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自分にとって適正な住宅ローンの金額はいくらでしょうか。
借入金額を考える場合、何千万円という単位で考えがちですが、月々の返済額をベースとして借入額を考えることをおすすめします。
なぜなら、何千万円単位の金額を見るのは借りるときの一瞬だけですが、月々数万円という支払いは35年間見続ける数字だからです。
では、あなたは月々いくらの返済をしていくことが理想的でしょうか。
今回は、手取り月収32万円の方の住宅ローンの金額について考えていきます。
借入できる限度額や、手取りの金額から理想的な返済額を算出します。
また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。
それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。
これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。
家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。
「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。
はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。
もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。
マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい。
「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。
とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。
そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。
この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。
また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。
3サイトの中でどれか1つ使うなら、
また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。
「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」
「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」
このような事は非常に多くあります。
また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。
SUUMO・・・工務店のカタログ中心
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それでは解説をしていきます。

【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
手取り月収32万(額面40万円)で組める住宅ローンはいくら?(頭金なしの場合)

まずは、手取り月収32万円の方が頭金なしで組むことができる、住宅ローンの金額について考えていきましょう。
理想的な借入金額ではなく借入できる限度額ですので、参考程度にしてください。
借入限度額を算出するためには、手取り月収から逆算して概算の年収を出す必要があります。
月々の額面の月収は手取りの約1.25倍と言われていますので、下記の計算式で概算年収は算出可能です。
手取り月収32万円×1.25倍×12ヵ月=概算年収480万円
ボーナスが支給される方は、480万円にボーナス分を足した額が年収です。
しかし、住宅ローンでボーナス払いを検討していない方は、ボーナスの支給を受けていても480万円のままでいいでしょう。
では年収480万円と仮定して、フラット35の金利で借入限度額をシミュレーションします。
条件
| 手取り | 32万円 |
|---|---|
| 概算年収 | 480万円 |
| 金利 | 2.32%(※1) |
| 返済期間 | 35年 |
| 返済方法 | 元利均等(※2) |
※2 2020年9月現在の金利を適用しています。(融資9割超の場合の最大金利)
参考サイト⇒最新の金利情報|フラット35
※3 元利均等返済とは、毎月返済額が一定になるように、元金と利息の割合を調整している返済方法です。
借りられる住宅ローンの金額
手取りの月収32万円の方の借入限度額は4,023万円です。
参考サイト⇒年収から借入額を計算|フラット35
手取り月収が30万円を超えてくると、4,000万円以上の借入をすることができます。
頭金はありませんので、建築総予算も4,023万円です。
資金計画内におさまる方は月々の支払いが可能かどうかを次項で確認しましょう。
予算が4,023万円を超えているという方は、借入ができないか借入できてもオーバーローンを組むことになりますので、再度計画を練り直しましょう。
毎月の返済額を計算してシミュレーション
では、4,023万円をフラット35で借入したとき、毎月の返済額はいくらでしょうか。
条件
| 借入額 | 4,023万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.32% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
参考サイト⇒借入希望金額から返済額を計算|フラット35
シミュレーション結果
4,023万円借入した場合、毎月の返済額は約14万円です。
想定していた借入額と比べていかがでしょうか。
4,000万円以上の借入額に満足したが、返済額を見て返済が難しいと感じた方も多いと思います。
限度額はあくまで借入できる金額で、返せる金額とは別です。
資金計画の総額から借入金額ばかりに目を向けず、必ず月々の返済額としっかり向き合って借入額を考えましょう。
理想的な住宅ローンの借入額をシミュレーション
次に、手取り月収32万円の方が頭金なしの場合に、借入すべき理想的な借入額はいくらなのか考えます。
理想的な借入額を考えるときは、まず手取り月収から理想的な月々の返済額を算出する必要があります。
一般的に、理想的な月々の返済額の割合は、手取り月収の約2割と言われています。
すると、手取り月収32万円の方の理想的な月々の返済額は以下の通りです。
手取り月収32万円×20%=月々の返済額6.4万円
では、6.4万円を月々支払うと仮定すると、フラット35ではいくら借入することができるのでしょうか。
条件
| 月々の支払額 | 6.4万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.32% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
参考サイト⇒毎月の返済額から借入可能金額を計算|フラット35
シミュレーション結果
月々6.4万円を支払う場合、1,839万円を借入することができます。
実際には年収の4倍前後が理想的な借入のようです。
しかし、1,839万円だと資金が足りないという方も多いのではないでしょうか。
足りない場合は、頭金を貯めたり親の援助を受けるなどして、資金を増やしましょう。
その他にも、金利の低い金融機関で借りる、可能な限りで返済額を増やすなど、方法はたくさんあります。
借りられないと諦めるのではなく、資金を増やす方法を考えていきましょう。
住宅ローン控除はいくら戻ってくる?
住宅ローンを組むと、住宅ローン控除という制度が適用されます。
住宅ローン控除を簡単に説明すると、入居した翌年から10年間、一定の基準のもとで所得税や住民税の控除が受けられるという制度です。
一定の基準とは以下の3つのことです。3つの中で1番低い金額がその年の控除額として適用されます。
- 40万円
- 年末残高等×1%
- 所得税+住民税(住民税の最大控除額13.65万円)
理想的な金額で借入をした場合、いくらの控除が受けられるのかシミュレーションしていきましょう。
条件
| 借入額 | 1,839万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.32% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
| 入居月 | 2021年1月 |
| 扶養家族(配偶者、16歳未満の子は除く) | 0人 |
参考サイト⇒住宅ローンの控除(減税)シミュレーション|イー・ローン
シミュレーション結果
シミュレーションでは、10年間で約163.5万円控除を受けられることがわかりました。
1年ごとの控除額も確認していきましょう。
| 1年目 | 180,400円 |
|---|---|
| 2年目 | 176,900円 |
| 3年目 | 173,300円 |
| 4年目 | 169,600円 |
| 5年目 | 165,800円 |
| 6年目 | 161,900円 |
| 7年目 | 157,900円 |
| 8年目 | 153,900円 |
| 9年目 | 149,700円 |
| 10年目 | 145,500円 |
| 合計 | 1,634,900円 |
1年ごとで確認しても年間で最低14万円以上は控除を受けられることがわかります。
引き渡しされた翌年に必ず確定申告が必要ですので、忘れずに手続きしましょう。
手取り月収32万(額面40万円)で組める住宅ローンはいくら?(頭金1割ありの場合)

では今度は頭金がある場合について解説します。
計算方法は同じですが、頭金が建築総額の1割分ありますので、建築総予算が多いです。
また、フラット35では頭金を建築総額の1割以上支払うと、適用金利が低くなるというメリットがあります。
フラット35で借入をしたいと考えている方は、建築資金の1割分を貯蓄してからローンを組むといいでしょう。
条件
| 手取り | 32万円 |
|---|---|
| 概算年収 | 480万円 |
| 金利 | 2.06% |
| 返済期間 | 35年 |
| 返済方法 | 元利均等 |
借りられる住宅ローンの金額
頭金を1割入れた場合、手取り月収32万円の方の借入限度額は4,187万円です。
頭金なしのときと比べて164万円も借入金額が増えました。
さらに頭金が加算されますので、建築総予算は以下の通りです。
借入額4,187万円+頭金473万円=建築総予算4,660万円
頭金なしの場合と大きな差が開きました。
頭金を1割分貯められないという方は、資金計画を下げて頭金が1割分になるよう調整してもいいでしょう。
毎月の返済額を計算してシミュレーション
では、4,187万円借入をしたときの月々の返済額を確認します。
条件
| 借入額 | 4,187万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.06% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
シミュレーション結果
毎月の支払額は14万円で、頭金なしの借入限度額と同じ返済額です。
なぜ借入額が100万円以上増えたのに、返済額は同じなのでしょうか。
理由はフラット35が、審査基準となる返済負担率を年収によって定めているからです。
返済負担率とは、年収に占める住宅ローンの割合のことで、フラット35は以下の通りに設定しています。
| 年収 | 400万円未満 | 400万円以上 |
|---|---|---|
| 返済負担率 | 30% | 35% |
参考サイト⇒【フラット35】ご利用条件|フラット35
手取り月収32万円の場合は、年収が約480万円なので返済負担率は35%です。
頭金を1割以上入れると金利が下がりますので、返済負担率を35%に戻すために借入額を増やしているという仕組みです。
いずれにせよ、借入金額よりも14万円を返せるかという返済額について考えることが大切です。
返済が難しそうであれば、絶対に限度額までは借入しないようにしましょう。
理想的な住宅ローンの借入額をシミュレーション(返済比率が手取りの20%)
頭金を1割入れたときの、理想的な住宅ローンの借入額も算出しましょう。
今回も理想的な月々の返済額は6.4万円でシミュレーションします。
条件
| 月々の支払額 | 6.4万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.06% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
シミュレーション結果
頭金がある場合の理想的な借入額は1,914万円です。
頭金なしの場合と比べて75万円多く借入できます。
しかし、借入限度額と比べると半分以下の金額です。頭金を足した建築総予算は以下の通りです。
借入金額1,914万円+頭金216万円=建築総予算2,130万円
頭金なしと比べると300万円近く建築総予算が上がりました。
検討できる住宅の幅も増えると思います。
マイホームにどのくらいお金をかけたいかを考え、必ず月々の返済額を見てから購入するか検討しましょう。
住宅ローン控除はいくら戻ってくる?
頭金を1割支払った理想的な借入額の場合の、住宅ローン控除額もシミュレーションします。
条件は、頭金なしのケースから借入金額と金利のみを変更してあります。
条件
| 借入額 | 1,914万円 |
|---|---|
| 金利 | 2.06% |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
| 入居月 | 2021年1月 |
| 扶養家族(配偶者、16歳未満の子は除く) | 0人 |
シミュレーション結果
10年間の控除額は約169.3万円でした。
1年ごとの控除額も確認してみましょう。
| 1年目 | 187,600円 |
|---|---|
| 2年目 | 183,700円 |
| 3年目 | 179,800円 |
| 4年目 | 175,800円 |
| 5年目 | 171,700円 |
| 6年目 | 167,500円 |
| 7年目 | 163,200円 |
| 8年目 | 158,900円 |
| 9年目 | 154,400円 |
| 10年目 | 149,900円 |
| 合計 | 1,692,500円 |
頭金なしの場合と比べて、控除額が5.8万円増えました。
フラット35の場合、頭金を建築資金の1割以上支払えれば、支払い額は変わらずに多くの金額を借入可能です。
加えてローン控除額も増えますので、メリットが大きいことがわかります。
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年収480万(額面)の人が住宅ローンを組む際に考えるべき2つのポイント

額面年収が480万円の人が、住宅ローンを組む際に考えるべきポイントを2つお伝えします。
①現在の収支と将来の支出を考える
今回、理想的な返済額は手取り月収の20%とお伝えしました。
しかし、20%という割合が妥当かどうかわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、もう少し借入をしたいが、何%まで割合を増やしていいかわからないという方もいると思います。
そのようなときは、現在の収支で1度検討してみましょう。
- 家賃
- 光熱費
- 他のローン
- 生活費
- 養育費
- 貯蓄
上記の項目のように、1ヵ月間のお金の動きを書きや支出の割合を出してみてください。
家計簿をつけている方はすぐにわかると思いますが、つけてない方は数か月間つけてみてもいいかもしれません。
そして、住宅ローンを収入の何割分まで支払えるのか検討しましょう。
また、現在の支出が整理できたら、ファイナンシャルプランナーの方にライフプランの相談をしましょう。
現在はかかっていないが、将来的にかかるお金の話をしてくれます。
そして、自分たちの考えた住宅ローンの返済割合が妥当かを、客観的に判断してくれます。
根拠なく返済額を決めるのではなく、しっかりと収支のバランスを考えて返済額を決定しましょう。
②借入する金融機関や金利タイプを考える
ある程度の資金計画や返済金額が決まったら、具体的な金融機関や金利タイプを考えていきましょう。
金融機関や金利タイプによって金利は大きく増減します。
今回はフラット35でシミュレーションしましたが、同じ金融機関・金利タイプでも頭金の有無で借入額は大きく変わりました。
頭金を支払ったときは、金利が0.26%違うだけでも借入額はかなり変わりましたよね。
では、フラット35の全期間固定金利と変動金利を扱う金融機関ではどのくらいの差が出るのでしょうか。
例えば、頭金なしでフラット35とりそな銀行で借入を検討しています。
どちらも月々6.4万円の支払いで借入したいと考えたとき、借入額の差はどのようになるのでしょうか。
条件
| 月々の支払額 | 6.4万円 |
|---|---|
| フラット35の金利(融資9割以上) | 2.32% |
| りそな銀行の金利(変動金利) | 0.47%(※1) |
| 返済期間 | 35年(420回) |
| 返済方法 | 元利均等 |
※1 りそな銀行の9月時点の変動金利で計算しています。
参考サイト⇒ローン金利|りそな銀行
シミュレーション
| フラット35の借入額 | 1,839万円 |
|---|---|
| りそな銀行の借入額(※2) | 2,470万円 |
| 差額 | 631万円 |
※2 りそな銀行のシミュレーションで算出しています。
参考サイト⇒住宅ローンシミュレーション(新規)|返済額から調べる|りそな銀行
同じ返済額でも、借入額に600万円以上の差が出ます。
フラット35は全期間固定金利なので返済額が変わらない安心感があります。
しかし、りそな銀行の変動金利は0.47%という低さのため、金利が変わる危険性はありますが、借入時ではお得に借りることができます。
両者とも良し悪しがありますが、予算を上げたい方は金利が低い金融機関を選ぶといいでしょう。
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まとめ
手取り月収32万円の方がフラット35で借入した場合、理想的な借入額は1,800万円~1,900万円代ということがわかりました。
実際には理想的な借入額で借り入れできている方はほとんどいません。
多くの方が、理想的な借入額よりも大きな額を借入しています。
もちろん理想的な借入額で借り入れできた方が良いです。
しかし、しっかりと考えた上で決められた借入額であればいいと思います。
皆さんも根拠のない資金計画を立てるのではなく、明確に生活イメージができるような返済計画を立てましょう。
そのためには、常に現在の収支に意識を向けておくことが大切です。
自分たちにとって最善な借入額や方法をしっかり考えて、住宅ローンを借入しましょう。






