奈良で注文住宅を考えはじめ、デザイン性で名前の挙がるアートハウスが気になっている方は多いはずです。ただ、社名で検索すると「評判悪い」「坪単価は高い」といった言葉が目に入り、思わず手が止まってしまった方もいるかもしれません。
たしかに、ネット上にはアートハウスへの厳しい声もあります。ただ、その中身を一つずつ確かめていくと、多くは完全自由設計ならではの予算の動きや、地域の工務店という規模ゆえの情報の少なさから生まれた印象に行き着きます。関西を含め数多くの住宅会社を見てきた宅建士・FPの実感としても、頭ごなしに敬遠するような会社ではありません。
そこでこの記事では、不動産会社を営むFP宅建士の視点から、「評判悪い」「坪単価は高い」と語られる理由を一つずつ正面から検証します。あわせて、坪単価の実際、耐震・制震や断熱の住宅性能、デザイン力、保証、そして本当の口コミまで、順を追って読み解いていきます。
- 「評判悪い」「坪単価が高い」と検索される本当の理由
- 坪単価55.8万円〜の中身と、価格に見合う性能かどうか
- 耐震等級3・制震ダンパーや断熱性能はどこまで信頼できるのか
- カリフォルニアスタイルなどデザインの自由度
- 実際に建てた施主の評判・口コミ
奈良の住宅事情も踏まえながら、一つずつ答えていきます。読み終えるころには、アートハウスが自分たちの家づくりに合うかどうか、落ち着いて判断できるようになっているはずです。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
アートハウスは「評判悪い」「坪単価は高い」と言われる理由をFP宅建士・不動産会社社長が検証
アートハウスを検索すると、関連キーワードに「評判悪い」「坪単価 高い」といった言葉が並びます。これだけを見ると不安になりますが、理由の中身に入る前に、知っておいていただきたい前提があります。
それは、アートハウスが全国展開の大手ハウスメーカーではなく、奈良を拠点に関西で家づくりを続ける地域密着の工務店だということです。大手のように口コミの母数や公開情報が多くないため、ごく一部の不満の声や、完全自由設計と規格住宅の違いを知らないまま読んだ印象が、実態以上に大きく見えてしまいやすい傾向があります。満足した施主の多くは、わざわざネットに書き込まないものです。
「坪単価は高い」という見え方にも、同じような事情があります。アートハウスは間取りもデザインも一から決める完全自由設計のため、こだわるほど総額が動きます。さらに耐震等級3や制震ダンパー、HEAT20 G2クラスの断熱といった高性能を標準で備えているぶん、装備の薄いローコスト住宅と単純な数字だけで比べると割高に映りやすいのです。価格の「額面」ではなく「中身」で見ることが欠かせません。
結論を先にお伝えすると、アートハウスは耐震等級3と制震ダンパーによる高い安全性、HEAT20 G2クラスの断熱、そして海外テイストのデザイン力を一つの家で両立できる、地域密着型の優良工務店です。そのうえで、なぜネガティブな言葉で検索されるのか、理由を一つずつ正面から確認します。整理すると、検索される理由は大きく次の6つに分けられます。
- 完全自由設計で、オプションを足すほど総額が上がりやすい
- 坪単価55.8万〜75.7万円という価格設定が高く見える
- 引き渡し後のアフター対応が遅いという声がある
- 天候や資材の都合で工期が延びることがある
- 完全自由設計ゆえ打ち合わせや決め事が多い
- 地域の工務店で口コミ件数が少なく、わずかな不満が目立つ
理由1. 完全自由設計で、オプションを足すほど総額が上がりやすい
口コミで多いのが、「最初の見積もりは坪単価の範囲だったのに、こだわりを足していったら予算を大きく超えた」という声です。これが「坪単価は高い」という印象の、いちばん大きな源になっています。
ただ、これはアートハウスが特別に高いというより、完全自由設計の注文住宅に共通して起こる現象です。間取りも素材も一から選べるからこそ、カバードポーチを広げる、全開口サッシを採用する、自然素材の範囲を増やす、造作家具を加える、といった一つひとつが費用に積み上がっていきます。裏を返せば、それだけ理想を細かく形にできるということでもあります。
対策はシンプルで、契約前にオプションを含めた「総額」で見積もりを確認することに尽きます。坪単価や本体価格だけで判断せず、「絶対に譲れない部分」と「妥協できる部分」を先にリスト化し、優先順位をつけておくと、打ち合わせ中の判断がぶれません。アートハウスは標準仕様そのものが高性能なので、まずは標準でどこまで理想に近づけるかを起点に考えると、費用は抑えやすくなります。
理由2. 坪単価55.8万〜75.7万円という価格設定が高く見える
「ローコストの工務店だと思っていたら、坪単価が60万円を超えていて高いと感じた」という声もあります。価格の数字だけを見れば、そう受け取る人がいるのも自然なことです。
そこで、奈良県の相場と照らし合わせてみます。奈良県で注文住宅を建てる場合、建物本体の坪単価はおおむね55万〜75万円、土地込みの総額では2,800万〜4,500万円ほどが一つの目安です。アートハウスの参考坪単価55.8万〜75.7万円は、この相場の範囲にぴたりと収まる水準であり、突出して高いわけではありません。
むしろ注目したいのは、その価格に何が含まれているかです。アートハウスは耐震等級3、制震ダンパー、HEAT20 G2クラスの断熱、長期優良住宅の基準を満たす仕様を標準で備えています。これらを後付けのオプションで揃えれば数百万円単位の差になることも珍しくありません。FP宅建士の目線で見ると、アートハウスの坪単価は「割高」ではなく、高い性能とデザインの自由度が最初から織り込まれた、納得感のある価格だと評価できます。
理由3. 引き渡し後のアフター対応が遅いという声がある
「引き渡し後の不具合で連絡したが、対応までに少し時間がかかった」という声が一部に見られます。長く住む家だからこそ、ここに不安を感じる方がいるのは当然です。
背景には、アートハウスが少数精鋭の地域工務店であるという体制があります。大手のような24時間対応のコールセンターや、数十年単位の長期保証制度までは整っていません。一方で、新築住宅には住宅品質確保促進法に基づく構造・防水の10年保証が義務づけられており、アートハウスもこの瑕疵保証に加入したうえで、引き渡し後の定期点検を行っています。「点検が丁寧だった」という施主の声もあります。
対策として有効なのが、契約前に保証とアフターの中身を書面で確認しておくことです。保証期間、定期点検の頻度、不具合が起きたときの連絡先と対応の流れを具体的に確かめておけば、引き渡し後も安心して暮らせます。手厚い全国規模のアフターを最優先するなら、積水ハウスのような大手と体制を比べてみると、自分が何を重視するかが見えてきます。
理由4. 天候や資材の都合で工期が延びることがある
「子どもの入学に合わせていたのに、工期が半月延びて仮住まいの費用がかさんだ」という声もあります。入居の時期が決まっている人にとっては、気になるところでしょう。
注文住宅では、天候不順や資材調達の遅れによって工期が前後することは、どの会社でも起こり得ます。完全自由設計で決め事が多いぶん、打ち合わせの進み方によって期間が動く面もあります。
対策は、スケジュールに余裕を持って計画を立てることです。引っ越し予定日には最低でも1〜2か月の余裕を持たせ、仮住まいの契約も延長できる条件にしておくと、多少のずれにも落ち着いて対応できます。契約の段階で、工期が延びた場合の連絡方法や対応について確認しておくと、より安心して進められます。
理由5. 完全自由設計ゆえ打ち合わせや決め事が多い
「間取りから照明やスイッチの位置まで、決めることが多くて大変だった」という声もあります。共働きで忙しい世帯には、この打ち合わせの多さが負担に感じられることがあります。
これは、規格住宅ではなく一から設計するアートハウスならではの特徴です。選ぶ項目が多いぶん手間はかかりますが、その一つひとつが、世界に一つだけの住まいをつくる工程でもあります。細部まで自分たちの希望を反映できるのは、完全自由設計の最大の魅力です。
負担を軽くするコツは、優先順位を決めて打ち合わせに臨むことと、迷いやすいお金の部分を早めに整理しておくことです。アートハウスはプラン提案の場にファイナンシャルプランナーが同席し、住宅ローンや教育費・老後資金まで見据えた資金計画を一緒に考えてくれます。お金の不安が先に片づくと、デザインや間取りの相談に集中しやすくなります。
理由6. 地域の工務店で口コミ件数が少なく、わずかな不満が目立つ
「調べても口コミがあまり出てこないので、評判が悪いのではと不安になった」という声もあります。情報の少なさそのものが、ネガティブな印象につながっているケースです。
アートハウスは全国に何千棟も供給する大手ではなく、奈良を拠点に一棟ずつ丁寧に家づくりをしてきた工務店です。そのぶん口コミの絶対数が少なく、たまたま出てきた少数の不満の声が、相対的に大きく見えてしまいます。実際にネット上の評価を読み込むと、「耐震・制震で安心できる」「デザインの自由度が高い」「担当者が親身」という良い評判が中心で、ネガティブな声はごく一部にとどまります。件数の少なさを「評判が悪い」と結びつける必要はありません。
【プロの総評】数字や断片的な声だけで判断せず、中身で見極める
ここまで、アートハウスが「評判悪い」「坪単価は高い」と言われる6つの理由を検証してきました。あらためて整理すると、その内訳は次のように分けられます。
- 事前の準備・対策で避けられるもの……オプションによる予算超過、工期の延び、打ち合わせの負担、アフター対応への不安
- 価格の仕組みや会社の体制として理解しておくもの……完全自由設計ゆえに総額が動くこと、地域工務店ゆえに長期保証制度や24時間体制まではないこと
- 根拠の薄い思い込み・誤解……「評判悪い」「坪単価が割高」というイメージ。実際は奈良の相場の範囲内で高性能を標準装備し、良い評判が中心
つまり、「評判悪い」「坪単価は高い」という言葉の中身を一つずつ開けてみると、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりません。アートハウスには大手で時折見られるような訴訟や経営不安といった話も見当たらず、ネガティブワードの正体は「完全自由設計と地域工務店という特性を知らなかったこと」に集約されます。
FP宅建士・不動産会社社長の立場から総合的に評価すると、アートハウスは耐震等級3と制震ダンパーの高い安全性、HEAT20 G2クラスの断熱、そして海外テイストのデザイン力を、奈良の相場の範囲内で実現する優良工務店です。本記事の総合評価も89点としています。検索結果に並ぶ単語や数字だけで結論を急がず、この先で扱う坪単価・住宅性能・実際の口コミまで目を通したうえで、自分たちの希望と照らし合わせて判断してください。
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アートハウスの良い評判と悪い口コミ

アートハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね。ここでは、ネット上の口コミや評判を幅広く調査し、良い評判・悪い評判の両方を整理しました。気になる声も率直に取り上げます。
良い評判
それではまず、良い口コミから紹介します。

以前の家は冬の寒さが厳しかったのですが、アートハウスで建てた新居は本当に快適です。口コミで見た通り、気密性が非常に高いおかげで1月の寒い時期でも暖房器具の使用を抑えることができています。デザインがおしゃれなだけでなく、快適で暮らしやすい家を提供してくれて、老後の暮らしが豊かになりました。


ずっと憧れていたカリフォルニアスタイルの家が実現しました!打ち合わせで細かいデザインの要望を伝えたところ、オーダーメイド感覚で自由に対応してくださり大満足です。特にカバードポーチと全開口サッシがお気に入り。週末は友人たちと庭でバーベキューを楽しんでおり、毎日が楽しいです。


趣味の部屋や特定の収納スペースなど、かなり特殊な間取りを希望しました。アートハウスは、間取りやデザインの自由度が高いと聞いていましたが、細部の要望まで逃さず実現してくれて驚きました。社長自ら現場に出ることで、私たちの夢や希望を最大限に叶えようとしてくれる姿勢も感心しました。
FP宅建士の視点で口コミを読み解くと、耐震等級2以上と制震ダンパーを標準とする高い安全性が、施主の安心感に直結していることが分かります。カリフォルニアスタイルをはじめとした間取りやデザインの自由度の高さと、社長自ら現場に立つ親身なサポート体制も、満足度の高い住まいづくりを支えているようです。
なお、同じ奈良県を拠点にデザイン性の高い注文住宅を手がける工務店としては、シンプルモダンな設計で知られるルポハウスも比較検討されることが多いです。デザインの方向性が異なるため、両社を見比べると自分の好みがより明確になります。
悪い評判
次に、悪い口コミも見てみましょう。これらは前章で検証した「評判悪い」「坪単価は高い」と言われる理由と重なる部分が多く、いずれも事前の準備や対策で十分に避けられるものです。

標準仕様で十分なのは理解していましたが、デザインや間取りの自由度が高いと、あれもこれもと欲が出てしまいます。気づけば、当初予定していた予算を大きく超過していました。特にこだわりの自然素材や設備をオプションで追加した結果、最終的な見積もりを見て頭を抱えてしまいました。最初の提示価格はあくまで「参考価格」だと強く意識すべきでした。
自由度の高い設計は魅力ですが、オプション追加による予算超過は注文住宅でよくある課題です。最初に「絶対に譲れない部分」と「妥協できる部分」をリスト化して優先順位をつけ、契約前に標準仕様とオプション費用の内訳まで見積もりを取っておくと、打ち合わせ中の判断がしやすくなります。理想を追いながらも、総額の上限を先に決めておくと安心です。

気密性や断熱性は、標準仕様だけでなく窓の種類や配置によっても変わります。とくに大きな窓は開放感がある一方、熱の出入りが増えやすい面もあります。設計の段階で、窓の配置や大きさと断熱性能のバランスについて、具体的なシミュレーションを求めておくと安心です。より高い性能を望むなら、断熱材や窓のグレードを事前に確認し、必要な分はオプション費用として予算に織り込んでおきましょう。

子供の入学に合わせて引っ越しを計画していましたが、天候や資材の調達の関係で工期が半月延びてしまいました。仮住まいの契約期間を延長せざるを得なくなり、費用もかさみ精神的に疲れました。工事の都合は仕方ないですが、余裕を持って計画を立てたつもりでも、ここまでスケジュールが狂うと、本当に不安でいっぱいになりました。
注文住宅の工期延長は、天候不順や資材調達の遅れなど不測の事態で起こり得ます。入居の時期が決まっている場合は、契約時に工期遅延のリスクと対応を確認しておきましょう。引っ越し予定日に1〜2か月の余裕を持たせ、仮住まいの契約も延長できる条件にしておくと、精神的な負担を大きく減らせます。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じ経験をするとは限りません。実際にモデルハウスへ足を運び、自分に合った住宅会社かどうかを自分の目で確かめることが最も大切です。
奈良県で自然素材を使った家づくりを検討している方には、同じ奈良県を拠点に吉野杉などの地元素材を活かした住宅で知られるイムラの評判や坪単価について詳しくまとめた記事も参考になります。
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FP宅建士・不動産会社社長が解説するアートハウスの住宅性能と設計力

アートハウスは、奈良を拠点に、大工出身の社長を中心とした少数精鋭のチームで家づくりを手がける工務店です。カリフォルニアスタイルやホテルライクといった海外テイストのデザインに目が向きがちですが、その土台にあるのは、耐震等級3と制震ダンパーを標準とする確かな構造と、HEAT20 G2クラスの断熱性能です。デザインと性能を高い次元で両立できる点が、この会社の本当の強みと言えます。
そんなアートハウスを、FP宅建士・不動産会社社長の視点で評価した総合点はこちらです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | 89点 |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
耐震・制震、断熱、設計の自由度のいずれも高い水準でまとまっており、総合評価は89点としています。前章で見たネガティブな評判の多くが「対策できる注意点」や「価格の中身への誤解」だったことを踏まえると、この評価にも納得していただけるはずです。ここからは、評価の根拠となる5つの強みを順に解説します。
1. 耐震等級3+制震ダンパーで「地震に強い」構造
アートハウスの住まいは、安全性能の高さがまず際立ちます。木造軸組にドリフトピン工法を組み合わせ、接合部の金物による欠損を抑えながら強度を確保。そのうえで、最高等級である耐震等級3に対応し、制震ダンパー「MAMORY」を標準で備えています。
このMAMORYは住友ゴムが開発した木造住宅用の制震装置で、地震の揺れを高減衰ゴムが熱に変えて吸収します。京都大学防災研究所の実大振動台実験では、熊本地震の前震級と本震級の地震波を2回加えても倒壊しないことが確認されています。「揺れに耐える」耐震と「揺れを抑える」制震を組み合わせた二重の備えを標準仕様で得られるのは、地震大国の日本において大きな安心材料です。FP宅建士の目線でも、この安全性能を追加費用なしで確保できる点は、価格以上の価値があると評価できます。
2. HEAT20 G2クラスを目指した高断熱・高気密仕様
断熱・気密の性能も、アートハウスの明確な強みです。長期優良住宅の基準を満たす断熱性能に加え、断熱性の指標であるUA値は0.46以下、気密性の指標であるC値は0.5以下を目標値とし、HEAT20 G2クラスの水準を狙った設計を標準としています。
HEAT20 G2は、国が定める省エネ基準を大きく上回る断熱性能の目安です。奈良特有の寒暖差のなかでも、冷暖房の効きがよく、一年を通して室温が安定しやすくなります。実際に「気密性が高く、1月でも暖房器具をほとんど使っていない」という施主の声もあり、光熱費を抑えながら快適に暮らせる住まいにつながっています。なお、断熱仕様や目標値は時期や条件で変わることがあるため、契約前に最新の標準仕様を書面で確認しておくと安心です。高気密・高断熱を全国規模で追求するメーカーと比べたい方は、業界トップクラスの断熱性能で知られる一条工務店もあわせて見ると、性能とデザインのどちらを優先するかで選び方が変わってきます。
3. カリフォルニアスタイルなど「海外テイスト」に強いデザイン力
アートハウスが最も得意とするのが、海外テイストのデザインです。カバードポーチや全開口サッシ、ラップサイディングの外観など、カリフォルニアスタイルの意匠を数多く手がけ、ホテルライクなリゾート空間の提案にも実績があります。
規格商品ではなく完全自由設計のため、写真で見た「こんな雰囲気にしたい」というイメージを細部まで再現できるのも強みです。サーファーズハウスやナチュラルモダン、和モダンまで幅広いテイストに対応できる引き出しの多さも、デザインにこだわる施主から支持されています。輸入住宅のデザインに関心がある方には、2×4工法で海外デザインに特化したロビンスジャパンも選択肢の一つです。木造軸組をベースにするアートハウスと工法やコスト感を比べてみると、選び方の参考になります。
4. 自然素材と造作を活かした「経年変化を楽しむ」空間づくり
素材へのこだわりも、アートハウスらしさが出る部分です。モールテックス仕上げのキッチンや洗面、板張りの天井、天然素材の内装など、クロスに頼らない素材感のある空間づくりを得意としています。使用する建材はF☆☆☆☆対応品で、シックハウスへの配慮もなされています。
モールテックスは防水性や強度に優れた素材で、使い込むほどに味わいが深まります。既製品で揃えるのではなく、年月とともに愛着が増していく住まいを目指せる点は、長く住む家として大きな魅力です。自然素材の家づくりをほかと比べたい方には、化学物質をできる限り抑えた家づくりで知られる無添加住宅も候補に挙がります。素材へのアプローチの違いを見比べてみるのもおすすめです。
5. 営業を置かない少数精鋭とFP同席の資金計画サポート
アートハウスは、営業職をあえて置かない体制をとっています。大工出身の社長を中心に、一級建築士・インテリアコーディネーター・大工がチームで家づくりを担当し、施主の要望を直接くみ取ります。照明一つまで見積もりに落とし込む細やかさや、手描きパースに一言を添える心配りで、施主との距離の近さを大切にしています。
さらに、プラン提案の場にはファイナンシャルプランナーが同席し、住宅ローンや将来の教育費・老後資金まで踏まえた資金計画を相談できます。デザインや性能だけでなく、暮らしとお金をセットで考えられる体制は、初めて家を建てる方にとって心強い支えになります。デザイン性と性能の両立を関西エリアで検討するなら、大阪府で自由設計の注文住宅を手がけるファーストステージも選択肢に入れて比べてみるとよいでしょう。
アートハウスのネット上の評判をプロが分析
ここまで紹介してきたように、アートハウスには多様な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、実際のところアートハウスの実態はどうなのかを、第三者の視点で読み解いていきます。
ポジティブな評判から見える強み
ネット上の口コミを分析すると、アートハウスの強みは大きく3つの領域に集約されます。
1つ目は、住宅の安全性への高い評価です。耐震等級2以上を標準とし、希望に応じて最高等級の耐震等級3にも対応できる点が支持を集めています。さらに制震ダンパー「MAMORY」を標準装備し、揺れに耐える耐震と揺れを抑える制震を組み合わせた備えが、施主の安心感に直結しています。地震への備えを考える際は、揺れの大きさを示す気象庁の震度に関する解説もあわせて確認しておくと、性能の意味が理解しやすくなります。
2つ目は、デザインの実現力です。施主の希望を細かく聞き取り、オーダーメイド感覚で家づくりを進められる点が高く評価されています。カリフォルニアスタイルのカバードポーチや全開口サッシなど、具体的なデザイン要望を形にしてきた実績があり、社長自ら現場に立つ姿勢も、地域工務店ならではの強みとして支持されています。
3つ目は、親身な対応と実用的な設計力です。打ち合わせから引き渡しまで相談しやすく、家事動線や暮らしやすさまで踏まえた設計が好評です。「気密性が高く、冬でも暖房をほとんど使わない」という具体的な声もあり、デザインだけでなく性能面の満足度も確認できます。
注意すべきネガティブな評判
一方で、契約や施工のプロセスについては、いくつかの注意点も挙がっています。
まず、オプション追加による予算の上振れです。標準仕様自体は安心できる内容ですが、デザインの自由度が高いぶん、こだわるほど費用が想定を超えやすくなります。契約前に見積もりの内訳を細かく確認し、総額の上限を決めておくことが欠かせません。
次に、工期の延びです。天候や工事の都合で予定より長引くケースが報告されており、入居時期が決まっている場合は、余裕を持った計画が必要です。
そして、引き渡し後のアフター対応のスピードです。連絡から対応完了まで時間がかかったという声が一部にあり、地域工務店ならではの体制面の課題と言えます。契約時に保証内容や対応の流れを書面で確認しておくことで、引き渡し後の不安を減らせます。
第三者プロによる総合評価
FP宅建士・不動産会社社長の視点で総合的に見ると、アートハウスは「デザイン性・性能・安全性を高い次元で両立させた、地域密着型の優良工務店」と位置づけられます。とくに、耐震等級3と制震ダンパーを標準とする安全性能は、注文住宅で最も重視すべき部分を高い基準で満たしており、大きなアドバンテージです。高性能住宅の取得にあたっては、国土交通省の住宅取得支援制度を活用すると、コストを抑えられる可能性があります。
注意したいのは、その自由度の高さの裏側にある「オプションによる費用増」「工期の延び」「アフター対応の速度」といった点です。いずれも事前の確認と準備で十分に備えられるものですが、とくにアフターについては、契約時に保証内容や対応体制を書面で明確にしておくと安心です。
家づくりを成功させるには、アートハウスだけで決めず、最低でも3社以上から相見積もりを取り、価格と中身を比べることが欠かせません。提示価格が相場に対して妥当かを確認でき、納得して判断できます。相見積もり先としては、大阪で高いデザイン性と施工品質を兼ね備えたシーキューブの坪単価や評判もあわせてチェックしてみてください。
失敗しないアートハウスで家を建てる5つのポイント

アートハウスで理想の住まいを手に入れるには、いくつかの大切なポイントがあります。前章までで見た「評判悪い」「坪単価は高い」と言われる理由を踏まえれば、押さえるべき点は自然と見えてきます。家づくりは一生に一度の大きなイベントです。後悔のない選択のために、次の5つを参考に進めてみてください。
- 複数社との比較で適正価格を見極める
- 標準仕様と追加オプションの境界を明確にする
- 性能面の詳細を契約前に確認する
- 工期と引き渡しに余裕を持った計画を立てる
- アフターサービス体制を書面で明確にする
1. 複数社との比較で適正価格を見極める
宅建士の立場からまず強調したいのは、適正な価格で契約することの大切さです。アートハウスだけでなく、最低でも3社以上から相見積もりを取り、価格や条件を比べましょう。住宅展示場にふらりと出かけるのではなく、無料のカタログ一括請求や相談窓口を活用すれば、幅広い価格帯の情報を効率よく集められます。坪単価55.8万〜75.7万円という水準が奈良の相場に対して妥当かを確認することで、落ち着いた判断ができます。返済計画を立てる際は、住宅金融支援機構の返済シミュレーションも活用してみてください。
2. 標準仕様と追加オプションの境界を明確にする
アートハウスは間取りやデザインの自由度が高く、カリフォルニアスタイルなどの海外テイストを実現できるのが強みです。しかし、その自由度ゆえに、オプションを足していくと当初の予算を超えやすくなります。契約前の段階で「絶対に譲れない部分」と「妥協できる部分」をリスト化し、優先順位をつけておきましょう。自然素材や設備の追加費用を一つずつ確認し、総額の上限を先に決めておくことが、予算オーバーを防ぐ最善の方法です。
3. 性能面の詳細を契約前に確認する
アートハウスは、耐震等級3、HEAT20 G2クラスの断熱、C値0.5以下、長期優良住宅を標準としています。ただし、標準仕様の内容は時期や条件によって変わることがあるため、契約前に必ず書面で確認しましょう。とくに大きな窓を採用する場合は、窓の種類と断熱性能のバランスについて、具体的なシミュレーションを求めるのがおすすめです。より高い性能を望むなら、断熱材や窓のグレードを事前に確かめ、必要な分はオプション費用として予算に組み込んでおきましょう。
4. 工期と引き渡しに余裕を持った計画を立てる
天候不順や資材調達の遅れなど、注文住宅では工期が延びる可能性があります。とくに入居時期が決まっている場合は、契約時に工期遅延のリスクと対応を確認しておきましょう。引っ越し予定日には最低でも1〜2か月の余裕を持たせ、仮住まいの契約も延長できる条件にしておくと、いざというときの負担を大きく減らせます。
5. アフターサービス体制を書面で明確にする
引き渡し後の長期的な安心のために、契約前にアフターフォローの内容、保証期間、不具合時の対応の流れを書面で確かめておきましょう。担当者が親身で相談しやすいという評価がある一方、アフター対応に時間がかかったという声も一部にあります。連絡手段、対応スピードの目安、定期点検の頻度まで具体的にしておけば、住み始めてからも安心して暮らせます。
アートハウスの実際の坪単価を宅建士社長が解説

奈良を拠点とするアートハウスの注文住宅は、どれくらいの予算で建てられるのでしょうか。坪単価や実際の建築事例をもとに、費用面を具体的に見ていきます。
坪単価の目安と価格帯
各種の情報を総合すると、アートハウスの参考坪単価は55.8万〜75.7万円です。あくまで目安であり、敷地条件や間取り、使用する建材、設備の仕様によって変動します。公開されている建築事例では2,000万円台から4,000万円台まで幅があり、こだわりの強い事例では坪単価が80万円台になることもあります。
木造住宅で坪単価を抑えつつ品質も重視したい方は、全国展開のフランチャイズで実績のある【総合評価88点】ロイヤルハウスは評判悪い?坪単価は高い?FP宅建士不動産会社社長が本音レビューも比較対象になります。
坪単価の構成要素
アートハウスの坪単価には、一般的な建築費に加えて、高性能住宅としての仕様が含まれています。耐震等級3、制震ダンパー「MAMORY」、HEAT20 G2クラスの断熱、C値0.5以下、長期優良住宅の基準を満たす内容が標準で組み込まれているため、その分が価格に反映されています。坪単価の数字だけを見ると高く感じても、後付けで揃えれば数百万円単位になる性能が最初から入っていると考えると、見え方は大きく変わります。
価格が変動する主な要因
アートハウスで家を建てる際、最終的な費用を左右する要素はいくつかあります。
- オプションの追加:カバードポーチの広さ、全開口サッシ、自然素材の範囲、造作家具など、こだわりの一つひとつが費用に反映されます。
- 建物の規模と構造:平屋か2階建てか、延床面積の大きさで坪単価は動きます。一般に平屋は基礎や屋根の面積が増えるため、坪単価が高くなりがちです。
- 性能のグレードアップ:標準でも高性能ですが、さらに高い断熱性能や窓・設備を求めると追加費用が発生します。
奈良県の相場との比較
奈良県で注文住宅を建てる場合、建物本体の坪単価はおおむね55万〜75万円、土地込みの総額では2,800万〜4,500万円ほどが一つの目安です。アートハウスの坪単価55.8万〜75.7万円は、この相場の範囲に収まる水準で、突出して高いわけではありません。
たとえば坪単価60万円で35坪の家を建てる場合、建物本体は約2,100万円です。ここに外構・地盤改良・屋外給排水・ガスなどの付帯工事費や諸費用が加わり、一般には本体価格の2〜3割増しが目安となります。総額では2,500万〜2,700万円程度を見込んでおくと安心です。土地を購入する場合は、その費用も別に必要です。同じ坪単価60万円前後で高断熱仕様と充実した保証を強みとする会社としてはヤマト住建も比較対象になります。同じ坪単価でも「何が標準に含まれるか」を見比べておきたいところです。
予算計画を立てる際の注意点
アートハウスで家を建てる際は、坪単価だけでなく、付帯工事費や諸費用まで含めた総予算を最初に設定することが重要です。外構工事費、地盤改良工事費、屋外給排水・ガス工事費、照明・カーテン費用、登記費用、住宅ローン諸費用、火災保険料、引っ越し費用などが、本体工事費以外に必要になります。
デザインの自由度が高いぶん、打ち合わせでオプションを足すと予算を超えやすいため、契約前に詳細な見積もりを取り、総額の上限を決めておきましょう。「これは標準か、オプションか」を一つずつ確認しながら進めると、予算オーバーを防げます。木造で全国規模の実績を持つ大手と比べたい方は、住友林業も参考になります。坪単価は住友林業のほうが高めですが、全国のアフター網やリセールバリューなど大手ならではの強みもあるため、予算に余裕があれば比較してみてください。
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アートハウスの商品ラインナップ
奈良を拠点とするアートハウスは、「愛する人たちとの大切な生活空間をデザインし、最高の品質を提供する」ことをコンセプトに、海外テイストを追求した注文住宅を手がけています。決まった商品名で展開するのではなく、施主の理想とする暮らしに合わせた完全自由設計を採用しています。
2つのスタイル提案

アートハウスでは2つのモデルハウスを公開しており、それぞれ違うスタイルの家づくりを体感できます。
リゾート×カリフォルニアスタイル(モデルハウス01)
北葛城郡広陵町三吉にある平屋のモデルハウスで、土地面積110坪、建物面積39坪、間取りは3LDKです。32帖のLDKと10帖の吹き抜けが開放的な空間を生み、キッチンにはモールテックス仕上げの腰壁を採用しています。真っ白なラップサイディングに大きなカバードポーチ、全開口サッシが、アメリカ西海岸の海と空を思わせる開放感を演出します。玄関から浴室まで一直線の水まわり動線が家事の負担を軽くし、リビングとウッドデッキは一体感のある設計で、室内外のつながりを楽しめます。
リゾート×ホテルライクスタイル(モデルハウス02)
北葛城郡広陵町南にある2階建てのモデルハウスで、土地面積53坪、建物面積34坪、間取りは3LDKとセカンドリビングです。外壁に乱形石、レッドシダー、ベルアートを使い、海外のリゾートハウスのような仕上がりになっています。6帖のウッドバルコニーや家事がはかどる回遊動線を備え、内装はクロスをほぼ使わない天然素材で仕上げ、造作洗面のモールテックスで世界観を統一しています。
標準装備の高性能仕様
アートハウスの住まいは、デザイン性だけでなく高い性能を標準としています。
安全性の面では、耐震等級2以上が標準で、要望に応じて最高等級の耐震等級3にも対応します。さらに制震ダンパー「MAMORY」を標準装備し、京都大学防災研究所の実大振動台実験で、熊本地震の前震級と本震級の地震波を2回加えても倒壊しないことが実証されています。断熱の面では、両モデルハウスとも長期優良住宅、耐震等級3、HEAT20 G2クラスの性能を標準としています。HEAT20 G2は国の省エネ基準を大きく上回る断熱性能の目安で、一年を通して室温が安定しやすく、光熱費の削減にもつながります。
構造と工法
アートハウスの家は、木造軸組構造にドリフトピン工法を組み合わせています。ドリフトピン工法は、部材をつなぐ部分の欠損を抑え、専用の金物ピンで接合する方法で、在来工法の弱点になりやすい接合部の強度を高めます。建物の歪みが少なく、施工技術による差も出にくいため、品質が安定しやすいのも特徴です。木の質感を活かした家づくりに関心がある方には、真壁造りの木造住宅を全国展開するサイエンスホームも比較の材料になります。
デザインの自由度と素材へのこだわり
アートハウスの最大の特徴は、規格商品から選ぶのではなく、施主の希望に合わせた完全自由設計である点です。カリフォルニアスタイルのカバードポーチは、玄関から広がる屋根の下のスペースで、バーベキューや趣味の時間など多彩に使えます。内装では、モールテックス仕上げのキッチンや板張りの天井など、自然素材を活かした空間づくりを得意としています。使用する建材はすべてF☆☆☆☆対応品で、住むほどに素材が馴染み、長く愛着を持てる住まいになります。
施工体制とサポート
営業をあえて置かないのも、アートハウスらしさです。大工出身の社長の想いに、一級建築士やインテリアコーディネーター、大工といったプロが集まり、チームで家づくりを進めます。照明一つまで見積もりに落とし込む細やかさや、手描きパースに一言を添える心配りで、施主の心をつかんでいます。プランニングには無料でファイナンシャルプランナーが同席し、第三者の目線で資金計画の相談にも乗ってくれます。
長期優良住宅認定基準
アートハウスの住まいは、長期優良住宅の認定基準を備えています。劣化対策、耐震性、省エネ性、維持管理や更新のしやすさ、可変性やバリアフリー性といった項目を満たし、認定を受けることで住宅ローン控除の優遇や地震保険の割引などのメリットを受けられます。規格商品ではなく、施主一人ひとりの理想に合わせた唯一無二の住まいを提供する、デザイン系の工務店です。施主の理想をオーダーメイドで形にするスタイルの工務店としては、四国を拠点に全国で自由設計を手がけるコラボハウスの特徴や坪単価も参考になります。
アートハウスで家を建てるメリットとデメリット
ここまであらゆる角度からアートハウスを見てきました。これらを踏まえて、メリットとデメリット、そして向いている方・向いていない方を整理してみましょう。
アートハウスで家を建てるメリット5つ
アートハウスには、地域工務店ならではの柔軟さと、高性能住宅としての確かな品質が共存しています。具体的な強みを見ていきます。
1. 最高水準の耐震・制震性能が標準装備
耐震等級2以上が標準で、要望に応じて最高等級の耐震等級3にも対応します。さらに制震ダンパー「MAMORY」を標準で備え、京都大学防災研究所の実験で熊本地震級の揺れにも倒壊しないことが実証されています。揺れに耐える耐震と、揺れを抑える制震のダブルの備えを、追加費用なしで得られる点は、安全性を重視する施主にとって大きな安心材料です。
2. 完全自由設計による唯一無二の家づくり
規格商品から選ぶのではなく、施主の希望に合わせて一から設計できます。大工出身の社長を中心に、一級建築士やインテリアコーディネーターが連携し、カリフォルニアスタイルのカバードポーチや全開口サッシなど、特徴的なデザインを柔軟に取り入れられます。個性を大切にしたい方にとって、大きな魅力です。
3. 自然素材と造作へのこだわり
モールテックス仕上げのキッチンや板張りの天井など、クロスに頼らない素材感のある空間づくりが得意です。建材はF☆☆☆☆対応品で、経年変化を楽しみながら長く愛着を持てる住まいを実現します。既製品に頼らず、空間全体の統一感を大切にした提案を受けられる点も、デザインにこだわる方には魅力です。
4. 高気密・高断熱による快適性と省エネ性
両モデルハウスとも長期優良住宅、耐震等級3、HEAT20 G2クラスの性能を標準としています。国の省エネ基準を大きく上回る断熱性能により、一年を通して室温が安定し、冷暖房費の削減にもつながります。「1月でも暖房をほとんど使わない」という施主の声もあり、性能面の信頼性が確認できます。
5. きめ細やかな施主目線のサポート
照明一つまで見積もりに落とし込む細やかさや、手描きパースの心配りで、施主に寄り添う姿勢が支持されています。プランニングには無料でファイナンシャルプランナーが同席し、資金計画まで一緒に考えてくれます。初めて家を建てる方にとって、不安を一つずつ解消しながら進められる心強い体制です。
アートハウスで家を建てるデメリット4つ
高い品質とデザイン性を誇るアートハウスですが、契約前に知っておきたい注意点もあります。なお、これらは前半で検証した「評判悪い」「坪単価は高い」と言われる理由とも重なりますが、いずれも事前の準備で十分に備えられます。
1. オプション追加による予算超過リスク
自由度が高いぶん、希望に応じてオプションを足すと、最終的な費用が当初の参考坪単価から大きく上がることがあります。とくにカリフォルニアスタイルやホテルライクを追求すると、外壁材や内装材のグレードアップが必要になりがちです。対策:契約前に詳細な見積もりを取り、どこまでが標準でどこからがオプションかを明確にしておきましょう。
2. 工期延長による生活への影響
天候不順や資材調達の遅れで工期が延びることがあります。入居時期が決まっている場合、仮住まいの延長などで負担が増える可能性があります。対策:引き渡し予定日に1〜2か月の余裕を持たせた計画を立てておくと、リスクを軽減できます。
3. アフターサービスの対応スピードに課題
引き渡し後の不具合対応で、連絡から完了まで時間がかかる場合があるという指摘があります。対策:契約時にアフターの内容、保証期間、対応の流れを書面で明確にしておけば、引き渡し後のトラブルを最小限に抑えられます。法定の10年瑕疵保証と定期点検は備わっています。
4. 打ち合わせ回数と決定事項の多さ
完全自由設計ゆえに打ち合わせが多く、決めることも膨大です。間取りから照明やスイッチの位置まで一つずつ選んでいく必要があります。対策:家づくりに時間を割ける方には理想的ですが、多忙な方は優先順位を決めて臨み、FP同席の資金相談も活用すると負担を抑えられます。
アートハウスが向いている人
アートハウスでの家づくりが特に向いているのは、次のような方です。
1. 地震への万全の備えを求める方
耐震等級3と制震ダンパー「MAMORY」の組み合わせで、熊本地震級の揺れにも耐える実証済みの性能を標準で得られます。家族の安全を最優先したい方、小さなお子様がいるご家庭、長く住み続けることを前提とする方に最適です。
2. 海外テイストのデザインに憧れがある方
カリフォルニアスタイルやホテルライクなど、日本では実現の難しい海外風のデザインを得意としています。インスタグラムなどで見かける海外の住まいに憧れ、それを形にしたいという明確なイメージがある方には、理想を叶えやすい工務店です。
3. 素材感や経年変化を楽しみたい方
モールテックスや天然素材など、時間とともに味わいが増す素材を使った家づくりを望む方に向いています。既製品のクロスではなく、自然素材の風合いにこだわりたい方、住むほどに愛着が深まる家を求める方に響くでしょう。なお、同じ関西エリアで自由設計に力を入れる工務店としては、滋賀県を拠点とする匠工房も注目されています。エリアや価格帯が近いため、デザインの方向性や標準仕様の違いを比べてみると参考になります。
4. 家づくりに時間をかけられる方
完全自由設計のため、打ち合わせを重ねて一つずつ丁寧に決めていく時間の余裕がある方に向いています。家づくりのプロセスそのものを楽しみたい方、細部まで妥協したくない方にとって、理想的な環境が整っています。
アートハウスをおすすめできない人
一方で、次のような方には、アートハウスでの家づくりが負担になる可能性があります。
1. 当初予算を絶対に守りたい方
デザインの自由度が高いということは、選択肢が多く予算も動きやすいということです。坪単価を厳守したい方や、予算の上限を一切超えられない事情がある方は、打ち合わせ段階で選択を制限せざるを得ず、自由設計の魅力を十分に活かせない可能性があります。
2. 規格住宅のシンプルさを求める方
「この商品のこのプランで」とパッケージ化された中から選びたい方や、決定事項を最小限にしたい方には、完全自由設計は逆に負担になります。ある程度選択肢が絞られた状態で効率よく決めたい方には向いていません。
3. 引き渡し後の即対応を最優先する方
アフターの対応スピードに課題があるという指摘があるため、即日から数日以内の対応を必須とする方は、事前に体制を慎重に確認する必要があります。施工品質の安定性やアフター体制に定評がある大手としては、積水ハウスなども比較対象に検討してみてください。
4. 短期間で入居したい方
工期延長のリスクがあるため、入居時期が厳密に決まっている方は注意が必要です。お子様の入学や転勤など、スケジュールに融通が利かない事情がある場合は、工期管理の実績や保証を詳しく確認してから契約を検討しましょう。関西で注文住宅を検討している方は、京都府を拠点に分譲・注文住宅を展開する【総合評価89点】京都建物は高い?やばい?FP宅建士不動産会社社長が本音レビューも候補に入れてみるとよいでしょう。
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アートハウスのよくある質問に宅建士社長がお答え
ここからはアートハウスに関するよくある質問に答えていきます。
Q1. アートハウスは「評判悪い」「坪単価は高い」と言われますが本当ですか?
A. 過度に心配する必要はありません。アートハウスは奈良を拠点とする地域密着の工務店で、大手より口コミの母数や公開情報が少ないため、わずかな不満や、完全自由設計と規格住宅の違いへの誤解が、実態以上に目立ちやすい傾向があります。「坪単価は高い」という印象も、完全自由設計で総額が動きやすいことや、耐震等級3・制震ダンパー・HEAT20 G2クラスの断熱を標準装備していることが背景にあります。実際の坪単価55.8万〜75.7万円は奈良県の相場の範囲内で、性能を踏まえれば割高ではありません。良い評判が中心で、家づくりそのものを揺るがす致命的な問題は見当たらないというのが、検証の結論です。
Q2. アートハウスの坪単価はどのくらいですか?
A. 参考坪単価は55.8万〜75.7万円です。敷地条件や間取り、建材、設備の仕様によって変動し、こだわりの強い事例では坪単価が80万円台になることもあります。耐震等級3、制震ダンパー、HEAT20 G2クラスの断熱、長期優良住宅の基準を満たす仕様が標準で含まれているため、価格の数字だけでなく中身まで含めて比較することをおすすめします。実際に建てる際は、付帯工事費や諸費用を加えた総額で予算を考えておきましょう。
Q3. アートハウスは奈良県以外でも対応していますか?
A. はい、対応しています。アートハウスは奈良県を拠点に、大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県などの関西エリアで施工に対応しています。エリアによっては対応が難しい場合もあるため、まずは問い合わせて確認することをおすすめします。
Q4. モデルハウスは見学できますか?
A. はい、見学できます。北葛城郡広陵町三吉の「リゾート×カリフォルニアスタイル」と、広陵町南の「リゾート×ホテルライクスタイル」の2棟を常時公開しています。住所の詳細は予約後に案内されるため、まずは電話で予約をしてから訪問しましょう。
Q5. 土地探しから依頼することはできますか?
A. はい。地域密着の企業として、不動産情報の提供や土地探しのサポートも行っています。良い土地を見極めたうえでプランニングを進められる点はメリットです。土地と建物を合わせた資金計画は、プラン提案時に同席するファイナンシャルプランナーにも相談できます。
まとめ
奈良を拠点とするアートハウスは、耐震等級3と制震ダンパー「MAMORY」を標準とする高い安全性と、カリフォルニアスタイルやホテルライクといった海外テイストのデザインを両立させた工務店です。坪単価55.8万〜75.7万円という奈良の相場の範囲内で、完全自由設計による唯一無二の家づくりを実現できます。HEAT20 G2クラスの断熱や長期優良住宅の基準を満たしながら、モールテックスや天然素材で経年変化を楽しめる住まいづくりも実現できます。
この記事の冒頭で見たように、アートハウスは「評判悪い」「坪単価は高い」というワードで検索されることがあります。しかし一つずつ検証してみると、その中身は「事前の準備・対策で避けられる注意点」「完全自由設計や地域工務店という体制として理解しておくこと」「根拠の薄い思い込み・誤解」に分けられ、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりませんでした。むしろ、口コミの母数が少なく、完全自由設計ならではの価格の動きを知らないことが、ネガティブな印象として目立っていたというのが実態です。
家づくりを成功させるには、ネット上の断片的な評判や数字だけに振り回されず、メリット・デメリットと自分たちの希望をしっかり理解したうえで会社を選ぶことが欠かせません。オプションによる予算超過や工期、アフター対応といった注意点は、契約前の見積もり確認と書面での取り決めで十分に備えられます。FP宅建士・不動産会社社長の立場から総合的に見て、デザインと性能の両立を求め、時間をかけて理想の家を追求したい方には、アートハウスは自信を持っておすすめできる選択肢の一つです。
アートハウス以外にも、海外テイストのデザインや高性能住宅に強い会社はあります。たとえば輸入住宅デザインのロビンスジャパン、高断熱で知られる一条工務店、全国規模の大手住友林業などもあわせて比較すると、より自分に合った住まいのパートナーが見つかるはずです。まずはモデルハウスを訪れ、アートハウスの家づくりを体感してみてください。





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