無垢材にこだわる棟匠もよく比較検討されます。素材へのアプローチや工法の違いを知っておくと、より納得して選べるはずです。
悪い評判
次に、気になる口コミも見てみましょう。これらは前章で検証した「後悔する理由」と重なる部分が多く、いずれも事前の準備や確認で十分に備えられるものです。

天然無垢材の家に憧れて検討しましたが、やはり価格が高いと感じました。規格住宅である「郷の家」でも坪単価が60万円を超え、予算オーバーで泣く泣く諦めました。品質は魅力的ですが、性能面で張り合えるローコスト住宅を選んだ方が、費用対効果は良かったのかなと、今でも少し惜しい気持ちがあります。
無垢材という本物の素材を使う以上、ローコスト住宅と同じ価格にはなりません。この声からは、品質への魅力と予算のあいだで悩まれた様子が伝わってきます。検討の際は総額で見積もりを取り、規格住宅も含めて比べておくと、無垢材にかける価値を冷静に判断できます。

無垢材の調湿効果と、家全体の断熱性能は別物です。この声は、素材の魅力と温熱環境を切り分けて確認しておけば防げたケースと言えます。断熱材や窓の仕様、換気方式まで具体的に確かめ、できれば冬のモデルハウスで体感しておくと安心です。

家の性能を示すC値やUA値といった具体的な数値が、公式サイトで公開されていない点に不安を感じました。営業担当者に質問しても明確な回答が得られず、「無垢材が良いから大丈夫」という説明だけでは高額な買い物をする上で信用しきれませんでした。
性能を数字で知りたいという要望は当然のものです。契約前にC値やUA値などの数値を書面で出してもらえば、客観的な比較ができます。担当者の説明だけに頼らず、具体的なデータを求める姿勢が、後悔のない家づくりにつながります。
これらの口コミはあくまでも一例で、すべての方が同じ経験をするとは限りません。実際にモデルハウスへ足を運び、自分に合った住宅会社かどうかを自分の目で確かめることが何より肝心です。
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!夢ハウスで家を建てる方法
夢ハウスで家づくりを考えている方へ、宅建士の視点から失敗しない進め方を整理します。夢ハウスは新潟発の天然無垢材専門メーカーで、自社一貫生産と「郷の家」「tsumiki」などの規格住宅により、無垢材の健康住宅を手の届きやすい価格帯で提供しています。
素材へのこだわりと家族の健康・快適性に強みがある一方、性能数値の見える化や加盟店ごとの対応品質は事前の確認がカギになります。まずは全体像と評価を押さえましょう。宅地建物取引士の立場から評価した夢ハウスの総合評価がこちらです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | 82点
|
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
天然無垢材の心地よさと健康への配慮で定評のある夢ハウス。新潟本社と全国の加盟店ネットワークを背景に、無垢材と健康住宅に特化した注文住宅ブランドです。素材と健康、そして価格と品質のバランスに強みがあり、無垢材の家に憧れつつ予算との兼ね合いが気になる家庭にとって、有力な候補になります。
そんな夢ハウスでの家づくりを成功させるには、まずその特徴を理解しておくことが近道です。夢ハウスの特徴を5つにまとめました。

自社一貫生産と規格住宅で実現する無垢材の高コスパ
夢ハウスは、山林の買い付けから製材・乾燥・プレカット・施工までを自社で一貫して手がけ、中間マージンを抑えています。さらに「郷の家」「tsumiki」といった規格住宅を用意することで、坪60万円台から本格的な無垢材の家を建てやすくしているのが強みです。
フルオーダーの無垢の家は手が届きにくいと感じる層でも、プランの工夫しだいで現実的な総額に収めやすくなります。なお、木造で高いブランド力と全国規模の実績を持つ大手としては住友林業があります。坪単価は住友林業の方が高めですが、全国統一の施工品質やアフター網という安心感もあるため、比較の材料にしてみてください。
特許の乾燥無垢材とパネル工法で長寿命と耐震性を両立
夢ハウスは、含水率15%以下まで落とす特許技術の乾燥無垢材を構造材に採用し、反りや割れを抑えた長寿命の仕様にしています。構造は面で支えるパネル工法と剛床構造の組み合わせで、新潟中越沖地震の被災地域でも被害が軽微だった実績があります。
耐震等級3という数値の明示まではありませんが、構造と実績から見て、木造として十分に地震に強い部類と評価できます。同じく無垢材の家づくりに特化したビルダーでは、国産材を厳選して木の特性を引き出す設計で知られるもりぞうも候補に挙がりやすい会社です。乾燥技術や素材選びの違いを比べてみるのもおすすめです。
自然素材と低ホルムアルデヒドの健康住宅志向
構造材から内装、建具まで本物の無垢材を基本とし、珪藻土入りのクロスなど自然素材を積極的に採用しています。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドの濃度を低く抑える設計で、子どものアトピーや喘息が落ち着いたという体験談も多いメーカーです。
最新スペックよりも、家族の健康と木のぬくもりを優先したいという価値観と相性のよいブランドです。
規格住宅と自由設計でちょうどいい自由度
「郷の家」「tsumiki」といった規格住宅は、ベースプランから間仕切りの追加や水回りの位置変更などをアレンジできます。一方で自由設計のプランなら、敷地条件やこだわりに合わせたフルオーダーにも対応します。
完全自由設計は決めごとが多すぎて不安、でも画一的なプランは物足りない、という方でも、規格に適度なカスタマイズを加えることで、ちょうどいい自由度を取りやすい構成です。
全国加盟店ネットワークの強みと施工店選びの重要性
夢ハウスは直営だけでなくボランタリーチェーン方式で全国に約400社が加盟しています。無垢材と工法は共通でも、提案力や現場管理、アフター対応は加盟店の力量に左右されます。
そのため、施工実績や口コミ、担当者の知識量とレスポンスをしっかり確かめ、どの加盟店に頼むかまで含めて比べることが、満足度を大きく左右します。プロの視点では、契約前に断熱・気密の目標値(C値・UA値など)や坪単価ではない総額の見積もり、加盟店ごとの施工実績とアフター体制を書面で確認し、期待値をすり合わせておくと、後悔の少ない家づくりにつながります。
夢ハウスは後悔する?ネットの評判を徹底検証!
前半では「後悔する」「やばい」と言われる理由を一つずつ検証しました。ここでは角度を変えて、ネット上の評判そのものをどう読み解けばよいかという視点で、ポジティブ・ネガティブ両面から実態に近づきます。
まず押さえておきたいのは、夢ハウスのように個性のはっきりした専門メーカーは、評価が中間に集まりにくいということです。無垢材という価値観に共感した人は高く評価し、数値スペックを重視する人は物足りなく感じる。この二極化を前提に読むと、口コミの実態が見えてきます。
ポジティブな評判のポイント
肯定的な評判は、素材へのこだわりと健康面のメリットに集中しています。最も評価が高いのは天然無垢材の品質です。構造材から内装まで無垢材を使い、特許取得の乾燥技術で含水率15%以下を実現することで、無垢材の弱点とされる反りやすきまを抑えています。土台に使われる樹齢1,000年のヒバ材は、天然の防虫成分を含み、シロアリ対策としても働きます。
健康面の評価も見逃せません。石油化学製品を抑え、珪藻土入りクロスなどの自然素材を採用することで、ホルムアルデヒド濃度を大幅に低減しています。喘息が改善した、アトピーが軽くなったという体験談が複数あり、健康住宅としての実績が裏づけられています。
価格面でも評価されています。山林買い付けから施工までの自社一貫生産で中間マージンを抑え、規格住宅「郷の家」では坪60万円台から無垢材の家を実現しています。木造住宅の取得費用の動向は住宅金融支援機構 フラット35利用者調査でも把握できます。耐震面でも、パネル工法と剛床工法の組み合わせにより、新潟中越沖地震で被害が少なかったという実績があります。
ネガティブな評判のポイント
一方で、いくつかの懸念も指摘されています。最も目立つのが性能数値の公開不足です。C値やUA値が公式に示されていないため、他社との客観的な比較が難しく、性能重視の人には判断材料が足りないと感じられます。
夏は涼しいが冬は寒い、廊下やトイレが寒い、という声も一部にあります。無垢材の調湿効果と住宅全体の断熱性能は別物なので、検討段階で温熱環境を詳しく確認しておきたいところです。価格についても、坪60万円から80万円という設定が、ローコスト住宅と比べると高く感じられる場合があります。
加えて、ボランタリーチェーンという体制ゆえに、加盟店によって営業や提案の質にばらつきがあるという指摘も見られます。専門的な質問への回答や、担当者が変わった際の引き継ぎについて、不安の声が一部にあります。
評判から見る夢ハウスの総合評価
評判を総合すると、夢ハウスは天然無垢材による健康的な住まいという明確なコンセプトを持つ専門メーカーとして高く評価できる会社です。特許技術の乾燥材と自社一貫生産は、他社が簡単には真似できない独自性です。木の香りや素足の心地よさ、アレルギー症状の改善といった体感の価値は、数値では測れない魅力です。
課題は性能数値の透明性です。今の住宅選びではC値やUA値が重視されるため、契約前に加盟店から具体的な数値を書面で出してもらうことをおすすめします。断熱性能や省エネ住宅の考え方は資源エネルギー庁 省エネ住宅の概要でも整理されています。
夢ハウスは、最新の省エネスペックを追うより、耐久性・健康・木の温もりという住まいの根源的な価値を大切にしたい人に向いたメーカーです。本社のある新潟県内で比較したい方には、自然素材と高いデザイン性を両立させたオーガニックスタジオ新潟も選択肢になります。商品ラインナップや施工事例の詳細は夢ハウス公式サイトでも確認できます。
失敗しない夢ハウスで家を建てる5つのポイント

夢ハウスで理想の住まいを手に入れるには、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。前章までで見た「後悔する理由」を踏まえれば、注意すべき点は自然と見えてきます。家づくりは一生に一度の大きな決断。次の5つを意識して進めましょう。
- 規格住宅を活用してコストを最適化する
- モデルハウスでの体感を重視する
- 住宅性能の数値を書面で確認する
- 無垢材の特性を理解して受け入れる
- 加盟店の体制とアフターサービスを確認する
1. 規格住宅を活用してコストを最適化する
夢ハウスは山林買い付けから施工までを自社で一貫生産し、中間マージンを抑えることで、本物の無垢材住宅を手の届きやすい価格にしています。とくに規格住宅の「郷の家」と「tsumiki」は、無垢材をふんだんに使いながら坪60万円台からの家づくりを可能にしています。
「郷の家」は基本プランから選びつつ、間仕切りの追加や水回りの位置変更などをアレンジできます。「tsumiki」は子育て世代向けで、2階をフリースペースとし、家族構成に応じたレイアウトが組めます。予算を抑えて無垢材の良さを実感したい方は、まずこの規格プランを起点にすると、コストと品質のバランスを取りやすくなります。
2. モデルハウスでの体感を重視する
初めてモデルハウスを訪れた人の多くが、木の香りや暖かさ、居心地のよさを実感します。夢ハウスの魅力は、実際に体感してこそ伝わるものです。
できれば季節を変えて複数回訪れると、夏の涼しさや冬の暖かさ、無垢材の調湿効果を確かめられます。廊下やトイレなど居室以外の温度もチェックしておくと、より実生活に近い判断ができます。宿泊体験ができる展示場なら、活用してみてください。
3. 住宅性能の数値を書面で確認する
夢ハウスは断熱等性能等級を前面に出しておらず、C値やUA値も公式には公開していません。だからこそ、契約前に加盟店の担当者へ、これらの性能数値を書面で提示してもらうことが欠かせません。
断熱材には吹き付けウレタンフォームやビーズ法ポリスチレンフォームを使い、屋根裏や壁に遮熱シートを施工しています。こうした仕様について断熱等性能等級や耐震等級を確認し、他社との比較材料にしましょう。性能を数字で押さえれば、納得して判断できます。
4. 無垢材の特性を理解して受け入れる
夢ハウスの無垢材は特許技術で含水率15%以下に乾燥させてあり、反りやすきまはほとんど生じません。それでも、集成材や合板とは違う自然素材ならではの特性があることは、知っておきたいところです。
傷やへこみがつきやすいのは、見方を変えれば暮らしの跡が刻まれていくということです。この経年変化を味わいとして楽しめるかどうかが、無垢材の家を選ぶうえでの分かれ目になります。完璧な美しさを保ちたい人より、自然の変化を愛せる人に向いています。
5. 加盟店の体制とアフターサービスを確認する
夢ハウスは北海道から沖縄まで約400社の加盟店を持つボランタリーチェーンです。この形態のため、加盟店ごとに対応やサービスに差が出ることがあります。
契約前には、担当者の知識や対応の丁寧さを見極めましょう。構造の重要な部分と雨漏りを防ぐ部分の初期保証は10年ですが、その後の定期点検や長期保証の詳細、担当者が変わった際の引き継ぎ体制は、加盟店に直接確認するのが安心です。できれば複数の加盟店を訪れて比べると、自分に合う一社が見つかります。
夢ハウスの実際の坪単価を宅建士社長が解説!

夢ハウスで家を建てるとき、最も気になるのが坪単価です。天然無垢材をふんだんに使う家というと高額なイメージがありますが、夢ハウスは独自の生産システムで、比較的手の届きやすい価格帯を実現しています。ここでは商品別の坪単価と、その価格を可能にしている仕組みを解説します。
夢ハウスの坪単価相場
夢ハウスの価格帯は坪単価60万円から80万円程度です。ローコストハウスメーカーと比べるとやや高めですが、構造材から内装まで天然無垢材を全面的に使う住宅としては、かなりコストパフォーマンスに優れた設定です。
無垢材を使った注文住宅は、本来なら坪単価100万円を超えることも珍しくありません。夢ハウスは山林買い付けから施工までの自社一貫生産で中間マージンを抑え、高品質な無垢材住宅を手の届く価格で提供しています。同じ坪60万円台でも標準仕様の中身は会社ごとに大きく異なるため、高断熱と充実保証が魅力のアイフルホームや、高気密高断熱に制震装置を標準搭載するヤマト住建などと、同じ価格で何が含まれるかを比べてみるとよいでしょう。
商品別の坪単価と特徴
夢ハウスには複数の商品があり、それぞれ特徴と価格帯が異なります。主要な商品の坪単価の目安を紹介します。
郷の家
「郷の家」は天然無垢材を使った規格住宅で、基本プランから間仕切りの追加や水回りの位置変更などをアレンジでき、規格でありながら自分流の暮らしを実現できます。薪ストーブ「AURORA」が標準で付くのも特徴です。坪単価は60万円から70万円程度が目安で、35坪ならおおよそ2,100万円から2,450万円。これは本体価格で、外構や地盤改良などは別途かかります。
tsumiki(つみき)
「tsumiki」は子育て世代向けに設計された規格住宅で、無垢材を使いながら施工コストを合理化した商品です。2階がフリースペースで、家族構成に応じたレイアウトが可能です。エアコン・カーテン・照明など暮らしに必要な設備があらかじめ本体価格に含まれます。坪単価は60万円前後が目安で、若い世代でも無垢材の家を実現しやすい価格設定です。
自由設計(千年の家)
完全自由設計のプランは、夢ハウスの技術と素材を最大限に活かし、施主の理想を形にします。間取りや仕様の自由度が高い分、坪単価は60万円から80万円程度と幅があります。こだわりの強い方や特殊な敷地条件に対応したい方に向いており、35坪ならおおよそ2,100万円から2,800万円を見込んでおくとよいでしょう。
木のひらや
平屋のプラン「木のひらや」は、子育て世代からセカンドライフ層まで幅広く対応します。坪単価は60万円から80万円程度が目安です。階段がなくバリアフリーで暮らしやすく、家族の気配を感じやすい間取りが魅力です。ただし2階建てより基礎や屋根の面積が広くなるため、坪単価はやや高めになる傾向があります。
坪単価に含まれる費用と含まれない費用
坪単価を比べるときは、どこまでの費用が含まれるかに注意します。一般に坪単価には本体工事費が含まれますが、次の費用は別途必要になることが多いです。
- 外構工事費(駐車場、門扉、フェンスなど)
- 地盤改良費
- 屋外給排水工事
- 照明器具・カーテン(商品によっては含まれる場合もあります)
- 諸経費(登記費用、火災保険など)
夢ハウスは予算に応じてグレードを変えるのではなく、建材・構造・設備はほぼ共通で、施主の考えや要望を反映した結果で価格が変わります。どの商品でも基本的な品質は保たれており、間取りやカスタマイズの内容で価格が動く仕組みです。
総予算の考え方
坪単価はあくまで目安です。実際の総予算は、本体価格に付帯工事費や諸経費を含めた総額で考えます。一般に、本体価格に対して付帯工事費や諸経費は20%から30%程度を見込んでおくと安心です。
たとえば本体価格2,000万円なら、総額では2,400万円から2,600万円程度を想定しておきましょう。土地をお持ちでない方は、さらに土地代も加わります。
コストパフォーマンスの秘密
夢ハウスは特許取得の乾燥技術により、JAS規格の含水率18%から20%より低い15%以下を実現し、無垢材の弱点である反りやくるい、すきまをほとんど生じさせません。この高品質な無垢材を自社一貫生産で効率よく供給することで、坪60万円台からという価格を可能にしています。
宅建士の目線でひとこと添えると、夢ハウスの家は規格化された工業製品ではなく、職人が一棟ずつ仕上げる作品に近いものです。坪単価の数字だけで判断せず、実際に建てられた家やモデルハウスで木の質感と空間の心地よさを確かめてから決めることをおすすめします。
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夢ハウスの商品ラインナップ
夢ハウスでは、暮らし方や予算に応じて選べる複数の商品を用意しています。いずれも天然無垢材を使い、健康・省エネ・耐震・耐久という基本性能を高水準で保ちながら、それぞれに異なる個性があります。主要な商品を紹介します。
自由設計:理想を形にする完全注文住宅
自由設計は、夢ハウスの技術力と素材を最大限に活かし、施主の発想とこだわりを追求できる完全注文住宅です。構造材はもちろん、壁・天井・床・建具・家具まで本物の天然無垢材で仕上げます。間取りや仕様を自由に決められるため、唯一無二の住まいを実現できます。家族構成や敷地条件などあらゆる要望に柔軟に応えられ、こだわりの強い方や特殊な条件の土地をお持ちの方に向いたプランです。
郷の家:高品質と手頃さを両立した規格住宅
「郷の家」は、無駄を省きながら高品質を保った無垢材の木造規格住宅です。無垢材の自由設計は理想だが費用が心配、という方のために開発されました。基本の間取りプランから間仕切りを自由に設定でき、水回りの位置変更などカスタマイズの自由度も高めです。光と風を採り込む設計や、伝統工法と壁パネルを組み合わせた耐震構造など、プロが設計した高品質プランをベースに、暮らしやすさを追求できます。
tsumiki:子育て世代を応援する新しいスタンダード
「tsumiki」は、無垢材の家は高いという先入観を覆す新ブランドです。自然素材に包まれた家に住みたい、間取りも自分流に考えたい、でも費用は抑えたい。そんな家族の願いに応えます。2階はフリースペースを基本とし、将来を見越した自由なレイアウトが可能です。アトピーや喘息のお子さんにも配慮した無垢材のぬくもりと調湿性能、超低ホルムアルデヒドが魅力で、エアコン・カーテン・照明など必要な設備が本体価格に含まれるため予算管理もしやすく、若い世代でも手の届く無垢材住宅です。
木のひらや:大空間で優しくつながる平屋の暮らし
「木のひらや」は平屋をベースにした商品で、子育て世代からセカンドライフ層まで幅広く対応します。階段のないバリアフリーな住まいで、家族の気配を感じやすく、コミュニケーションが取りやすい間取りが魅力です。将来的にロフトや1.5階の空間を加えることもでき、家族の成長に合わせて柔軟に対応できます。天然無垢材に包まれた空間で、落ち着いた暮らしを送りたい方におすすめです。
リセット住宅:愛着ある家を新築以上の快適空間へ
「リセット住宅」は、愛着ある旧家の面影を残しつつ新築以上の快適さをつくる無垢材リフォームプランです。リセットには2つの意味があります。1つは、床強度の低下や壁内のカビなど、見えない傷みも含めて修復し、住まいの状態をリセットすること。もう1つは、長年の暮らしで積み重なった不便や不満をリセットし、快適な暮らしを長く保てる家に再生することです。家の骨組みを活かすことで、新築よりコストを抑えながら無垢材の快適な住空間を手に入れられます。
AURORA:オリジナル薪ストーブで豊かな暮らし
夢ハウスオリジナルの薪ストーブ「AURORA」は、省スペースながら本格的な薪ストーブ生活を楽しめる設計です。とくに「郷の家」では標準採用され、冬でも体の芯から温まる心地よさをもたらします。管理や使い方が簡単で、ライフスタイルに合わせて複数の種類から選べます。薪ストーブのある暮らしは、家族が自然と集まる温かな空間をつくり、四季の移ろいを豊かに感じさせてくれます。
どの商品を選ぶべきか
夢ハウスは予算でグレードを変えるのではなく、建材・構造・設備はほぼ共通で、施主の考えや要望で価格が変わります。どの商品でも基本的な品質は保たれているため、暮らし方や優先順位に合わせて選ぶことが肝心です。自由度を求めるなら自由設計、コスパ重視なら「郷の家」や「tsumiki」、平屋なら「木のひらや」、既存の家を活かすなら「リセット住宅」と、それぞれに明確な個性があります。
まずはモデルハウスや完成見学会に足を運び、実際の空間を体感してみることをおすすめします。無垢材の心地よさや香り、空間の居心地は、体験してこそ伝わります。カタログや数字だけでは分からない夢ハウスの価値を、五感で確かめてみてください。
夢ハウスで家を建てるメリットとデメリット

家づくりでは、メーカーの強みと弱みを正確に把握しておくことが欠かせません。ここでは宅建士の視点から夢ハウスのメリットとデメリットを整理し、どんな方に向いているか、慎重に検討したい方はどんな方かを解説します。
夢ハウスで家を建てるメリット5つ
夢ハウスには、天然無垢材の専門メーカーとして長年培ってきた独自の強みがあります。
1. 健康住宅としての確かな強み
構造材から内装材まで無垢材を使い、珪藻土入りクロスなどの自然素材を採用することで、シックハウスの原因となるホルムアルデヒド濃度を大幅に抑えています。一般的な省エネ基準住宅の気中濃度基準が0.08ppm以下であるのに対し、夢ハウスは0.015ppm程度まで抑えた実績があります。入居後にお子さんのアトピーや喘息が落ち着いたという体験談も複数あり、アレルギーに悩む家族にとって大きな価値になります。
2. 特許技術による高い耐久性
天然無垢材の乾燥技術で特許を取得し、JAS規格の含水率18%から20%を大きく下回る15%以下に乾燥させた無垢材を構造材に使います。反りやくるいをほとんど生じさせず、腐敗にも強い構造材です。土台には樹齢1,000年のヒバ材を使い、ヒノキチオールという成分の殺虫作用が天然のシロアリ対策として働きます。長く住み継げる家を目指す理念が、素材選びに表れています。
3. 確かな耐震性能
面で家を支えるパネル工法を採用し、在来工法の筋交いと比べて高い強度を確保しています。剛床工法と組み合わせることで、地震に強い構造を実現しています。新潟中越沖地震で震度6強を経験した地域でも被害が少なかったという実績があり、地震の多い日本で安心材料になります。
4. 無垢材住宅としては高いコストパフォーマンス
高品質な無垢材住宅は通常坪100万円以上になることが多い中、夢ハウスは自社一貫生産で中間マージンを抑え、規格住宅「郷の家」や「tsumiki」では坪60万円台を実現しています。とくに「tsumiki」は暮らしに必要な設備が本体価格に含まれ、価格の透明性が高く予算管理がしやすいのも利点です。
5. 自然素材ならではの心地よさ
無垢材の調湿効果により、室内の湿度がやわらかく保たれ、夏のべたつきや冬の乾燥をやわらげます。素足で歩いたときの感触や木の香りは、新建材にはない心地よさです。「郷の家」では薪ストーブ「AURORA」が標準採用されることもあり、冬の暮らしを温かく彩ってくれます。
夢ハウスで家を建てるデメリット5つ
優れた特徴を持つ夢ハウスですが、検討するうえで知っておきたい点もあります。公平に判断できるよう、デメリットも正直にお伝えします。
1. 性能数値の公開不足
C値やUA値などの数値を公開しておらず、断熱等性能等級も明示されていません。客観的な指標が重視される今の住宅選びでは、他社との比較が難しいと感じる場面があります。性能重視の方は、契約前に加盟店の担当者へ具体的な数値を書面で出してもらいましょう。
2. 温熱環境の体感ギャップ
一部の口コミには、冬は普通に寒い、廊下やトイレが寒い、という声があります。無垢材の調湿効果と住宅全体の断熱性能は別物です。最高水準の高気密高断熱住宅のような完全な温度均一を期待すると、差を感じることがある点は理解しておきましょう。
3. ローコスト住宅と比べた価格の高さ
坪60万円から80万円という価格帯は、無垢材を使う点では優れたコスパですが、坪30万円から40万円台のローコストメーカーと比べると高めです。予算を最優先する方や、無垢材へのこだわりが薄い方には、他メーカーがコスト面で有利になることもあります。
4. 無垢材ならではの手入れと経年変化
無垢材は集成材と違い、床に傷やへこみがつきやすい特性があります。物を落とした際などに跡が残ることがある点は、知っておきたいところです。この経年変化を味わいとして楽しめる方には魅力ですが、常に新品同様を保ちたい方には不向きです。
5. アフターサービスの詳細が見えにくい
「サポートは一生一緒」という理念のもと、引き渡し後に毎年の無料点検を実施していますが、最長保証年数や24時間対応のコールセンターなど、他社が示すような詳細が公式に明記されていません。全国約400社のボランタリーチェーンのため加盟店による差も出やすく、長期保証の詳細や担当者交代時の引き継ぎは契約前に確認しておきたいところです。
夢ハウスが向いている人
ここまでの分析を踏まえ、夢ハウスに向いている方を挙げます。
家族の健康を最優先したい方
アレルギーや喘息、アトピーを抱える家族がいる場合、化学物質を抑えた夢ハウスの家づくりは心強い選択になります。超低ホルムアルデヒドと自然素材の調湿効果は、他では得にくい価値です。同じく健康をコンセプトの中心に据えるメーカーとしては、福岡県を拠点とする健康住宅も注目されています。エリアは異なりますが、健康志向の家づくりという観点で参考になります。
本物の木の温もりを求める方
床や壁、建具、家具まで天然無垢材に囲まれて暮らしたい方、木の香りや肌触りを日々感じたい方に、夢ハウスは向いています。帰宅のたびに木の香りに癒される暮らしは、何物にも代えがたい豊かさをもたらします。
長く住み継げる家を求める方
樹齢1,000年のヒバ材や特許乾燥技術による構造材など、高い耐久性に価値を感じる方に向いています。子や孫の世代まで住み継げる家を建てたい方におすすめです。
コストを抑えて無垢材住宅を建てたい若い世代
「郷の家」や「tsumiki」を選べば、坪60万円台で天然無垢材の家を実現できます。とくに「tsumiki」は子育て世代向けで必要な設備が標準装備のため、若い世代でも無垢材住宅の夢を叶えやすい商品です。
夢ハウスをおすすめできない人
一方、次のような方には、他メーカーもあわせて検討することをおすすめします。
数値データで厳密に比較したい方
C値やUA値が公開されていないため、ZEH基準や超高気密高断熱住宅を数値で詳細に比べたい方には判断材料が足りません。数値での比較を重視するなら、性能を全棟で公開し業界トップクラスの気密・断熱で知られる一条工務店などもあわせて検討してみてください。
完璧な美観を保ちたい方
無垢材の床は傷がつきやすく、湿気で多少の変化も起こります。新建材のような均一さや硬さ、常に新品同様の状態を求める方には向きません。完璧な美しさを保ちたい方は、表面加工された床材のメーカーが合うでしょう。
予算を最優先する方
坪60万円から80万円はローコストメーカーと比べると高めです。とにかく建築費を抑えたい方は、坪30万円から40万円台のメーカーが現実的です。新潟エリアで予算を重視するなら、同じく新潟発のローコスト住宅ブランドパパまるハウスなども選択肢になります。価格帯は大きく異なりますが、標準仕様や住み心地を比べることで、無垢材にかけるコストの価値を改めて判断できます。
詳細な保証制度を重視する方
「サポートは一生一緒」という理念はあるものの、長期保証やメンテナンスの詳細スケジュールが公式に明文化されていないため、保証の透明性を強く求める方には不安が残ることがあります。長期保証の中身が明確なメーカーを希望する方は、他社も比較してみてください。
夢ハウスは、最新のスペック競争とは一線を画し、天然素材による健康と安らぎという根源的な価値に特化したメーカーです。住まいに対する優先順位を明確にし、夢ハウスの特徴が自分たちの理想と合うかどうかを、モデルハウスでの体感を通じて確かめてみてください。
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まとめ
夢ハウスは、特許技術による乾燥無垢材と自社一貫生産で、健康で長持ちする住まいを、無垢材住宅としては手の届きやすい価格で届けてくれるメーカーです。坪60万円から80万円という価格帯で、本来は100万円を超えることも多い本格的な無垢材の家を実現できる点は大きな魅力です。「郷の家」「tsumiki」といった規格住宅から完全自由設計まで、暮らしに合わせた選択肢がそろっています。
この記事の冒頭で見たように、夢ハウスは「後悔」「やばい」「高い」といった言葉で検索されることがあります。しかし一つずつ検証すると、その中身は事前の準備・対策で避けられる注意点、素材や仕組みの特性として理解しておくこと、根拠の薄い思い込みに分けられ、家づくりそのものを揺るがす致命的な問題は見当たりませんでした。むしろ、無垢材という独自路線と、加盟店で建てる仕組みを知らないことが、ネガティブな声として目立っていたというのが実態です。2021年からは東証プライム上場の綿半ホールディングスのグループに加わり、経営基盤も安定しています。
FP宅建士・不動産会社を経営する立場から見て、数字スペックよりも木の質感や健康、住み心地という体感的な価値を大切にしたい方にとって、夢ハウスは自信を持っておすすめできる選択肢の一つです。無垢材や自然素材に強い会社は他にもあり、棟匠やもりぞう、住友林業などとあわせて比べることで、より自分に合った住まいのパートナーが見つかります。
まずはモデルハウスや完成見学会で木の香りと心地よさを体感し、気になる点は加盟店の担当者に直接確認しながら、数十年先まで愛せる住まいづくりの第一歩を踏み出してみてください。
夢ハウスのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからは夢ハウスに関するよくある質問を紹介します。
Q1. 夢ハウスで「後悔する」「やばい」と言われるのはなぜですか?
A. 無垢材という個性の強い素材に特化し、全国の加盟店を通じて建てる仕組みのため、価格や性能の見え方に誤解が生じやすく、加盟店ごとの体験差も口コミに残りやすいことが理由です。実際に検証すると、その多くは総額での比較、規格住宅の活用、性能数値の書面確認、加盟店の見極めといった事前の対策で避けられます。特許乾燥の本物の無垢材を坪60万円台から実現し、2021年からは東証プライム上場の綿半ホールディングスグループの一員として運営されている点を踏まえると、家づくりそのものを揺るがす致命的な問題ではありません。
Q2. 夢ハウスの坪単価はどのくらいですか?
A. 坪単価はおおむね60万円から80万円です。規格住宅の「郷の家」は60万円から70万円、子育て世代向けの「tsumiki」は60万円前後が目安で、自由設計は仕様により60万円から80万円程度と幅があります。坪単価は本体工事費が中心で、外構・地盤改良・諸経費などは別途必要です。本体価格に対して20%から30%程度の付帯費を見込み、総額で資金計画を立てておくと安心です。
Q3. C値やUA値が公開されていなくても大丈夫ですか?
A. 夢ハウスは数値スペックより、無垢材の調湿性や木の心地よさといった体感価値を軸にしてきたため、C値やUA値を前面に出していません。ただし断熱材や遮熱シートなどの対策は行われています。性能を客観的に把握したい場合は、契約前に加盟店の担当者へC値・UA値や断熱・耐震の仕様を書面で出してもらいましょう。数字を押さえれば、体感価値と性能の両面から納得して判断できます。
Q4. 夢ハウスは倒産しませんか?経営は大丈夫ですか?
A. 倒産の事実は確認されていません。夢ハウスは1996年に新潟県聖籠町で設立され、2021年には東証プライム上場の綿半ホールディングスが約27億円で子会社化しました。現在は上場企業グループの一員として運営されており、経営基盤はむしろ以前より安定しています。倒産の噂は、住宅業界全体のイメージや検索エンジンの予測変換によるもので、実態とは異なります。
Q5. 全国どこでも建てられますか?加盟店制度とは何ですか?
A. 夢ハウスは直営店と加盟店、いわゆるビジネスパートナー方式により、北海道から沖縄まで全国約400社のネットワークで展開しています。無垢材と工法は共通ですが、設計・施工・アフターは各加盟店が担うため、施工品質や対応に差が出ることがあります。施工実績や口コミ、担当者の対応を確認し、できれば複数の加盟店を比べて選ぶことをおすすめします。一部の展示場では宿泊体験もでき、無垢材の家の湿度の安定感や冬の暖かさを確かめられます。





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