アサヒグローバルホームの評判と口コミ106件を調査|価格・断熱性能と30年保証の条件を確認

アサヒグローバルホームの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

アサヒグローバルホームは、三重・愛知・岐阜の3県で注文住宅を手がけている会社です。公式サイトにはUA値0.46以下、C値0.49㎠/㎡以下という数字が出ています。口コミのほうには、打ち合わせを急かされた、引き渡し前に配線や建具の不備があった、以前より坪単価が上がった、といった声もあります。どこまでを判断の材料にしていいのか迷う方もいると思います。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに独自の口コミ調査を行っています。価格、断熱と気密の数値、保証の条件、許認可は、公式サイトと国や県が公開している資料で一つずつ確かめました。

アサヒグローバルホームは、この3県で注文住宅を検討するなら候補に入れて調べる価値のある会社です。断熱と気密の数値、構造と防水の初期保証30年は公式サイトで確認できました。いっぽう、全商品に共通する坪単価、耐震等級3を取る範囲、30年を過ぎたあとの有償メンテナンス費用は、公開資料からは確かめられません。どれも見積もりと契約の段階で確認できます。

この記事でわかること

  • 公開されていた口コミ106件が、どの話題に集まっていたのか
  • いちばん件数の多い施工・仕上がりの33件に書かれていた内容と、打ち合わせに「気になる」が9件付いた理由
  • 商品ごとに分かれた価格の示し方と、含まれていない費用
  • UA値0.46以下とC値の表示が、どの仕様までを指すのか
  • 初期30年保証と、その先を延ばすための10年ごとの有償メンテナンスという条件
  • 契約する相手と、似た名前で出てくる会社の見分け方
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

資料を先に集めておくメリット

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どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月12日)

アサヒグローバルホームの口コミ106件を調べてわかったこと

公開されていた口コミは106件で、いちばん多かった話題は施工・仕上がりの33件です。建ったあとの住み心地より、建てている途中のできごとを書いた投稿が多く、その多くは1つの個人ブログが工事の経過を記録した記事でした。

106件は人数ではなく投稿URLの件数です。公開されている投稿から無作為に抜き出したものではありません。見つけられなかった投稿もあるはずで、公開分を全部集めたわけではありません。施主本人へのアンケートでもないため、この数字から世の中の割合や多数派は読み取れません。媒体は、口コミサイトや掲示板といった種類までを書くにとどめました。個々のサイト名と投稿者は記事に出していません。

調べたのは2026年8月から9月にかけてです。探した先は、口コミの総合サイト、住宅系の掲示板やQ&Aサイト、SNS、個人ブログ、動画のコメントの5種類でした。数に入ったのは個人ブログ60件、掲示板やQ&Aサイト38件、口コミの総合サイト8件です。個人ブログの60件のうち42件は同じ1つのブログの記事で、2017年から2019年にかけて打ち合わせから入居後までを記録したものです。掲示板やQ&Aサイトの38件のうち33件も、1つのスレッドへの書き込みです。SNSと動画のコメントは、ログインなしで本文と個別URLをたどれる投稿がなく0件でした。0件は不満がないという意味ではありません。

数えたのは、本文が読めて投稿ごとのURLをたどれ、アサヒグローバルホーム株式会社の話だと確かめられたものだけです。判定には、登記上の所在地、公式ドメインasahigloval.co.jp、法人番号3190001014201の一致を使いました。似た商号の別会社を指した投稿、求人や職場の書き込み、広告や転載は外し、収集の段階で58件を除いています。

公開投稿106件の内訳。媒体別は口コミサイト8件、掲示板Q&A38件、SNS0件、個人ブログ60件、動画コメント0件。傾向別は良い37件、気になる32件、中立37件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

傾向で分けると、良い評価が37件、気になる評価が32件、中立が37件でした。ただし、この内訳を満足度として読まないでください。口コミは強い満足や不満を持った人ほど書き込みやすいからです。

話題ごとの件数

1件を1つの話題に割り当てているので、合計は106件です。

話題 件数 良い 気になる 中立
施工・仕上がり 33 5 7 21
営業・打ち合わせ 19 7 9 3
価格・費用 18 6 6 6
アフターサービス 14 7 5 2
住宅性能・住み心地 12 7 3 2
設計・間取り 5 4 1 0
デザイン・商品 5 1 1 3
その他 0 0 0 0
合計 106 37 32 37
公開投稿106件の話題別件数。住宅性能・住み心地12件、設計・間取り5件、デザイン・商品5件、営業・打ち合わせ19件、施工・仕上がり33件、価格・費用18件、アフターサービス14件、その他0件。
話題別の件数です。投稿ごとに主な話題を1つだけ付けています。

施工・仕上がりが33件でいちばん多いものの、そのうち21件は中立です。工事の進み具合を記録した投稿が中心でした。評価が分かれているのは営業・打ち合わせで、良いが7件、気になるが9件です。

投稿の時期と、書いている人の立場

投稿の時期は2008年から2026年までにまたがります。古い投稿の内容が今の仕様や体制と同じとは限りません。特に価格や標準仕様は、年によって条件が変わります。

書いている人の立場は、実際に建てた施主や入居者が83件、契約前の検討や打ち合わせの段階が19件、見学しただけの人が4件でした。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

施工・仕上がりの33件に書かれていたこと

施工・仕上がりは33件で、良いが5件、気になるが7件、中立が21件でした。

良い側では、建築中に現場監督の応答が早く、第三者の検査でも問題が出なかったという投稿がありました。営業と監督が丁寧で現場も整理されていたという記録もあります。

いっぽう、引き渡しの前に配線や建具の不備が複数見つかったという投稿がありました。この投稿では、指摘したあとの補修対応そのものは評価されています。上棟のあとに木材の割れを見つけ、第三者から補強が必要だと助言された記録もあります。

中立の21件には、条件で結果が分かれることを示す記録も含まれます。築3年の時点で、仕上げに粗さはあるが価格を考えれば許容できるという投稿や、施工中に第三者の検査を5工程入れて、指摘された点を引き渡し前に直してもらったという記録がありました。

公式サイトでは、住宅瑕疵担保責任保険「JIOわが家の保険」の登録事業者で、JIOによる検査を実施していると説明されています。施主が別に第三者検査を入れられるかは確認できませんでした。

営業・打ち合わせは、良い7件と気になる9件に分かれた

営業・打ち合わせは19件で、良いが7件、気になるが9件、中立が3件です。評価がいちばん分かれた話題でした。

目立ったのは、進み方の速さと連絡についての指摘です。打ち合わせを急かされ、少ない回数で決めることになったという投稿がありました。連絡や日程調整の粗さと、図面を自分で確認する負担を挙げた記録や、契約したあとに連絡が止まったという投稿もあります。

反対に、担当者が土地を下見に行き、周辺への挨拶まで済ませてくれたと評価する投稿もあります。予約して展示場を見学し、丁寧な説明を受けて費用の感覚がつかめたという記録や、子ども連れでも打ち合わせに集中できる託児の対応があったという投稿もありました。

この会社は四日市、桑名、鈴鹿、津、一宮、尾張旭、春日井、岐阜の8店舗で営業していて、打ち合わせの窓口は店舗ごとに分かれます。口コミを会社全体の方針として読むより、打ち合わせの回数の目安と決めたことの共有方法を、初回の面談で聞いておくほうが確実です。

価格は商品ごとに示され、全体の坪単価は確認できなかった

価格については、公開されている情報にいちばん多くの条件が付いています。全商品に共通する坪単価や価格帯は確認できませんでした。出ているのは、商品ごとの参考プランと、条件を置いた試算例です。

公式に出ている金額 どの商品の、どんな条件の金額か 注記
建物本体価格1,469万円(税込) 緑と暮らす平屋のPLAN1。四日市店モデルハウスの参考プランで、3LDK、延床87.76㎡(26.54坪) オプションと付帯工事は含まれない
坪43.3万円(税込)から 公式FAQに出ている平屋の建築費用 付帯費用と諸費用は別途
総額4,100万円 公式FAQの想定例。35坪4LDK、土地40坪1,500万円として、建物2,000万円+諸費用600万円+土地1,500万円 個別の見積もりではなく、条件を置いた試算

1行目は特定の参考プランの金額で、注文住宅全体の目安ではありません。3行目は土地代まで入れた総額ですが、土地の広さと価格を置いた想定例なので、地盤改良や外構が増えれば動きます。この3つを平均したり割り戻したりして、会社全体の坪単価として扱わないでください。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

口コミでは値上がりを指摘する投稿があった

価格・費用の18件は、良い6件、気になる6件、中立6件と三等分されました。気になる側では、相談した時期に坪単価の改定を聞き、想定していた総額が増えることを心配した投稿がありました。以前より坪単価が上がっていたと書いた記録や、値引きを受けたあとに標準仕様を変えると追加費用がかかると分かって見送ったという投稿もあります。

良い側では、必要な費用を多めに織り込んだ見積もりだったため、最終的な支払額の増加が抑えられたという投稿がありました。県内5社の相見積もりを取って選んだ記録もあります。投稿の年に幅があるので、書かれた坪単価をそのまま今の金額として受け取らないでください。

坪単価がなくても比べる方法

坪単価は、延床面積の取り方と、どこまでの工事を含めるかで動きます。比べる指標として当てにしにくいぶん、別の材料をそろえる必要があります。

そろえるのは、建物本体の工事、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記と住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代です。見積書に一式と書かれた項目があれば、内訳を出してほしいと伝えて構いません。

断熱と気密は数値が出ている。ただし仕様による差がある

断熱と気密は、数値が公表されています。公式サイトには、地域区分6でUA値0.46以下という表示があります。気密は、ウレタンと基礎断熱の仕様について全棟で中間気密測定を行い、C値0.49㎠/㎡以下を確約すると書かれています。

公式に確認できた特徴の図。壁の工法=木造軸組パネル工法/基礎=ベタ基礎/床の工法=剛床工法/耐震等級=耐震等級3。ただし公式ページは長期優良住宅仕様に限定している/制震装置=住宅用制震ユニットMIRAIEについて最大95%の揺れ低減と表示/長期優良住宅への対応=公式FAQは大部分の商品で標準仕様対応が可能と表示。ただし申請が必要で、間取りによって認定されない場合がある/断熱(HEAT20)=HEAT20 G2相当。性能ページは商品仕様によって適用範囲が異なると注記。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。
項目 公式に確認できた内容
工法 木造軸組パネル工法
基礎・床 ベタ基礎、剛床工法
耐震 耐震等級3。ただし長期優良住宅仕様に限ると注記
制震 制震ユニットMIRAIEについて、最大95%の揺れ低減と表示
断熱 HEAT20のG2相当、断熱等級6相当。商品仕様により適用範囲が異なると注記
UA値 地域区分6で0.46以下
C値 ウレタンと基礎断熱の仕様は全棟で中間気密測定を行い0.49㎠/㎡以下を確約。公式FAQでは約0.4〜0.7
断熱材・窓 アクアフォームLITEを現場発泡。窓はアルミ樹脂複合サッシと表示され、樹脂サッシはオプション

気をつけたいのは、これらが全商品・全間取りに一律で当てはまるとは書かれていない点です。性能ページには商品の仕様によって適用範囲が異なると注記があり、公式FAQのC値は約0.4〜0.7と幅があります。完成時に測り直すかどうかも確認できませんでした。

住み心地の口コミは12件で、良いが7件、気になるが3件、中立が2件です。新築後の暖かさと冷房の効きに満足したという投稿や、築5年で室温と電気代まで含めて満足しているという記録がありました。いっぽう、最近入居した家について、夏は涼しいが冬は寒く床下から冷気を感じるという投稿もあります。

体感は間取りや窓の大きさ、暖房の位置でも変わるので、見積もりの段階で自分のプランのUA値の計算書をもらっておきましょう。

ZEHは2025年度の実績が60%で、申請は任意と説明されている

公式サイトには、新築の注文住宅と建売住宅について、2023年度の実績が52%、2024年度が61%、2025年度が60%、2030年度の目標が100%と出ています。ZEHビルダーの登録完了は2017年1月31日です。

数字のとおり、全棟がZEHというわけではありません。申請は任意で、BELSでZEH基準をクリアしているという表示もプレミアム仕様とアドバン仕様に限られます。太陽光やBELS評価が全商品で標準採用かは確認できませんでした。

耐震等級3は「長期優良住宅仕様に限る」と注記されている

耐震等級3という表示には条件が付いています。公式の性能ページには耐震等級3と書かれたうえで、長期優良住宅仕様に限るという注記が添えられ、全商品・全棟で標準という書き方ではありません。

構造は木造軸組パネル工法で、基礎はベタ基礎です。制震については、住宅用の制震ユニットMIRAIEで最大95%の揺れを低減すると表示されています。最大という書き方なので、条件がそろった場合の上限値です。

長期優良住宅そのものは、大部分の商品で標準仕様のまま対応できると公式FAQにあります。ただし申請が必要で、間取りによっては認定されない場合があるとも説明されています。全棟の構造計算の方法は確認できませんでした。等級3を希望するなら、打ち合わせの最初に伝えてください。

保証は初期30年。延ばすには10年ごとの有償メンテナンスが必要

構造と防水の初期保証は30年です。ただし、期間の長さだけでなく、そのあとに付く条件まで見ておきましょう。

対象 公式に確認できた内容
構造・防水 標準で初期保証30年。10年ごとの有償メンテナンスにより永年の延長が可能
点検 引き渡し後に継続点検を実施。初期30年保証は40年目以降、初期20年保証は30年目以降が有償
60年目 原則として屋根・外壁の改修工事が必要
地盤 標準20年、最高5,000万円。20年後は10年ごとの有償更新で継続可能
白アリ 標準10年で5年ごとに延長。ターミダンシートがない商品は標準5年で、商品により内容が異なる場合がある
住宅設備 標準10年。契約時期により5年の場合があり、対象外の設備は任意・有償またはメーカー保証
検査・保険 「JIOわが家の保険」の登録事業者で、JIOによる検査を実施
受付 24時間365日のカスタマーサポート。専用電話0120-590-097

30年のあとは、10年ごとに有償のメンテナンス工事を行うことで保証を延ばす仕組みです。永年に続くのは、10年ごとに工事の費用を負担し続けた場合です。

いっぽう、有償メンテナンス工事の費用は確認できませんでした。免責の範囲、家を売ったときに保証を引き継げるのか、引き渡し後の点検が何年目に入るのかも分かりません。保証書と約款、点検の予定表を契約の前に出してもらってください。

アフターサービスの14件は、丁寧な対応と連絡の遅れに分かれた

アフターサービスは14件で、良いが7件、気になるが5件、中立が2件でした。良い側では、半年点検で建具や水回りを見てもらい、細かな補修にも応じてもらえたという投稿や、洗面の排水が漏れたときに連絡しておよそ1週間で直してもらったという記録がありました。

気になる側では、修理を依頼したのに折り返しの連絡が来なかったという投稿がありました。この投稿は、築10年を過ぎても不具合そのものは出ていないという内容でもあります。築13年の家で建具の修理に1か月以上かかった記録や、施工の是正への返答がなかったという投稿もあります。

公式サイトには、24時間365日のカスタマーサポートがあり、専用の電話番号が用意されていると書かれています。連絡を受け付ける体制は整っている一方で、補修の日程が決まるまでの時間は、口コミを見るかぎり一定ではありませんでした。ただし14件なので、この内訳を対応の質として読むことはできません。

設計・間取りとデザインの口コミは、それぞれ5件だった

設計・間取りは5件、デザイン・商品も5件で、どちらも件数が少なく、ここでの傾向を会社全体の設計力として読むことはできません。

設計では、要望を施主の側で整理して点検を重ね、設計の対応には満足したという投稿がありました。最終図面の変更点を説明され、着工日も調整してもらえたという記録もあります。気になる側は1件で、規格のプランが土地に合わず、契約の直前に競合他社へ見積もりを依頼したという内容でした。

デザインと商品では、設備のショールームを回って採用品を決めた記録や、廃番になったクロスへの対応を相談した投稿がありました。公式サイトの商品ラインアップは、緑と暮らす平屋、ECO家事の家、ガレージの家です。どの商品を基準に進めるかで標準仕様もオプションの範囲も変わります。

契約する相手と、建てられる地域

法人と許認可

注文住宅を手がけているのはアサヒグローバルホーム株式会社です。商品や物件ごとに契約の相手が同じかどうかまでは、公開されている資料では確かめられませんでした。国税庁の法人番号公表サイトによると、法人番号は3190001014201、本店は三重県四日市市ときわ1丁目2番18号で、閲覧した時点で登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。創業は1976年、設立は1985年、代表者は代表取締役社長の近藤博文です。

許認可は、国土交通省の建設業者検索で国土交通大臣許可(特-4)第24796号、宅地建物取引業者検索で国土交通大臣(3)第8334号を確認しました。一級建築士事務所は三重県知事登録の第1-1236号です。建設業許可の括弧の中の数字は許可を受けた年度で、更新した回数ではありません。

似た名前で出てくる会社

2021年に、アサヒグローバル株式会社からアサヒグローバルホーム株式会社へ社名が変わっています。古い資料に出てくるアサヒグローバル株式会社は、別の会社ではなく同じ法人の旧商号です。いっぽうアサヒグローバル三重株式会社は法人番号の異なる別法人で、2017年12月1日に合併して解散し、登記記録が閉鎖されています。

グループの持株会社はスマイシアホールディング株式会社で、法人番号も本店も別です。中古住宅の買取や再販を扱うスマイシア不動産は、公式ページでアサヒグローバルホームのカンパニー事業と説明されていますが、個別の物件で売主や施工の請負人が常に同じ会社になるかは確認できませんでした。なお、「グループの持株会社」や「カンパニー事業」という呼び方は公式サイトの表示に沿ったもので、資本のつながりを別の資料で確かめた結果ではありません。事業には建売・分譲住宅の販売や木造アパートの施工も含まれるので、契約書の商号と法人番号3190001014201を毎回確かめてください。

建てられる地域

施工の対象は三重県、愛知県、岐阜県です。公式FAQには、この3県以外では建築をしていないと書かれています。3県のなかでも各店舗から2時間以内で移動できる範囲が前提で、遠方の場合は割増になることがあるとも説明されています。土地をこれから探すなら、候補地が割増の対象になるのかを先に聞いておきましょう。

アサヒグローバルホームを選ぶ理由になりそうな点

公式の情報と口コミから、候補に入れる理由になりそうな点は3つあります。1つめは、断熱と気密の数字が公表されていて、検討の段階から数値で比べられることです。2つめは、構造と防水の初期保証が30年で、その間の点検が無償と書かれていること。地盤保証は標準20年です。

3つめは、3県に8店舗を置き、各店舗から移動時間2時間以内の範囲に絞って施工していることです。その範囲は公式サイトで線引きされています。

なお、公式の採用サイトには「23年連続で三重県ビルダーランキングNo.1」という表示があり、住宅産業研究所が2025年2月に発表した資料を出典としています。ただし集計の範囲や算定の方法は確認できませんでした。出典付きの自社表示として受け取り、公的な受賞と同じには扱わないでください。

契約の前に確かめておきたいこと

見積もりと契約の前に、次の5点を書面でもらっておいてください。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 総額でそろえた見積書。建物本体のほかに、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、諸費用、火災保険、土地代まで入れる。一式と書かれた項目は内訳をもらう
  • 自分のプランのUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様。中間気密測定の時期と、完成時にも測るのかどうか
  • 耐震等級3を取るかどうかと、そのために長期優良住宅仕様にする必要があるか。申請の費用、構造計算の方法と計算書の交付
  • 保証書と約款の現物。初期30年のあとの有償メンテナンスの内容と費用の目安、40年目以降の点検費用、60年目の屋根・外壁改修、免責の範囲
  • 契約書に書かれた商号と法人番号3190001014201。工事中の検査の回数と担当、入居後の連絡先と訪問までの目安日数

どれも会社側が説明する立場にある項目なので、遠慮なく求めて構いません。

よくある質問

アサヒグローバルホームの坪単価はいくらですか

A. 全商品に共通する坪単価は確認できませんでした。公式FAQには平屋の建築費用として坪43.3万円(税込)からとありますが、付帯費用と諸費用は別途です。商品ページには、緑と暮らす平屋のPLAN1として3LDK、延床87.76㎡(26.54坪)で建物本体価格1,469万円(税込)という参考プランがあります。こちらもオプションと付帯工事は含みません。土地代まで入れた見積書で比べてください。

断熱と気密の数値は公表されていますか

A. 公表されています。公式サイトには地域区分6でUA値0.46以下、HEAT20のG2相当、断熱等級6相当とあります。気密は、ウレタンと基礎断熱の仕様について全棟で中間気密測定を行い、C値0.49㎠/㎡以下を確約するという表示です。ただし公式FAQのC値は約0.4〜0.7と幅があり、性能ページにも商品の仕様によって適用範囲が異なると注記されています。自分のプランのUA値計算書をもらってください。

耐震等級3はすべての家で標準ですか

A. 全棟で標準とは書かれていません。公式の性能ページは耐震等級3と表示したうえで、長期優良住宅仕様に限るという注記を添えています。長期優良住宅そのものは、大部分の商品で標準仕様のまま対応できるとFAQにありますが、申請が必要で、間取りによっては認定されない場合もあります。全棟の構造計算の方法も確認できませんでした。等級3を希望するなら最初の打ち合わせで伝えてください。

保証と点検はどうなっていますか

A. 構造と防水の初期保証は30年で、10年ごとの有償メンテナンスを行えば永年まで延ばせるとあります。地盤は標準20年で最高5,000万円、白アリと住宅設備は標準10年です。点検は、初期30年保証の契約者が40年目以降、初期20年保証の契約者が30年目以降は有償になります。60年目には原則として屋根と外壁の改修工事が必要です。有償工事の費用と免責の範囲は確認できませんでした。

口コミにはどんなことが書かれていましたか

A. 確認できた投稿は106件で、良いが37件、気になるが32件、中立が37件でした。いちばん多い話題は施工・仕上がりの33件ですが、その21件は中立で、工事の経過を記録した投稿が多くを占めます。評価が分かれたのは営業・打ち合わせで、担当者の丁寧さを評価する投稿と、進行の速さや連絡の停滞を指摘する投稿が両方ありました。ただし106件は人数ではなく投稿URLの件数です。

まとめ

確かめられたのは、次の点です。

  • 公開されていた口コミは106件。良い37件、気になる32件、中立37件で、いちばん多い話題は施工・仕上がりの33件だった
  • 106件は人数ではなく投稿URLの件数。83件は建てた施主や入居者によるもの
  • 評価が最も分かれたのは営業・打ち合わせで、良い7件に対し気になるが9件だった
  • 価格は商品ごとの参考プランと試算例で公開。平屋PLAN1が建物本体1,469万円(税込)、FAQの平屋が坪43.3万円から
  • 断熱と気密は数値が公表され、UA値は地域区分6で0.46以下、C値はウレタンと基礎断熱の仕様で0.49㎠/㎡以下を確約するという表示。ただし商品仕様による適用差があり、耐震等級3は長期優良住宅仕様に限るという注記付き
  • 注文住宅を手がけるのはアサヒグローバルホーム株式会社、法人番号3190001014201。旧商号と、合併して解散した別法人が似た名前で出てくる

公開資料から確かめられなかった項目もあります。全商品に共通する坪単価と価格帯、完成時の気密測定の有無、全棟の構造計算の方法、ZEHや太陽光が標準に入るのか、点検の実施年、有償メンテナンス工事の費用と免責です。

確認できなかった項目も、書面にしてもらえば比べる材料になります。総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値計算書、耐震等級3の可否と費用の回答、保証書と約款の現物です。口コミは判断の出発点になりますが、決め手は書面で確かめた事実のほうです。


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