大進ホームの評判・口コミ80件を調査|冬の暖かさ・結露と点検・補修対応の声

大進ホームの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

大進ホームは、札幌市東区に本社を置き、1971年から北海道で住宅を建てている会社です。公開されている投稿には、築20年でも暖かい、造りが細かいという内容が並びます。その一方で、冬に底冷えした、点検の連絡が来なかったという記録もあります。同じ会社が建てた家なのに、どうして感想がここまで分かれるのでしょうか。

幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを土台に、住宅会社ごとの独自の口コミ調査を続けています。この記事では、公開されている投稿80件に目を通し、価格と性能、保証、許認可、法人としての状態を、公式サイトと国税庁、国土交通省、北海道の資料に当てて確かめました。

札幌とその周辺で、冬の暖かさと費用の両方を見ながら会社を選びたいなら、大進ホームは候補に入れてよい会社です。国税庁の記録に登記の閉鎖を示す表示はなく、特定建設業の許可も宅地建物取引業の免許も確認できました。断熱は合計150mmのダブル断熱工法で、全棟で気密測定を行うと公式に掲げています。UA値は公式サイトの図で0.27W/m2K(平均実測値)として公表されています。C値と坪単価は、今回確認した公開資料には見当たりませんでした。性能の数値と保証の中身は、計算書と保証書を受け取ってから判断してください。

この記事でわかること

  • 札幌の冬について、住んだ人が書いた暖かさと結露
  • 感想が分かれる理由が、建てた時期と築年数にあること
  • 1,000万円台からという商品に、何が含まれて何が別途か
  • 断熱と気密で確認できた仕様と、確認できなかった数値
  • 初期20年・最長60年という長期保証を、どこまで確かめられるのか
  • 無料点検の時期に空きがあることと、投稿との関係
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

資料を先に集めておくメリット

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。

複数社を並べて見られる
1社だけで決めずに済む
数百万円の差に気づける
工務店もメーカーも見られる

カタログ請求なら、この4つを一度にまとめて用意できます。

目的で選ぶ3サービス

予算を抑えて探したい

LIFULL HOME'S

LIFULL HOME'S ローコスト住宅カタログ一括請求無料で住宅カタログを取り寄せる

地域の工務店も見たい

SUUMO

SUUMO 注文住宅の工務店資料請求無料で工務店・メーカーの資料を見る

相談しながら決めたい

HOME4U 家づくりのとびら

HOME4U 家づくりのとびら 無料家づくりプラン無料で家づくりプランを相談する

どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月22日

大進ホームの評判・口コミを公開投稿80件から確認

話題別でいちばん多いのは住宅性能・住み心地の27件です。営業・打ち合わせが14件、価格・費用が11件と続きます。傾向は良い35件、気になる27件、どちらとも言えない18件でした。

80件は人数ではなく投稿URLの件数です。80人から話を聞いたわけではありません。施主本人へのアンケートではありません。編集部が公開されている投稿を1件ずつ読み、主な話題と傾向を1つずつ付けて分けました。無作為抽出でも全件調査でもないため、この件数から割合や多数派を示すことはできません。媒体名と投稿者名は出さず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイト、SNS、個人ブログという総称で書いています。価格と性能の数値は投稿からではなく、公式サイトと公的資料から取りました。

投稿の集まり方には偏りがあります。うまくいかなかったことは書き残されやすく、満足して暮らしている人には書き込む理由がありません。とはいえ、偏りを持ち出して一件ずつの不満を小さく見積もることもできません。自分の家で結露が続けば、件数の内訳より、その一件をどう直すかが問題になります。

公開投稿80件の内訳。媒体別は口コミサイト60件、掲示板Q&A14件、SNS1件、個人ブログ5件、動画コメント0件。傾向別は良い35件、気になる27件、中立18件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
話題 投稿に書かれていた主な内容
住宅性能・住み心地 冬の暖かさ、底冷え、結露とカビ、室内の乾燥、暖房費
営業・打ち合わせ 要望のくみ取り、連絡の折り返し、見学時の話の中身
価格・費用 他社と比べた納得感、仕様を選べる自由度、追加仕様による増額
設計・間取り 細かい要望への対応、構造の説明、内装提案の進め方
施工・仕上がり 断熱と建具の丁寧さ、傷の仕上げ、近隣への挨拶
アフターサービス 定期点検の訪問、約束された連絡、補修の速さ
デザイン・商品 内装の組み合わせ、資料とモデルハウスの見た目
その他 会社全体への総合的な評価
公開投稿80件の話題別件数。住宅性能・住み心地27件、設計・間取り7件、デザイン・商品5件、営業・打ち合わせ14件、施工・仕上がり7件、価格・費用11件、アフターサービス8件、その他1件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

冬の暖かさと結露に関する投稿

住宅性能・住み心地は27件で、良い13件、気になる6件、どちらとも言えない8件に分かれました。良い側で目立つのは、年数がたった家からの投稿です。築20年でも暖かく、外の音も気にならないという投稿や、築10年ほどの家で住宅本体に問題はないという投稿がありました。

気になる側は寒さと結露です。築29年の家に住む人が、初冬から結露とカビが続いていると書いていました。底冷えを感じて1月の暖房費も高かったという投稿、新築の直後から室内や床が寒いという投稿もあります。

暖かさと気密の測定値を評価したうえで、冬の乾燥と一部の結露も経験したという投稿もありました。暖房の方式と換気、加湿をどうするかで、冬の体感は変わります。

営業と打ち合わせに関する投稿

営業・打ち合わせは14件で、良い6件、気になる7件、どちらとも言えない1件と、評価が分かれた話題です。良い側には、営業と設計、現場の担当が要望をくみ取ってくれて家族全員が満足したという投稿がありました。事情があって設計を止めたあとの再開に配慮があり、入居後の対応も早かったという投稿もあります。

気になる側で繰り返し出てくるのは、モデルハウスや初回の打ち合わせで、住宅の性能より住宅ローンの事前審査の話が中心になったという内容です。担当者の知識や連絡の折り返しに不満を書いた投稿もありました。見学の目的は予約の時点で伝えておくと行き違いが減ります。性能の説明を聞きたいのか、資金計画から相談したいのかを先に言っておいてください。

価格と費用に関する投稿

価格・費用は11件で、良い7件、気になる1件、どちらとも言えない3件でした。良いという内容が集まった話題です。5社を比べて価格を抑えられ、暖かさと光熱費にも満足しているという投稿や、4社を比べて費用と自由度を評価した投稿がありました。

一方で、追加の仕様を入れた結果、金額が増えたという投稿もあります。大幅な値引きが入った見積もりと、モデルハウスの古い印象を理由に、契約を見送ったという投稿もありました。値引きの幅が大きいときは、何をやめて下がったのかを聞くと判断しやすくなります。

点検とアフターサービスに関する投稿

アフターサービスは8件で、良い2件、気になる5件、どちらとも言えない1件でした。件数は多くありませんが、気になる内容のほうが上回っています。築5年の時点で定期的な対応がなく隙間風を自分で補修したという投稿、約束されていた定期連絡が来なかったという投稿がありました。築25年以上の施主が雨漏りの対応の遅さに不満を書いた投稿もあります。

良い側では、定期点検の訪問があり次回の日程もその場で決まったという投稿、1年点検で壁紙とコーキングを見てもらい後日すぐに直してもらえたという投稿がありました。

公式サイトに書かれた無料点検の時期は、引き渡しから2か月、6か月、12か月、そのあとが10年、15年、20年です。12か月の次が10年なので、この表のとおりなら築5年の時点では定期訪問の予定がありません。点検を待つより、気づいたときに自分から連絡する前提で考えるほうが確実です。

設計と施工、デザインに関する投稿

設計・間取りは7件、施工・仕上がりは7件、デザイン・商品は5件でした。設計では、細かい要望を完成の前に解決してもらい、間取りと暖かさの両方に満足したという投稿があります。

一方で、内装の提案を施主の側で考える場面が多かったという投稿も残っていました。標準仕様のページには、各メーカーから設備仕様を選べると書かれています。選べる範囲が広いことは、費用を調整したい人には利点になり、提案を待ちたい人には負担になります。

施工では、断熱や建具の仕事が丁寧で予算の管理も評価できたという投稿がある一方、傷の仕上げや補修の対応に不満を書いた投稿もありました。近隣の立場から、工事の音や着工前後の挨拶について書かれた投稿もあります。誰がどの範囲まで挨拶に回るのかは、契約の前に聞いておける項目です。

デザイン・商品は5件と少なく、この話題だけで会社全体を判断することはできません。内装の組み合わせが気に入っているという投稿がある一方、資料やモデルハウスの見た目が古いという投稿もありました。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

投稿の時期と家の築年数には幅がある

感想が分かれる理由の一つは、投稿された時期と、その家が建った年の違いです。投稿の日付は2008年から2026年までにわたります。寒さや結露を書いた投稿には、築29年の家からのものや2015年前後のものがありました。暖かかったという投稿には、築20年の家や築6年の家が出てきます。

年数がたった家の住み心地は、その家が建った当時の仕様を映したものです。当時どんな断熱や窓を入れていたのかは、今回の資料では分かりません。今の公式サイトが掲げる150mmのダブル断熱やトリプルガラスと同じだったとは限りません。同じことは良い評価にも当てはまります。築20年で暖かいという投稿も、今の仕上がりを保証するものではありません。自分が契約する時点の仕様書と保証約款で確かめてください。

媒体の内訳は、口コミサイトが60件、掲示板・Q&Aサイトが14件、個人ブログが5件、SNSが1件です。動画のコメントは0件でした。動画はいずれも保証や設備についての会社側の説明で、施主や入居者の体験ではなかったためです。

大進ホームと契約する相手、会社の状態

ブランドの正式な商号は、大進ホーム株式会社です。国税庁の法人番号公表サイトで、法人番号5430001009703、本店は北海道札幌市東区東苗穂三条1丁目2番1号と確認できました。閲覧した時点で、登記記録の閉鎖を示す表示はありません。設立は1971年5月です。

許認可も公的な資料で確かめられました。特定建設業の許可は、国土交通省の建設業者検索で同じ所在地の大進ホーム株式会社が第705128号として出てきます。これは会社概要の(特-7)第05128号の頭に、石狩振興局を表す検索用の7を付けた番号です。一級建築士事務所の登録は、北海道の一級建築士事務所登録簿にも法人として載っていました。

気をつけたいのは、公式サイトに古い許可番号が残っている点です。商品ページには特-2、加盟ブランドの紹介ページには特-27という表記が見られました。書類は会社概要と重要事項説明書のほうを基準にしてください。

サブブランドのサイエンスホーム札幌東も、会社ページの会社名は大進ホーム株式会社です。ただし、すべての商品と地域で請負人がこの法人になるのかまでは、公開資料では確認できませんでした。公式の土地情報には、売買から3か月以内に大進ホームと建築請負契約を結ぶことを条件にした物件もあります。条件の付いた土地かどうかは先に聞いておいてください。

項目 公式・公的資料で確認できた内容
商号 大進ホーム株式会社。ブランド名は大進ホーム
法人番号 5430001009703
本店 北海道札幌市東区東苗穂三条1丁目2番1号
設立・創業 設立1971年(昭和46年)5月。創業も昭和46年
代表者 代表取締役会長 星野清成/代表取締役社長 星野覚一朗
事業内容 注文住宅、分譲住宅、店舗、アパート、リフォーム、リノベーション、不動産仲介、買取再販
許認可 特定建設業 北海道知事許可(特-7)第05128号/宅地建物取引業 北海道知事 石狩(13)第2516号/一級建築士事務所 北海道知事登録(石)第1997号/住宅瑕疵担保責任保険の届出事業者番号10003920
施工実績 公式の会社概要に、札幌4370棟、江別・北広島457棟、岩見沢566棟、小樽221棟、千歳・苫小牧714棟などを掲載

大進ホームの坪単価と価格の見方

坪単価は、確認した公開資料では分かりませんでした。自由設計の「ラクいえ」についても、本体価格を示す数字は確認できていません。価格のページには直近1年の価格帯を示す図がありましたが、正確な数値の範囲は読み取れませんでした。

金額が出ているのは、規格プランの「ラクぴた」です。1,000万円台から建てられると書かれ、16パターンのプランが用意されています。公開されているプラン例では、北向き2LDKで20坪のplan01が1,980万円(税込)、北向き3LDKで30.5坪のplan16が2,350万円(税込)でした。

ただし、この金額を坪数で割っても比べられる坪単価にはなりません。支払例には杭、照明、カーテンが別途と書かれていて、どの工事までが含まれるのかは確認できませんでした。

坪単価が見当たらないこと自体を、不誠実だと決めつける必要はありません。延床面積の数え方や、どこまでを本体工事に入れるかで坪単価は動きます。それでも、検討する側には他社と並べるための数字が要ります。そろえるものは総額の見積書です。

本体工事のほかに、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、暖房と給湯の設備、登記と住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代が入ります。別途とされていた杭も、自分の土地でいくらかかるのかを見積書に入れてもらってください。一式と書かれた項目の内訳も、出してもらって構いません。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と気密、構造で公式に確認できたこと

公式サイトに書かれている仕様は、北海道向けの内容です。断熱は合計150mmの内側ダブル断熱工法を標準とし、窓には高性能トリプルガラスを使うとしています。断熱性は北海道におけるHEAT20のG1からG2の水準という表示です。建物の完成時には全棟で気密測定を行うと掲げ、換気は第三種換気システムによる24時間換気です。

省エネの面では、ZEH Oriented基準の家という掲示があり、ZEHビルダー公募の登録事業者だとも表明しています。公式に出ている2025年度のZEH実績は新築戸建住宅が97%で、Nearly ZEHとZEH Orientedを含む数字です。

公式に確認できた特徴の図。仕様・設備=標準仕様ページでは複数メーカーから設備仕様を選択できるとしている/構造・工法=在来工法を基礎に2×4工法を取り入れた「軸組合体工法」を標準仕様として掲載/構造・部材間隔=柱・梁を3尺(910mm)間隔で施工すると説明/構造・省令準耐火=省令準耐火構造を標準仕様として掲載/断熱・工法=合計150mmのダブル断熱工法を標準採用/断熱・性能=北海道におけるHEAT20 G1~G2水準と表示/仕様・窓=高性能トリプルガラスを掲載。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

構造は、在来工法をもとに2×4工法を取り入れた軸組合体工法です。柱と梁をおよそ2倍使い、3尺(910mm)の間隔で施工すると説明されています。省令準耐火構造は標準仕様です。

確認できなかったのは数値です。UA値は公式サイトの図で0.27W/m2K(平均実測値)、個別邸ごとの設計時UA値(0.25〜0.29)として公表されています。C値、断熱等性能等級、耐震等級の等級番号は、今回確認した公開資料には見当たりませんでした。構造計算をどの方法で行うのかも分かりません。HEAT20の水準は法律で決まっている断熱等性能等級とは別の表示なので、等級で比べたい場合は住宅性能評価書などで確かめる必要があります。

全棟で気密測定を行うと掲げているので、自分の家の測定結果を書面でもらえるかどうかを、契約の前に確かめてください。目標にしているC値と、届かなかったときの扱いも合わせて聞いておきましょう。

項目 公式サイトで確認できた内容
構造 在来工法に2×4工法を取り入れた軸組合体工法。柱と梁は3尺(910mm)間隔
防火 省令準耐火構造が標準仕様
断熱 合計150mmの内側ダブル断熱工法。北海道におけるHEAT20 G1からG2の水準と表示
窓・換気 高性能トリプルガラス。第三種換気システムによる24時間換気
気密 建物の完成時に全棟で気密測定を実施
省エネ ZEH Oriented基準の家を掲示。2025年度のZEH実績は新築戸建住宅97%、既存改修0%
そのほか 全棟の燃費レポート。設備仕様は複数メーカーから選択。JIOによる外装下地の二次防水検査
確認できなかった数値 C値、断熱等性能等級、耐震等級、構造計算の方法。UA値は平均実測0.27W/m2Kを公表

保証と点検で確認できたことと、できなかったこと

保証のページには、瑕疵担保の10年保証に加えて、初期20年、最長60年の長期保証と書かれています。地盤保証は20年、住宅設備は引き渡しから10年間です。

気をつけたいのは条件のほうです。長期保証には、JIOの瑕疵担保保険契約分から実施という注記が付いています。20年から60年へ延ばすために有償の点検や補修が必要なのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。最長60年という言葉は、無条件で60年続く保証を意味するとは限りません。

公式サイトの中には食い違いも残っています。保証の専用ページは初期20年・最長60年を掲げていますが、よくある質問には自社独自の住宅保証10年という記載があります。契約の時期や商品によって適用される制度が違う可能性があるので、契約書に添付される保証約款のほうを読ませてもらってください。

地盤保証20年の限度額や免責の範囲、設備10年保証の対象になる機器も、公開資料では確認できませんでした。自然災害や誤った使い方、消耗品、通常の劣化が対象から外れる旨の表示はあります。年数だけで比べず、保証書の対象と免責まで読んでから判断してください。

項目 公式サイトに書かれていた内容
瑕疵担保 10年保証。住宅瑕疵担保責任保険の届出事業者番号は10003920
長期保証 初期20年、最長60年。JIOの瑕疵担保保険契約分から実施との注記あり
地盤・設備 地盤保証20年。住宅設備は引き渡しから10年間、メーカー保証と同等の内容
無料点検 2か月、6か月、12か月、10年、15年、20年。後半3回はJIOの契約分から
窓口 アフターサービス専属の社員を配置し、電話とメールで対応
確認できなかったこと 60年までの延長条件と費用、地盤保証の限度額と免責、設備保証の対象機器、点検が及ぶ契約の範囲

大進ホームの商品と施工エリア

商品は大きく2つに分かれます。「ラクいえ」は自由設計の注文住宅で、整理収納アドバイザーが監修すると書かれています。「ラクぴた」は1,000万円台からの規格プランで、16パターンから選ぶ形です。分譲住宅や不動産の仲介、中古住宅の買取再販も手がけていて、土地を持っていない人の相談先にもなります。

施工エリアについて公式に確認できるのは、実績のほうです。会社概要には地域別の建築件数が並んでいて、札幌が4370棟でとくに多くなっています。本社も札幌市東区にあり、札幌とその周辺が実績の中心です。

ただし、今どこまで受注できるのかという範囲と、エリアの外に建てる場合の追加費用は確認できませんでした。過去の実績地域が、そのまま現在の対応地域を保証するわけではありません。建てたい土地の住所を伝えて、最初の問い合わせで聞いてください。

大進ホームのメリットと注意点

メリット

公式の情報と投稿から、選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 北海道の冬に向けた仕様が公式に出ている。合計150mmのダブル断熱工法は標準採用と書かれ、高性能トリプルガラスと全棟の気密測定も掲げている
  • 会社の状態を公的な資料で確かめられる。1971年の設立で、許認可も登記も確認できた
  • 規格プランのラクぴたは価格が公開されていて、金額の見当を早く付けられる
  • 費用について良い内容が集まっている。価格・費用の11件のうち7件が良い内容だった

注意点

反対に、契約の前に確かめたい点も4つあります。

  • UA値は平均実測0.27W/m2Kを公表。C値、断熱等性能等級、耐震等級の番号は、今回確認した公開資料では見当たらない
  • 長期保証の延長条件が確認できない。公式サイトの中でも、保証年数の書き方がそろっていない
  • 無料点検は12か月の次が10年で、その間の定期訪問は公式の表にない
  • アフターサービスと営業の応対は、良い内容と気になる内容が分かれている

大進ホームが向いている人

公開資料と投稿から見ると、次のような人には合いやすい会社です。

  • 札幌や近郊で、冬の暖かさを最優先に考えている人
  • 設備や仕様を自分で選び、費用を調整したい人
  • 規格プランから選び、早く金額の見当を付けたい人
  • 地元での年数と建築件数を重く見る人

反対に、次の希望が強い場合は、確認を増やしてから決めてください。

  • 契約するプランのUA値や耐震等級を数値で比べて決めたい人。平均実測UA値0.27W/m2Kだけでは個別プランを比較できません
  • 内装や外観の提案を設計側に任せたい人
  • 引き渡しのあとも、決まった年ごとの訪問を望む人

契約前に確認しておきたいこと

公開資料で分からなかった項目は、そのまま打ち合わせで聞く項目になります。次の5つは書面でもらってください。

  • 契約書に載る会社名と法人番号。大進ホーム株式会社、5430001009703と一致しているか
  • 自分のプランのUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、気密測定の目標値と未達時の扱い
  • 耐震等級と、構造計算をどの方法で行うか。許容応力度計算まで行うかどうか
  • 保証約款。最長60年へ延ばす条件、有償の点検と補修の費用、地盤保証と設備保証の免責
  • 土地代まで含めた総額の見積書。杭、照明、カーテン、外構、諸費用の入り方
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

点検の予定表も、契約の前に紙でもらっておくと安心です。12か月の次にいつ訪問があるのか、その間に不具合が出たときの連絡先まで、担当者に確認しておきましょう。

大進ホームのよくある質問

大進ホームの評判は良いですか?

A. 集まった投稿では、良い内容がやや多くなりました。公開投稿80件の内訳は、良い35件、気になる27件、どちらとも言えない18件です。暖かさと価格に良い内容が集まり、気になる内容はアフターサービスと営業の応対に多く出ました。80件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。世の中の評価の割合を示すものではないので、気になる点は直接確かめてください。

大進ホームの坪単価はいくらですか?

A. 公開資料では確認できませんでした。自由設計のラクいえは、本体価格の数字も見当たりませんでした。金額が出ているのは規格プランのラクぴたで、20坪の2LDKが1,980万円(税込)、30.5坪の3LDKが2,350万円(税込)です。ただし支払例には、杭、照明、カーテンが別途と書かれています。比べるときは、土地代まで入れた総額の見積書をそろえてください。

大進ホームの家は冬に寒い、結露するという口コミは本当ですか?

A. どちらの投稿も実在します。ただし、書かれた時期と家の築年数に幅があります。結露とカビを書いたのは築29年の家に住む人で、底冷えや暖房費を書いた投稿は2015年前後のものでした。一方で、築20年でも暖かいという投稿もあります。今の公式サイトは合計150mmのダブル断熱工法と全棟の気密測定を掲げ、UA値0.27W/m2Kを平均実測値として公表しています。契約するプランのUA値と、気密測定で得るC値は、計算書・測定結果で個別に確認してください。

大進ホームの保証は本当に60年ですか?

A. 公式サイトには初期20年、最長60年と書かれています。ただしJIOの瑕疵担保保険契約分から実施という注記があり、20年から先へ延ばす条件は確認した公開資料では分かりませんでした。有償の点検や補修が必要になるのかどうかも、公開資料からは読み取れませんでした。よくある質問には自社独自の住宅保証10年という記載も残っています。契約書に添付される保証約款で、対象と免責、延長の条件を確かめてください。

大進ホームはどのエリアで建てられますか?

A. 公式に出ているのは実績の地域です。会社概要には、札幌4370棟、江別・北広島457棟、岩見沢566棟、小樽221棟、千歳・苫小牧714棟などの建築件数が並んでいます。本社は札幌市東区東苗穂です。ただし、現在どこまで受注できるのかという範囲と、エリア外の追加費用は確認できませんでした。建てたい土地の住所を伝えて、対応の可否を最初の問い合わせで聞いてください。

まとめ

公開資料と80件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • 公式と国税庁の記録で確認できた商号は大進ホーム株式会社。登記の閉鎖を示す表示はなく、建設業と宅地建物取引業、一級建築士事務所の許認可も確認できた
  • 断熱は合計150mmの内側ダブル断熱工法とトリプルガラス、全棟で気密測定を実施と公式に掲げている
  • 投稿の内訳は良い35件、気になる27件、どちらとも言えない18件。暖かさと価格に良い内容が集まり、気になる内容はアフターサービスと営業の応対に多かった
  • 保証は瑕疵担保10年に加えて初期20年・最長60年、地盤20年、設備10年。ただし長期保証にはJIOの瑕疵担保保険契約分から実施という注記があり、20年から先へ延ばす条件は確認できなかった

確かめられなかった項目もあります。坪単価とラクいえの本体価格。C値、断熱等性能等級、耐震等級、構造計算の方法です。UA値は平均実測0.27W/m2Kが公表されていますが、契約するプランの値は個別確認が必要です。長期保証を60年まで延ばす条件と費用、地盤保証と設備保証の免責、現在の受注エリアの範囲も確認が必要です。

公開資料で確認できなかった数字も、書面で出してもらえれば比べられます。土地代まで入れた総額の見積書、自分のプランのUA値の計算書と気密測定の取り決め、耐震等級と構造計算の方法を書いた回答、そして保証約款と点検の年次表です。この4つがそろえば、暖かさも費用も他社と同じ条件で並べられます。

コメント