手取り20万円の住宅ローンの目安-FPが教える目安は月々6万、7万、8万円?

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<記事の情報は、2023年8月27日時点のものです>

一般的に、住宅ローンは年収を元にして借入金額を判断されます。

しかし、自分の昨年の年収を正確に覚えている人はあまりいません。

なぜなら月々数十万円くらい振り込まれていることはわかっていても、総支給額はいくらなのかを把握していないからです。

つまり手取りの額は理解しているが、額面の金額はわからないということですね。

そんな方のために、今回は手取りの金額から逆算して、住宅ローンの借入額について考えていきます。

手取りの月収が20万円の人の、借入限度額と理想的な返済についてシミュレーションします。

ぜひ参考にしてみてください。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。

それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。

家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。



はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。

もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい

「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。

そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと2強の大手不動産ポータルサイトだけあり、厳しい審査を通過した住宅メーカーのみが加盟。特にローコスト住宅に強く、ローコスト住宅も検討したい方におすすめ。

②SUUMO

不動産最大手ポータルサイトSUUMOが運営。独自のネットワークを活かし全国の地域に特化した工務店の資料を取り寄せることが出来る。坪単価も安く高品質な工務店が多いのが特徴。

③HOME4U家づくりのとびら

信頼の「NTTデータグループ」が運営。全国で厳選されたハウスメーカーを中心にカタログ請求できる。自分たちだけの家づくりプランも完全無料で作ってくれるのは非常に大きなメリット。1度は必ず利用したい。

この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。

また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。

3サイトの中でどれか1つ使うなら、

MEMO
ローコスト住宅をメインで考えている方は・・・LIFULL HOME’S

工務店をメインに探したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーにこだわりたい方は・・・家づくりのとびら

を使っておけば間違いないでしょう。

また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。

「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」

「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」

このような事は非常に多くあります。

また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。

MEMO
LIFULL HOME'S・・・ローコスト住宅のカタログ中心

SUUMO・・・工務店のカタログ中心
家づくりのとびら・・・ハウスメーカーのカタログ中心 


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それでは解説をしていきます。

もくじ

そもそも手取り月収20万円でマイホームは購入できる?

手取り月収20万円でも、マイホームは購入できます。

では、手取り月収20万円の方が果たしてどのくらいのマイホームを購入できるのか、見ていきましょう。

手取り月収20万円の場合、マイホーム購入金額の目安はいくら?

住宅金融支援機構の調査によると、過去にマイホームを購入された方の購入金額は、年収の6~7倍が平均値となっています。

手取り月収20万円の場合、年収は約300万円となりますので、マイホーム購入金額は2000万円を1つの目安にすると良いでしょう。

引用:2020年度フラット35利用者調査(住宅金融支援機構)

マンションの平均購入金額はいくら?

住宅金融支援機構の調査によると、マイホーム平均購入金額は新築の場合は4,545万円、中古の場合は2,971万円となっています。

手取り月収20万円のマイホーム購入金額の目安からすると、大きくかけ離れています。

このデータから、手取り月収20万円の場合、マイホームを購入できるギリギリの年収と言えるでしょう。

手取り月収20万(額面25万円)で組める住宅ローンはいくら?(頭金なしの場合)

では、手取りの月収が20万円の方は、いくらまで住宅ローンを借入することができるのでしょうか。

ちなみに、手取りが20万円の方の額面金額は約25万円です。

一般的に手取りの1.25倍をした金額がその方の、月収の額面金額だと言われています。

さて、本題に戻ります。

手取りの月収20万円の方が、頭金なしで住宅ローンの審査を受けると仮定して、借入限度額をシミュレーションしていきましょう。

今回はフラット35のシミュレーションサイトを使って、算出していきます。条件は以下の通りです。

条件

手取り20万円
概算年収(※1)300万円
金利2.32%(※2)
返済期間35年
返済方法元利均等(※3)

※1 概算年収は以下の計算式で算出しています。

手取り年収×12ヵ月×1.25倍=概算年収(手取り20万円場合:20×12ヵ月×1.25倍=300万円)

※2 2020年8月現在の金利を適用しています。(融資9割超の場合の最大金利)

参考:最新の金利情報|フラット35

※3 元利均等返済とは、毎月返済額が一定になるように、元金と利息の割合を調整している返済方法です。

借りられる住宅ローンの金額

手取りの月収20万円の方が、借り入れることができる限度額は2,155万円です。

参考:年収から借入額を計算|フラット35

あくまで、手取りの月収20万円の方の年収を300万円と推測した場合です。

毎月の給与の他にボーナスがある方は、その金額も足して年収の計算をしてください。

頭金がないため、建築の総予算も2,155万円です。資金計画を見直し、金額が超えている場合は予算の再検討をしましょう。

毎月の返済額を計算してシミュレーション

では、2,155万円をフラット35で借入した場合、毎月の返済額はいくらになるでしょうか。

条件

借入額2,155万円
金利2.32%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等

参考:借入希望金額から返済額を計算|フラット35

シミュレーション結果

上記の内容で試算すると、毎月の返済額は7.5万円でした。

現在の生活を考えると支払っていけそうな金額でしょうか。

マイホームを建てると、住宅ローン以外にも固定資産税の支払いをしたり、メンテナンス費用を貯蓄することが必要です。

また、他にも生活費や養育費などの様々な出費があります。

支払いが難しいと感じた方は、資金計画の支払いをもう少し下げるか、頭金を貯めて資金を増やしましょう。

理想的な住宅ローンの借入額をシミュレーション|月々6万、7万、8万円はきつい?

次に理想的な住宅ローンの借入額をシミュレーションします。

先ほどと同じく、手取りの月収20万円の方の概算年収は300万円、頭金のなしの場合です。

理想的な借入額を算出するときは、先に理想的な月々の支払いについて考える必要があります。

一般的に住宅ローンの理想的な支払いは、手取り月収の約30%と言われています。

手取り月収20万円の人であれば月々6万円の支払いが理想的です。

ただし、理想的な額は家族構成や支出によって金額は変わります。

では、余裕をもって20%とするとどのような計算になるのでしょうか。

手取りの20%をベースとして、自分に合った割合を考えてみてください。

では月々4万円の支払いの場合、いくらの借入ができるのでしょうか。

条件

月々の支払額4万円
金利2.32%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等

参考:毎月の返済額から借入可能金額を計算|フラット35

シミュレーション結果

上記の条件の場合、借入可能金額は1,149万円でした。

借入限度額の場合と、1,000万円以上の差が出ます。

先ほどと同じく頭金がないため、1,149万円が建築総予算です。

理想的な借入金額では、マイホーム購入は厳しいかもしれません。

可能な範囲で支払金額を上げたり、頭金を貯めることを検討してみましょう。

住宅ローン控除はいくら戻ってくる?

住宅ローンを組むと、住宅ローン控除という制度が適用されます。

住宅ローン控除を簡単に説明すると、入居した翌年から10年間にわたり、一定の基準のもとで所得税や住民税の控除が受けられるという制度です(現在は特例により13年間に延長しています)。

一定の基準は以下の3つです。

3つの中で1番低い金額がその年の控除額として適用されます。

  1. 40万円
  2. 年末残高等×1%
  3. 住民税の最大控除額13.65万円

色々難しい説明をしましたが、大切なのは実際にいくらの控除が受けられるのかですよね。

シミュレーションサイトを使って控除額を見てみましょう。

条件

借入額1,149万円
金利2.32%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等
入居月2021年1月
扶養家族(配偶者、16歳未満の子は除く)0人

参考:住宅ローンの控除(減税)シミュレーション|イー・ローン

シミュレーション結果

上記の条件でシミュレーションすると、10年間で約102.2万円控除を受けることができました。

1年ごとの控除額も確認します。

1年目112,700円
2年目110,500円
3年目108,200円
4年目105,900円
5年目103,600円
6年目101,100円
7年目98,700円
8年目96,100円
9年目93,500円
10年目90,900円
合計1,021,200円

今回のケースでは、借入金額が少ないため、1~10年目までのすべてで年末残高の1%の金額が控除額として適用されました。

また、徐々に年末の残高が減るため、控除額は年々減少していきます。

借入額が多いと控除額も増える仕組みになっています。

理想のマイホームを購入するために、一社だけに資料請求をするのではなく、まずは一括資料請求して、どのハウスメーカーが自分にピッタリか見比べ、慎重に選びましょう。

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手取り月収20万(額面25万円)で組める住宅ローンはいくら?(頭金1割ありの場合)

次に頭金がある場合の借入限度額も考えていきましょう。

手取り月収は先ほどと同じく20万円です。

ただし、今回は頭金を1割入れるため、フラット35の適用金利が変わります。

頭金なしの金利からマイナス0.26%された、2.06%が適用金利です。

条件

手取り20万円
概算年収300万円
金利2.06%
返済期間35年
返済方法元利均等

金利が下がると借入金額にどのような変化が出るのでしょうか。

借りられる住宅ローンの金額

頭金を1割入れた場合の借入限度入金額は2,243万円でした。

頭金なしの場合の限度額と比べて、88万円借入額が増えます。

さらに、建築資金の1割を頭金として支払っているため、建築総予算はさらに上がります。

借入額2,243万円+頭金257万円=建築総予算2,500万円

頭金を足すと、300万円以上の予算アップが可能です。

頭金があれば金利を下げることができますので、頭金を支払える方は1割分出しましょう。

毎月の返済額を計算してシミュレーション

では、2,243万円の借入をしたときの、毎月の返済額も確認します。

金利が下がり借入額は上がりましたが、毎月の返済額はどのように変化するのでしょうか。

条件

借入額2,243万円
金利2.06%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等

シミュレーション結果

上記の条件でシミュレーションをすると、毎月の返済額は7.5万円でした。

借入金額は上がりましたが返済額は同じです。

理由はフラット35の一定の審査条件の下で、借入額が決められているからです。

フラット35は以下のように、債務者の返済負担率を定めています。

返済負担率とは、年収に占める住宅ローンの割合のことです。

年収400万円未満400万円以上
返済負担率30%35%

参考:【フラット35】ご利用条件|フラット35

手取り月収20万円の方の場合、概算年収は300万円なので返済負担率は30%で審査されています。

今回の場合、頭金を入れて金利が下がった分、返済負担率も下がりました。

返済負担率を30%ぎりぎりにするために、補填として借入額を増やしたのです。

結果、金利が下がって借入額が上がっても、毎月の返済は同じになりました。

頭金なしの場合と同様、7.5万円の返済が可能かしっかりと検討しましょう。

理想的な住宅ローンの借入額をシミュレーション(返済比率が手取りの20%)

では、頭金を1割入れたときの、理想的な住宅ローンの借入額はいくらになるでしょうか。

頭金なしの時と同じく、住宅ローンの返済の比率は手取りの20%とします。

手取り月収20万円の方の場合は、毎月4万円の支払いです。

また、頭金を1割支払うため、金利も2.06%で計算します。

条件

月々の支払額4万円
金利2.06%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等

シミュレーション結果

シミュレーションの結果、1,196万円借入可能でした。

金利が下がった分、頭金なしの時と比べて47万円借入額が上昇しました。

さらに建築資金の1割を頭金で支払うため、建築総予算は以下の通りです。

借入額1,196万円+頭金134万円=建築総予算1,330万円

まだまだ、マイホームを購入するには厳しい金額かもしれません。

頭金がもう少しある方は上乗せして、建築予算を上げましょう。

また、4万円の支払いに余裕がありそうな人は、手取りの20%~25%の間で返済額を検討してみてもいいでしょう。

住宅ローン控除はいくら戻ってくる?

頭金を1割支払った理想的な借入額の場合の、住宅ローン控除額も確認してみましょう。

条件は、借入金額と金利のみ変更してあります。

条件

借入額1,196万円
金利2.06%
返済期間35年(420回)
返済方法元利均等
入居月2021年1月
扶養家族(配偶者、16歳未満の子は除く)0人

シミュレーション結果

上記の条件でシミュレーションすると、10年間で約105.8万円控除を受けることができます。

頭金なしの場合と比べて、控除額は3.6万円も上がりました。

先ほどと同様、1年ごとの控除額も確認します。

1年目117,200円
2年目114,800円
3年目112,300円
4年目109,800円
5年目107,300円
6年目104,700円
7年目102,000円
8年目99,300円
9年目96,500円
10年目93,600円
合計1,057,500円

今回も借入金額が少ないため、年末残高の1%の金額が、すべての年で控除されています。

頭金なしの場合と同じ4万円という支払額ですが、借入額も控除額も多いです。

頭金を貯めた方がメリットがあるということが分かりますね。

理想のマイホームを購入するために、一社だけに資料請求をするのではなく、まずは一括資料請求して、どのハウスメーカーが自分にピッタリか見比べ、慎重に選びましょう。

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手取り20万円の月々の返済金額シミュレーション

実際に、毎月の返済はどれくらいなら安心して生活していけるのでしょうか。

ここでは現役のファイナンシャルプランナーが6万円、7万円、8万円、9万円の場合で試算してみました。

生活水準や貯金額によっても返済額は変わりますが一つの目安として参考にしてみて下さい。

手取り20万円の人が月々6万円の住宅ローンを組むのはきつい?

手取り月収20万円の人が毎月6万円の住宅ローンを組む場合、返済には収入の30%が使われることになります。

この金額は、食費、交通費、光熱費、通信費、保険料、医療費、教育費、娯楽費などの生活全般のコストを賄うための14万円を残してのことです。

突発的な出費や収入の減少を考慮すると、非常用の資金や貯蓄の計画も重要。

また、収入が将来的に変動する可能性や、選択している住宅ローンのタイプによる金利の変動リスクも頭に入れておく必要があります。

多くの金融機関は収入の25%〜30%を住宅ローン返済の目安としており、この状況はその上限に近いため、生活を圧迫しないよう慎重な計画が必要です。

手取り20万円の人が月々7万円の住宅ローンを組むのはきつい?

手取り月収20万円の人が毎月7万円の住宅ローンを組む場合、収入の35%が返済に充てられることになります。

残る13万円で日常の生活費をカバーする必要がありますが、この金額内で食費、光熱費、通信費などの固定費を賄うことは、一定な生活水準を維持するのが厳しいかもしれません。

特に、突発的な出費や収入の変動を考慮すると、非常用資金や貯蓄の取り組みも考慮すべきです。

また、ローンの金利が変動するタイプを選択している場合、返済額が増加するリスクも考慮が必要です。

金融機関の多くは、収入の25%〜30%を住宅ローン返済の目安としているので推奨範囲を超えています。

手取り20万円の人が月々8万円の住宅ローンを組むのはきつい?

手取り月収20万円の方が毎月8万円の住宅ローンを組むと、収入の40%が返済に使われます。

これにより、残る12万円で日常の生活費、例えば食費や光熱費、交通費などをカバーすることとなります。

40%の返済はかなりの負担と感じられるかもしれません。

特に未予測の出費や収入の変動があった場合、非常用資金や貯蓄の形成が難しくなります。

加えて、金利が変動するローンを選択した場合、返済額の変動リスクも背負うことになります。

一般的な金融機関のアドバイスとしては、収入の25%〜30%をローン返済の目安としていますので、このケースではその推奨を大きく超えてしまいます。

よって、他の生活費の管理と合わせて、緊密な財務計画が求められるでしょう。

手取り20万円の人が月々9万円の住宅ローンを組むのはきつい?

手取り月収20万円の方が毎月9万円の住宅ローンを組むと、収入の45%が返済に割り振られます。

この状況では、日常の生活費、例えば食費、光熱費、交通費などを賄うための余裕は、残りの11万円となります。

45%という返済比率は、多くの人にとってかなりの負担を感じる可能性が高く、予期しない出費や収入の変動があった場合のリスクも高まります。

また、変動金利型のローンを選択した場合、将来的な返済額の増加も考慮する必要があります。

金融機関の多くは収入の25%〜30%をローン返済の適正比率として推奨していますので、このケースではその基準を大きく超えることになり、慎重な判断と計画が必要です。

手取り20万円(額面25万円)で借入額を増やす方法3つ

ここまでのシミュレーションを見て、「手取り20万円ではマイホームは厳しいかもしれない」「もう少し高い家を買いたい」など考える人も多いかもしれません。

ここでは、住宅ローンの借入額を増やす方法を3つご紹介します。

  1. ペアローンを組む
  2. 返済期間を長くする
  3. 住宅ローン以外の借金をなくす

それぞれの特徴と注意ポイントもあわせてお伝えしますので、参考にしてみてください。

1.ペアローンを組む

一人での借入額では足りないのなら、夫婦の収入を合算して借入額を増やすという方法があります。

夫婦共働きの場合、二人の収入を合算してローンを組む「ペアローン」というものがあります。

基本的にふたりとも正社員である場合に可能な方法ですが、パートでも収入合算できる金融機関もあるので確認してみましょう。

夫婦の収入を合算して借りる方法にはいくつかパターンがあり、夫婦それぞれが債務者となって返済するパターンや、どちらかが債務者でもう一方が連帯債務者となるパターンなどがあります。

パターンによって住宅ローン控除の対象や団信加入の有無なども変わってくるので、よく確認してから組むようにしましょう。

また、将来子供をもつ予定の家庭は、途中でどちらかが家事育児のために退職する可能性もあるので慎重に検討する必要があります。

2.返済期間を長くする

毎月の返済額が低くても、返済期間を長くすればトータルで借入できる金額を上げることができます。

ただし、この場合に注意したいのは以下の2点。

  • 金利(利息)分だけ、総支払額は大きくなる
  • 退職後も支払いが続く可能性がある

返済期間が長期化すると、なかなか元金が減っていかず元金に対してかかる金利(利息)も少なくならず、最終的な総返済額は短期間の返済に比べると大きくなります。

また、退職後まで返済が続くと支払いが厳しくなり生活が苦しくなってしまうため、注意が必要です。

3.住宅ローン以外の借金をなくす

住宅ローン審査のポイントとなるものの一つに「返済負担率」があります。

これは、収入に占める借金の割合を示すものです。

この「借金」には住宅ローンの返済額はもちろん、その他の借金も含まれます。

例えば車のローンや奨学金返済も含まれます。

そのため、住宅ローンを借り入れる際にこうした借金があると、それだけで借入額が減ってしまうのです。

住宅ローンを組む前にこれらのローンを返済しておくと、住宅ローンの借入額を上げることができます。

年収300万(額面)の人が住宅ローンを組む際に考えるべき2つのポイント

額面の年収が300万円の人が、住宅ローンを組む際に考えるべきポイントを2つお伝えします。

  1. 今が建て時かを考える
  2. 決して無理なローンを組まない

それぞれ見てみましょう。

1.今が建て時かを考える

そもそも今マイホームを購入するべきかを考えてください。

手取り月収20万円の方の場合、毎月の支払いが4万円くらいの住宅ローンを組むことが理想とされています。

手取りの25%まで返済の割合を上げたとしても、毎月5万円の返済額までしか住宅ローンを組むことができません。

理想の住宅が購入できる場合はいいですが、難しそうな場合は建築時期を遅らせることも検討してみましょう。

手取り20万円で家を建てようとする人の中には、毎月の返済額が6万、7万、8万程度でも大丈夫かな?と思ってる方も多くいます。

中には9万円を超える住宅ローンを組もうとする方もいますが、おすすめしません。

今後、今後確実に収入がアップする、子供を持つ予定が無いなどの人はどうにかやりくりできるかもしれませんが、そうではない人にとってはかなり危うい返済計画と言わざるを得ません。

マイホームを買うときは、住宅市場の動向、金利の動向、自分の収入が今後どれ程どんなペースでアップするか、希望する子供の数など総合的に判断する必要があります。

2.決して無理なローンを組まない

理想の借入額では資金が足らず、資金計画に合わせた借入をしようという気持ちになる方も多いと思います。

しかし、決してオーバーローンは組まないようにしてください。

限度額まで借りたら理想的なマイホームを購入することはできるかもしれません。

しかし、マイホームに住んでからの生活がとても苦しくなってしまいます。

マイホームは購入することがゴールではなく、住んでからがスタートです。

生活に無理のない額の住宅ローンを組みましょう。

理想のマイホームを購入するために、一社だけに資料請求をするのではなく、まずは一括資料請求して、どのハウスメーカーが自分にピッタリか見比べ、慎重に選びましょう。

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まとめ

手取りの月収を元にして、借入限度額や理想的な返済についてお伝えしました。

手取り月収20万円の方の場合、月々4万円の返済が理想と言われています。

賃貸住宅に住んでいる方は、近い金額の家賃を支払っている方も多いのではないでしょうか。

家賃が4万円と近ければ、返済のイメージがつきやすいと思います。

また、4万円以上の家賃を支払っている方は、もう少し返済額を上げてもいいと感じているはずです。

自分に収入に合った返済額で住宅ローンを組み、無理なく楽しいマイホーム生活を送ってください。

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